24/12/03 15:11:38.71 nUXQHKqH.net
>>421
最初に砲塔上に12.7mmを対空用に搭載したのは米軍戦車だが、制空権をとったのでむしろ対地攻撃に用いられ、
ソ連軍もレンドリースで受け取ったシャーマンの12.7mmが、パンツァーファウストを撃ってくるドイツ兵を
隠れている建物の壁や瓦礫ごと貫通して倒せるので、スターリン重戦車等にも自国製の12.7mmを載せるようになった
戦後ソ連軍では高速のジェット機に対し無駄な装備だとして一時廃止されたが、攻撃ヘリの出撃で復活している
米軍では核戦争下でもハッチを開けずに使える銃塔式になるが、実戦では使いにくく車高も上がるので、中東戦争の
対人戦での戦訓からイスラエル軍では銃塔を撤去、車長・装填手ハッチのそれぞれに7.62mmを搭載、12.7mmは
砲身基部上に載せ遠隔操作で発射する、主砲を撃つ代わりの訓練用となるが、これも実戦で使ってみると市街戦で
待ち伏せる敵兵に対し効果があると分かり、現用のメルカバでも7.62mmと併用中