ロードオブヴァーミリオン失敗スレ21at ARCロードオブヴァーミリオン失敗スレ21 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト8:ゲームセンター名無し 10/05/14 07:12:58 tOz3eZsv0.net また絵で釣る商法か 9:ゲームセンター名無し 10/05/14 18:22:01 FILQ/rGE0.net 188 『天啓の行方』 sage New! 2010/05/14(金) 00:55:37 ID:zeYbPxjc0 「ほら、わたしだけを見なさい」 褐色の女が、私を惑わす。 咄嗟に抗おうと額当てを下ろすも、巨体の亀が吐きだす瘴気を浴び続けていたせいか、 ぐずついた額当ては音を立てて砕け落ちる。 「なんじゃ、戦乙女が無様なものよのぅ。ほれ、妾をもっと楽しませよ!」 褐色の女の隣に立つ少女、否、あれは少女の皮を被った化物だ。彼女の繰り出す炎を 浴びた同胞たちは皆灰塵に帰し、逆に歌声を聞いた敵の者たちは、ひとえにもふたえにも 力を増したように猛り狂う。 (く、う。せめて、ゲートさえ、封じられていなければ……) ゲート。それは異界と現世に住まう、我らの絆。彼の者の力が繋いだ、種族をも越えた 絆。 (聞こえる、同胞たちの声が) 目には見えぬとも、すぐ傍に、閉じたゲートを感じる。向こう側から聞こえる、門扉を叩く、 幾つもの音が。 しかし、その扉はきつく閉じられ、眼前に迫る敵を前にして、私一人ではどうすることもできない。 「ふむ……、そろそろ貴様の顔も見あきたぞ。行くのじゃ、カイナッツォ! 跡形もなく蹴散らせっ!」 「ぐへへへへッ!」 幾重にも膨れ上がった亀の化け物が、ゆっくりと近づいてくる。 「……くっ」 その身体からあふれ出る瘴気は、私の足を地に縛りつける。 「く、うぅ」 頭上に高く掲げられた化け物の足。天の陽を遮るそれは、やがて私を永遠の闇に葬り去るのだろう。 (く……、誰か、誰か――) 「きゃははっ、死ぬのじゃぁぁ!!」 私も、私の心も押しつぶされようとした、その瞬間。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch