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恋愛独特の甘い感情や刺激だけでなく、こうした不自由さや欲求不満、そして、限定商品のような刹那主義的な思いが、いわば、不倫の“蜜の味”を作り出していると言えるのかもしれません。
また、そうしたネガティブな感情だけでなく、不倫というのは「奥さんがいながらも私を求めてくれている状態」です。それが不安を掻き立てる一方で、愛されている自分、求められている自分、彼には自分が必要という思いを持つことができます。
これは自尊心を大いに満たしてくれるので、不倫をしている後ろめたさを覆い隠すように、「彼には私が必要なの!」と声を大にして主張してしまうこともあるんです。
でも、これは補償行為。罪悪感を隠すための防衛心理、正当化と言えるのではないでしょうか?
こうした補償行為は本心を覆い隠してしまうので、強がっている心の裏側で、とても傷つきやすくなってしまうのです。
また、彼を失う怖れというのは、不安を掻き立てるものである一方、相手との関係性に一線を引いて付き合うことにもなります。
(「いずれは別れるんだから、深く考えなくてもいい」とか「将来のことをあれこれと悩む必要はない」とか)
すなわち、相手の心に踏み込んだ深い関係を築かずに済んでしまうんですね。
この点ではある意味では不満に、あるレベルでは安心にもなってしまうのです。
(深く関わらなければ、傷つく度合いも低く済むと思ってしまうのかもしれませんね)