10/09/12 10:00:19 1eqwzn180
えーと、俺が言ってたのは、高校の物理で習った話。
虚像:肉眼でレンズを見てレンズの中に見える像。
実像:スクリーンに投影した像。
これをもとに、本来の一眼レフは、スクリーン上に実像を投影しその像を裏から観測してピントを合わせる。
となるわけだ。
マットスクリーンは、まさにこれを実現するためのものであったが、透過スクリーンは虚像を観測するもの。
従って、感光体上へのピントを正確に調整することが不可能であるため、AFが開発される前は、画面中央にスプリット式(画像の一が上下一致したら合焦)、マイクロ式
(ギザギザが消えたら合焦)でピントを合わせていた。
#スプリットとかマイクロは俺が持ってたOMので使われただけかもしれない。
#また当時のOM-1の標準は、マットスクリーンの中央部にマイクロプリズムが実装されており、
#マットでもプリズムでもピントを合わせることができた。
ちなみに
実像を裏から見るマットスクリーンの一眼レフと、はっきりとした虚像を見るレンジファインダーの視認性を比べれば
レンジファインダーが良いのはあたりまえ、だったわけで「一眼レフは視認性がいい」というのは本来の姿ではないわけだ。AFを売りたいメーカーが作り出した虚構w
レフのないデジカメは、センサーに投影された実像をそのまま見るわけで、撮影を目的とするカメラの役割を考えたら、実像を裏から視認していた本来の一眼カメラに回帰してきたとも思えるわけだ。
まあ、「電子回路をとおしているのでそのままではない」に反論はできないが、現在の電子技術では気分の問題だな。