11/12/27 02:03:16.41
けれども幽6号はお気に召さなかったようだぞ!
>特集の「江戸の怪」がいいですね。
>宮部みゆきと京極夏彦の対談では
>耳袋を中心に江戸時代の怪(談)を討論。
>今まで日本や中国の怪談の、つじつまの合わなさ、
>読者を放り投げるぶつ切りのラストが
>どうも納得いかなかったのですが
>それが特徴と言われれば、その通りで。
>(かといって現代の西洋文明に侵されたなかで
>それは通用しないので、現代作家はやらないほうがいいでしょう)
>国文学者の高田衛と堤邦彦の対談もおもしろい。
>短い紙面に好奇心をかき立てられます。
>考証学とか分類からはみ出てしまう文学の奥深さを感じました。
>しかしラストの、東京の東・霊スポットツアーはやや集団ヒステリー的。
>小学生が近所を探検しているのとレベル的に同じ。
>加門七海が参加しているのですが
>それでもこういうレベルになってしまうのは
>媒体的に「紙」の限界があるような気がします。
>加門七海がザ・グレート・サスケと対談しているのはおもしろかった。
>特に加門七海が、座敷わらしが出ることで有名な旅館に泊まり、
>本当に座敷わらしに出会った話。
>これは信憑性がありますね。
>そのほか、怪談が短編や市井から拾ったものなど
>様々に掲載されているのですがどれもどんぐりの背比べ。
>これ! という作品がなく結局、怪談に食傷気味です。