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参院自民党に離党情報 混乱する党執行部 参院のドンの影も
自民党の複数の参議院議員が震災復興関連法案の参院本会議での採決では党議拘束をはずすよう求め、
聞き入れられなければ離党も辞さない意向を参院同党幹部に伝えていることが24日、分かった。
会期延長をめぐる先の衆院本会議でも造反者が出た直後だけに、党執行部は神経をとがらせている。
発端は、かつて参院自民党の実力者だった村上正邦元労相が、22日に同党全参院議員に配布した文書
だった。「参議院自民党の議員に告ぐ」というタイトルの文書では「震災関連法案の審議が遅々として進まない」
と批判、「復興支援に関する全ての法案については、自らの良心に従って政治意思を表明すべきだ」と
呼び掛けている。
複数の自民党参院議員が村上氏に同調する動きをみせ、従来通り党議拘束をかけるなら離党も辞さないと周辺に
語る議員も現れた。
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