11/03/20 23:20:34.52 50XBnkEF
>>681
次に、ご飯の500カロリーと、お菓子の500カロリーを比較します
この場合もやはり、太るのはお菓子の500カロリーのほうです
ご飯もお菓子も、主たる栄養成分はどちらも炭水化物、
一見どちらも変わらないと思えるかもしれませんがどっこい、大きな違いがありまして、
それは単糖類、多糖類の違いです
まず、ご飯のほうの炭水化物は多糖類です
細かい説明はwikiとかグーグル先生に任せるとしまして、
多糖類というのは分解、消化吸収に時間がかかるという性質があります
消化吸収に時間がかかるということは、腹持ちがよく、空腹になりにくいということです
また、血糖値が急激に上がりにくいので、インスリンが分泌されにくいということになります
インスリンというのは簡単に言えば、血液中の血糖値の見張り役です
血糖値が上がりすぎたら、肝臓からインスリンが分泌され、血液中の余計な糖分を脂肪に変えます
ですから、「血糖値が急激に上がる=太る」ということになります
俗に良く聞くインスリン注射というのは、病気でインスリンが出なくなった人に人工的にインスリンを注射することを指します
次に、お菓子の500カロリーについて
これは主に単糖類で構成されます
単糖類は消化吸収が早いため、腹持ちが悪く、空腹になりやすいです
また、血糖値を急激に上げるので、「見張り役」のインスリンが出動して、糖分が脂肪に変わっていきます
ですので、ご飯の500カロリーとお菓子の500カロリーを比した場合、
血糖値が急激に上がりやすいお菓子のほうが太りやすいということになります
一口に炭水化物といっても単糖類、多糖類でかなり変わってきますので、この点ご注意ください