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三陸の養殖ホタテ貝殻使い、農地など除染実験
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農地などの除染に使うため、直径2ミリに砕いたホタテの貝殻
東京電力福島第一原発事故で放射性セシウムが飛散した福島県南相馬市の農地などで22日、
東北・三陸海岸で養殖が盛んなホタテの貝殻を使った除染の実証実験が始まる。
微細な穴が無数にあるホタテの貝殻には放射性セシウムを吸着する効果があるとされ、被災地で安く
調達できる上、化学物質を使わないため環境にも優しく“一石三鳥”の働きが期待されている。
実験を考案した首都大東京の大谷浩樹准教授(放射線防護)によると、放射性セシウムの除去は、
鉱物「ゼオライト」の表面にある微細な穴に吸着させる方法が一般的だが、ホタテの貝殻には、ゼオライト
よりも多くの穴があり、高い吸着力が見込めるという。
今回の実験は、福島第一原発から20~30キロ圏内で暮らす住民の協力を得て住宅の敷地などで
実施。直径2ミリ程度の粒状に加工した貝殻に特殊な接着剤をつけて路上や庭に散布し、掃除機や
ほうきで回収する。
読売新聞 2011年10月22日03時10分
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