07/04/06 14:55:54
基準違反の疑いの米産牛肉届く
厚生労働省と農林水産省は6日、米産牛肉の対日輸出基準に違反している疑いの
ある牛肉が日本に届いたと発表した。輸出書類に記載がなく、現段階で輸出基準で
ある月齢20カ月以下と証明できない。米側は日本向けではない荷物が混じってしま
ったと説明している。両省は出荷した工場からの輸入を停止し、米側に原因の調査
報告を求めている。対日輸出条件に違反している疑いがある牛肉が届いたのは、
2月に続き2例目。出荷したのはカーギル社のドッジシティー工場（カンザス州）。
神戸港に3月20日に到着した牛タン250箱2トンの中に、輸出書類に記載のない荷物
が4箱24キログラム見つかり、輸入業者が動物検疫所などに届け出た。動物検疫所
が残りの荷物を調べたところ、月齢違反や特定危険部位の混入はなかった。米側は
対日輸出基準である月齢条件撤廃を求めているが、日本側は昨年11月に続き2度目
の米出荷工場の査察を実施するまでは、見直し協議にも応じないという姿勢を崩し
ていない。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)