【書評】『デフレの正体』(藻谷浩介・日本政策投資銀行) データで見る日本経済の本当の病状 [10/10/23]at BIZPLUS
【書評】『デフレの正体』(藻谷浩介・日本政策投資銀行) データで見る日本経済の本当の病状 [10/10/23] - 暇つぶし2ch743:名刺は切らしておりまして
10/10/29 06:46:32 Xtijlhkl
ベーシックインカムとか幻想もいいとこ。

日本にお金がありあまってて、持ってる人から吸い上げてばらまけばなんとかなるって
のは、日本が昔GDP世界2位だった時代の幻想でしかないよ。
日本がこれからどうなるかって危機感がなさすぎ。

日銀の個人資産1450兆円ってのを見て、老人はお金を貯めてるんだ、それを
若い人に再分配すればなんとかなる、って思っちゃうんだろうけど、あれは幻想だよ。

1450兆円を日本の学生の貧乏世帯や、日雇いの人、老人の単身世帯まで
全部ひっくるめて割ると、日本の一世帯の標準金融資産は、3000万円あるって
結論になってしまう。
学生世帯、母子家庭、老人単身など貯金のない世帯も多いから、貯蓄を持ってる
人は、4-5000万円くらい持ってるんじゃないか、って幻想になる。

しかし、民間の調査を見るとふたり以上世帯の調査結果はこんなもん。
>金融広報中央委員会(事務局・日銀情報サービス局)が22日発表した2010年の
>「家計の金融行動に関する世論調査」によると、1世帯当たりの金融資産の平均保有額
>は前年比45万円(4.0%)増の1169万円だった。

つまり日銀が定義した個人資産 → 3000万円。民間調査 → 1000万円

なぜ、日銀の数字と現実の数字がちがうかっていうと、日銀の資産は個人の借金390兆円を
引いてないし、過去に払い続けた生命保険や年金の一部も全部加えてある。
さらに自営業者の運転資金なども貯金として全部加えている。
だから、政府が言う個人金融資産が平均一世帯3000万円なのに、ほんとに調査すると
1100万円、って調査になる。
しかも、日本の貯蓄率は毎年下がり、2008年以降は、浪費大国のアメリカより下がっている。

老齢化が進むにつれて生活保護費すら捻出できなくなってくるのは自明。
(今でも税収以上に借金してやっと予算が回ってるだけ)
たとえば国民年金では3-40年払ってもらえるのは月額6万円ちょっとだが、もし10万円
貯金を取崩すとすると、1169万円だと、老後になってたった10年で枯渇。
つまり、日本の平均的な老人は老後に子供に助けてもらえないと生活すらできない人が
膨大に出てくるってこと。
日本は年金の不備を個人の貯金でカバーするってのになってたから、本来政府の特別会計に
積み立てられてるべき年金が、個人の貯蓄になってるから個人資産が大きく見えてるだけ。

つまり、日本ではベーシックインカムをできるような経済状態なんかじゃとっっくの昔になくなってる。




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