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216>> 私は、登記を調べました。鋼管(現在は川鉄と合併しJFE)の京浜事業所の担当者とも話をしました。
まず、一部を除き池上町はJFEが一筆で所有しており、南側(池上町公園から)を東京電力が所有しています。
ご期待ほどのバラックは少なくなり、多少建築基準にそぐわないほど隣接した住宅が数百件並んでいますが、個人で
所有された土地は一切ないとの事です。 問題は、最近都内の大手不動産会社が各占有者に、具体的に坪単価を提示し
売却を求めていることです。
実際、知人間で家が売買された事例はあります。彼らは「住む権利」を売買したと言います。
この集落の発生史は諸説ありますが、目下、JFEとしては、第三者が無断で占有している広大な土地の
固定資産税の負担に限界があること、上記の売買など認めていないこと、川崎市をオブザーバーとして
占有者側からの払い下げ交渉に着くか否かという問題があるようです。
ちなみに、占有者らは、敗戦国日本の私的な戦後賠償として、ただ同然でもらえる者と考えており、かつて一部
の占有者が地権者(当時の鋼管)を相手取り時効取得(20年占有したから自分のもの)を
争ったようですが、結果として占有者は敗訴したようです。
現在の占有者は2世・3世中心ですが、当初、占有を開始したころの人物はほぼ皆無で、
ここ、数十年の間に、前の占有者から売買して入ってきた者が多いようです。
通説では、戦前、日本が半島から強制徴用した朝鮮人(当時は南北なし)労働者が鋼管の
周囲に社宅のようなバラックを建てて住み着き、戦後引き上げ、そこに朝鮮関係者が様々な
ツテで入り込んだと言われています。また、かつて川﨑の朝鮮部落として有名だった 桜本は
今や日本人の町に変わりました。