08/06/15 00:23:50 qNPggX1A
>>103さん、
アヘン戦争のときの清の林則徐のブレーンが、「外国からいいところは
とりいれないとダメ」って本を出したが、科挙のための過度のつめこみで
頭ギシギシな中国のインテリにはピンとこなかったとか。
この本は、黒船時代の日本でひろく読まれ、「文明開化」「富国強兵」を
うながす一助ともなった。今しっかりしないとアジアの他の国のように
西欧の植民地にされちまうぞ、と。
鎖国していても、中国、朝鮮の本は長崎などで訳され、日本中で読まれ、
それらによっても、西洋の事情も伝わってきたようです。
中国人も日本に留学して、中国で禁じられてる本をしこしこ読み、
書き写しては、こっそり中国におくったとか。
(NHK知るを楽しむ 歴史に好奇心 2007年4-5月のテキスト
日中二千年漢字のつきあい 加藤徹)
この本はおもしろかったよ。
後半は、別の学者さんによる、日本と漢方薬についてのお話。
徳川家康が、健康オタクだったこととか。