07/03/14 20:41:32 EBGI+idV
韓国軍当局が2020年を目標に戦略機動艦隊の建設を進めていることが確認された。
機動艦隊は7000トン級イージス艦6隻と5000トン級韓国型駆逐艦(KDX‐Ⅱ)12隻、軽空母に
よく似た形状の大型上陸艦(LPX)2隻などで構成される。特に強力な防空能力を持ち、
世界で最も強力な水上戦闘艦に挙げられるイージス艦を6隻保有した場合米国・日本に次ぐ
世界3位のイージス艦保有国になる。
軍消息筋は13日、「海軍で従来のイージス艦および5000トン級韓国型駆逐艦の建造計画を2倍に
増やした機動艦隊建設計画を進めている。
早ければ今月末までに詳細な計画を決定し、合同参謀本部などの上級機関に建議する予定」と
語った。海軍は特に、アジア最大の上陸艦である大型上陸艦の建造計画を、従来予定されて
いた18年から14年に前倒しする案も積極的に検討しているこれは、中小型艦艇中心だった
従来の海軍力が大きく変化することを意味する。また、離於島・独島(日本名竹島)で発生し得る
中国や日本との海上衝突や、海底資源をめぐる海洋紛争に備える意味もある。
特に今回の計画は、中国が空母を建造する計画を進めるなど、韓国周辺諸国の海軍力増強への
取り組みに対処しようとする目的もある。
中国はイージス艦など6000トンから7000トン級の大型艦艇、新型の戦略ミサイル原子力潜水艦の
建造に拍車を掛けている。また、4年以内に空母を保有する可能性も非常に高いとされている。
また日本も、「こんごう」級(7250トン)イージス艦2隻を昨年建造し、6隻のイージス艦を既に保有している。
韓国海軍は今年から12年までにイージス艦3隻を建造する予定であり、5000トン級韓国型駆逐艦は
昨年末までに6隻を建造した。ただし、韓国海軍が計画通りに艦艇を追加で建造した場合、6兆ウォン
以上(約7400億円)と推定される予算と人員の確保が問題になる。
軍当局は、予算確保のため、次期護衛艦(FFX)、次期高速艇(PKX)など、一部新型艦艇の建造計画を
大幅に縮小または延期し、その予算を活用する方針だ。
URLリンク(japanese.chosun.com)