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戦後世代の御役人考察 その2
つまり、日米構造協議ってのは、省内に残っている戦前の教育の記憶の残滓を
留める最後の学年、1938年生まれが、51歳になり、省内での政策研究での
ヘゲモニーが戦後教育世代に移行し切ったタイミングで仕掛けられたって事なんだ。
で、戦後教育を受けた、戦前の教育の記憶の皆無の御役人たちは、先輩が政策
決定に力を持っていた昭和40年代、50年代ではマグマのように奥深く、自分の
政策を胎蔵し、表向きは、唯々諾々と先輩に従い続け、自分たちが多数派を形成
するようになると、それまで温めていたアングロサクソン的な今日のグローバル
スタンダード仕様に適合する政策を実行に移し始めた、ってのがおれの推理なんだ。
すなわち、戦後教育の世代の高級官僚にはナショナリズムへの罪悪感が日教組に
よって脳の灰白質に刻印されてしまっている可能性すら考慮しなけりゃならん訳だ。
勿論、全員ではないが、かなりな割合で出現している蓋然性がある。