09/02/19 07:58:41
1991年サラエボは、内戦の気配すらない平穏な街だった。
このとき、ユーゴの子供たちをテーマに一つの映画が製作されていた。
題名は 『思春期』
映画の主役は、旧ユーゴ全土から選ばれた13~15歳の少年・少女たちだった。
セルビア人・クロアチア人・イスラム教徒・・・。
さまざまな民族の子供たちは、お互いの民族の違いを意識することなく、
ごく普通の仲のよい友達として暮らしていた。
しかし、撮影を終了した僅か一週間後に旧ユーゴ内戦が勃発した。
子供たちは、敵と味方に分けられ祖国を追われてちりじりになってしまった。
この子供たちは、戦火の中でどんな運命を辿り、どんな思春期を過ごしたのか?
映画を制作したネナード・ディズダレビッチ監督は、当時出演した子供たちをもう一度探し出す旅に出た。
失われたとき ~サラエボ・戦火の中の子供たち~ (1994年) -50分-
URLリンク(www.megavideo.com)
--余談--
ネットウヨや田母神系自衛官は、この子供たちの声を聞き、少しでも健全な精神を取り戻すべきだろう。
君らの近隣諸国民族や日本国内に住む外国人に対する激しいヘイト・スピーチが、何の罪もない
子供たちに、どれだけ深い心の傷を残すか、よく考えて欲しい。