08/02/19 09:55:10
19日午前4時7分ごろ、千葉県房総半島の野島崎の南42キロ沖で、
海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」(長さ約15メートル)が
衝突した。
第3管区海上保安本部(3管)などによると、漁船の船体は真っ二つに割れ、
海上に浮いているという。3管では巡視船を出動させて、漁船の乗組員の
捜索を開始した。このほか海自の護衛艦など3隻とヘリコプター2機で
現場付近を捜索している。
清徳丸は千葉県勝浦市の新勝浦市漁協に所属している漁船。
同漁協川津支所によると、漁船の所有者は勝浦市川津の吉清治夫さん(58)で、
長男の哲大(てつひろ)さん(23)と2人で19日未明にマグロ漁に出たとみられる。
「あたご」は2007年3月に完工。全長165メートル、幅21メートル、
基準排水量は7750トンで定員300人。速力30ノット。日本のイージス艦としては
5隻目。
吉川栄治海上幕僚長は「このような事故を起こし、
誠に遺憾であり、国民の皆様に深くおわび申し上げます。
漁船乗員の捜索に全力を尽くします」との談話を出した。
(2008年2月19日08時59分 読売新聞)
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