06/11/30 17:52:19
★米軍資料流出:次官通達後も私有パソコン持ち込む
米中東軍が多国籍軍向けに出した資料などがインターネット上に流出した問題で、
流出元となった航空自衛隊那覇基地所属の2等空尉が、情報管理を徹底する今年3月の
防衛事務次官の通達後も、部隊内に私有パソコンを持ち込んで業務に使用していたことが
分かった。空尉は防衛庁の聴取に「音楽を聴くためにパソコンをインターネットに
接続したら流出した」と説明しているという。
また、陸上自衛隊中部方面隊(総監部・兵庫県伊丹市)の内部資料も3等陸曹の
私有パソコンから流出しているとみられ、防衛庁で調査を進めている。
防衛庁は今年2月、海上自衛隊の秘密情報などがインターネット上に流出した問題を受け、
守屋武昌防衛事務次官が、私有パソコンでの秘密情報の取り扱いを全面禁止することや、
私有パソコンに保存した必要のない情報の削除、ファイル共有(交換)ソフトの削除を通達した。
しかし、空尉はその後も業務用として私有パソコンを使用し、米中東軍作成の資料や
「注意文書」とされた空自のイラク派遣部隊の勤務報告などを保管していた。
また、ファイル共有(交換)ソフトもパソコンに入れたまま削除していなかった。
防衛庁の調査に、空尉も事実関係を認めているとみられる。
今回の情報流出について、30日午前に開かれた衆院安全保障委員会で久間章生防衛庁長官は
「本当に困ったものです。本人も消したと言っていたのが残っていた。
調査したうえで(業務用の資料の消去を)しつこいぐらい徹底したいと思う」と述べた。
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