08/03/16 09:50:24 bG4zoEJn0
>>228
システムとしては
日本型国民皆保険では 医療者の報酬は
狭義の患者でない人々の支払う保険料および狭義の患者でない人々が収める税に依存している。
狭義の患者である人々の支払う保険料、納める税、および窓口自己負担の占める割合は低い。
低くなければシステムとして成立しない。
(現状は実際成立しそうになくなっている-ことに気がついた人々が増え始めている-ので国保の未保険者が自然増状態にあるわけだが)
現在の保険医療において診療報酬が不当に廉価に抑制されて、価格決定のしくみが正当に働いていない以上、
金銭的対価の支払いを介在させる概念としての”客”という概念を持ち出すのは了解不能だな。
社会的インフラとして需給法則の外で維持していく、というのならば
それは医療者と患者を部分集合に含む社会全体がその維持の義務を負っているわけで
医療者と患者はあくまでも対等であるはずだな。
しかし現実は、そういう理解が社会全体にあるならば、
”お医者様”も”患者様”も、そういう意味不明の日本語は発生しないはずなので
どちらの側にもそういう無理解な輩が現代日本の拝金主義社会に結構な量で存在することは事実としては認めるよ。
最後に単に言葉の定義の問題かもしれないが、
例えば茶席における主と客はかならずしも主が上から目線ということはないし、その逆もない。本来そういうものなんだがな。