09/02/24 23:06:32
>>679
土地がキャッシュフロー上のフェアバリューよりもずっと高い値段で売れるというのは、人口増加期の価値観だよ。
人口が増える=土地の価値は将来的に増加する、ってことだから。
その土地を使った事業による期待キャッシュフロー以上の価格がついてもおかしくはない。
ところが現実はどうか?日本の人口は減少フェーズに入り、農村部に至っては激減の最中。
そこで土地が生み出すキャッシュフローに比べて極端に高い値段で土地が売れるわけがない。
そこらへんが分ってないと、売る側としても適正価格が掴めないだろう。
素人の定年就農者なら、1000万を切れば飛びついてくるかもしれないから、少なくともそこら辺まで下げたらどうだ?
※農地の売買価格は、一般的に土地改良とか圃場整備をして農地として優良になればなるほど安くなる。用途転用が困難だから。
借地料は優良農地のほうが高い。農業で得られるキャッシュフローが大きいから。
売る側は「土地改良済みの優良農地」だから高くて当然と思っている。それは大間違い。