06/03/16 22:55:29 KYNHyGAI0
東北大学病院は現在建築中の東病棟1階フロア全域を占める(高度)救命救急センターを平成18年10月に開設いたします。
宮城県の救急医療を鑑みた宮城県救急医療協議会の答申、および仙台市救急医療事情に応えるものであり、宮城県、仙台市の
「地域救急医療改善業務」の委託を受けるものでもあります。
行政をバックアップとする全国でも例をみない国立大学病院救命救急センターであり、ベッド数20床(うちICU 6床)、重症初療
ベッド2、軽症初療室、手術室(兼内視鏡室)、外来X線撮影室、CT室(地下にMRI室)等が整備されます。
また、人員86名 (医師34名、看護師38名、その他コメディカル14名)の増員を見込み、各診療科との協力体制(増員枠への派遣
医師、診療体制)を構築中です。新しい救命救急センターでは高度先進医療を謳う専門家集団で
ある東北大学病院の特性を救急医療に生かし、ヘリコプター搬送などによる広域地域からの患者も含む重度外傷患者、重症急性疾病
患者の救命および新しい治療戦略の研究を目指します。あわせて、基礎医学との連携による重度侵襲患者の病態解明、
治療への応用も進めていければと思っています。またBLS、ACLS、JPTEC、JATEC、災害訓練、といった救命救急に
関わる教育の拠点にもなる予定です。東北大学病院長も夢が実現される病院作りを目指しています。
東北の救急医療の発展のためにも東北大学病院で共に救急をやりましょう。
現実的にはまだ深刻なスタッフ不足の状況です。年度途中になるとは思いますが、新医局員の募集を行っております。
ポスト等に関しましては、個別に相談させていただきたいと思います。