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新型インフルに鼻からワクチン、聖マリアンナ医科大開発
聖マリアンナ医科大学の清野研一郎・准教授らは新型インフルエンザの発生に備え、鼻の粘膜に
スプレーで吹き付けて使う予防ワクチンを開発した。実用化できれば注射器が不要になるうえ、様々
な系統のウイルスに対しても効果が期待できる。マウスを使った実験で、2系統の鳥インフルエンザ
ウイルスへの感染予防効果を確認した。3―5年以内の臨床応用を目指している。
開発したワクチンは、ベトナムで採取された病原性の強い「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルス
をもとに作製した。免疫効果を高めるため、「海綿」という海洋生物から発見された化合物を補助剤と
して加えてある。鼻の粘膜に投与すると、体内の免疫細胞が活性化されて粘膜にウイルスへの抗体
ができ、感染を防止する。 (16:00)
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