09/03/15 00:26:09
日本の若者の間でミニマムライフ族が増えている。生計と直接かかわるお金を除いてはほとんどお金を使わない人々だ。
懐事情が相対的にゆとりのない20代を対象にし、日経流通新聞が世論調査を行ったところによると34.4%はまったく、またはほとんどお酒を飲まない。
お金がもったいないというのだ。携帯電話は通話より文字メッセージをよく利用している。これも費用がもったいないからだ。こんな傾向が強まり、若い層の平均携帯電話利用料金は毎年減っていることが明らかになった。
また回答者の多数は自動車も必要ないと思っている。維持費がかかるからだ。自動車に関心をもつ20代は53.5%で5年前より20.6ポイントも低くなった。若い層の自動車離脱現象が激しくなると、
日本の自動車会社は彼らを引き寄せるために200万円台のスポーツカー開発競争に入ったほどだ。
“動けばお金”という認識から週末は家にこもって過ごす。43.1%が掃除や洗濯をしながら休日を家で過ごすと回答した。
しかし生活にゆとりはなくても貯金には熱心だ。39.5%は未来が不安だからだと回答した。
毎月10万円以上を貯蓄する人も18.3%に達している。日本の経済が上半期まで33カ月連続上昇曲線を描いているが、
若い層の就職口が依然として不足しているという点を考慮すれば少なくない貯金額だ。
また非正規職と時間制勤労者が多いからか10人中4人は貧民に転落するかもしれないという不安を見せている。
日経流通新聞はこうした現象に対し「消費を減らしながら行動まで消極的になり、交友関係が狭くなるのが問題点だ」として懸念を示している。