07/07/06 22:10:23
かつて国民が「ヤンキー先生」に共感したのは、
「大人(おとな)たちよ、子どもの叫びを正面から受けとめよ」という、
自身の体験に根ざした熱いメッセージでした。
教育基本法改悪の動きに「まず子どもの声を聞け」と批判しました。
ヤンキーだった自分をわが子のように慈しみ、人生を変えてくれた教師が加わる教員組合の運動と歩みを重ねました。
しかし、いまの彼は百八十度違います。子どもの声を聞かずに決めた改悪教育基本法を高く評価し、その具体化に動く。基本法改悪に反対して国会前に座り込んだ教員たちをテレビで「学校に帰れ」と切り捨てる―。
安倍流「教育再生」の露払い役に、かつての「ヤンキー先生」の面影はありません。(