08/12/13 01:03:23
>>43
長文スマン。飛火野耀曰く。
「ぼくの狙いは、小説『イース』がゲームの存在によりかかるのではなく、それ自身の力で自立して存在できるようにすることでした。
もちろんこの作品のオリジナルはゲームの『イース』にあるのですが、今や『イース』とはただ単に特定のゲームを指すだけではなく、
様々なメディアを横断してひろがり、人々に共有される一つの世界の呼び名だと言うべきでしょう。
その意味では、小説化にあたってゲームのディテールに必要以上にこだわることは、かえってその世界の広がりを狭めることになったでしょう。
原型としての物語の周囲には、無数の豊かなヴァリエーションがありうるのです。」