ストーリーを教えてもらうスレ part44at GSALOON
ストーリーを教えてもらうスレ part44 - 暇つぶし2ch410:テイルズ オブ ザ テンペスト
09/03/21 03:48:19 Z7qUklW90
国王の待つ部屋へとやってきた。国王はなんと、少年の姿をしていた。
[生命の法]とは何かと尋ねると、国王は語った。
「[生命の法]とはすなわち、私の世界と繋がる扉を開く法なのだ。
実験の失敗によりこの世界に流されてから幾星霜―。
私は元の世界に戻る方法を考えていた。しかし、[生命の法]はなかなか完成しなかった。
私はまずクーベルに、そして教皇に実験させた。
結果、扉は開き、我が国の住人[スポット]が現れた。
見よ!我が故郷が最も近い今こそ、[生命の法]が完成するときだ!」
国王は[ペイシェント]を使い、頭上に真っ黒な次元の扉を開いた。
その中で真っ黒な[スポット]が蠢いているのが見える。
「[生命の法]なんか、完成させるもんですか!」
だが国王は余裕の表情だ。
「[ヒト]の命をもってしても、[ペイシェント]は精製可能なのだよ。
何度失敗しようと、材料には困らんさ」
「―何てことを!オレが絶対お前を止める!もう誰も死なせはしない!」
国王との最終決戦。厳しい戦いの末に勝利を勝ち取った。
「なぜだ。この私が負けるなど―。お前たちのどこにそんな力が?」
「我々は自分のために戦ったのではない。仲間のために戦ったのだ」
国王は死んだが、まだ次元の扉が開いていた。
「もう一度[生命の法]を使って、扉を閉じるのよ!」
「だけど、もう[ペイシェント]が―」
「オレのがある!きっとこのために持ってたんだ。いいだろ?母さん―」
カイウスのペンダントを使うことになった。
「[プリセプツ]は大丈夫。もう何度も見たから」
アーリアが[生命の法]を執り行い、次元の扉を閉じた。

三ヶ月後。
ジャンナでは[ヒト]と[レイモーンの民]双方が出席する評議会が開かれるようになった。
[レイモーンの民]の代表はフォレストだ。
ティルキスはアーリアを連れて故郷のセンシビアに帰ることになった。
ルキウスは異端審問会を解散させた。
カイウスは以前からの希望で、他の大陸に行って世界を見て回りたいという。
旅立ちの日。ジャンナの港にみんなが見送りに来ていた。
「なぁ、ルビア。お前はこれからどうするんだ?」
「僧になる勉強をするわ。だから、しばらくお別れね」
カイウスはルビアに着いてきてほしいのだが、素直に言い出せないでいる。
「カイウスがどうしてもって言うんなら、あたしも一緒に行ってあげようかしら」
ルビアの方からそう言った。
カイウスとルビアは仲良く船に乗り込んだ。船は次の大陸に向けて出港した。

おわり



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