09/12/06 02:52:58 /87jhx2T0
「…おかべ、ね、それ、おいしい?」
「…貴様が捨てた命(スープ)を拾ったのは俺だぞ。それにやらんと言った。ずず…」
「あ、ああ…」
「…ぷはぁ~。ご馳走様。フッ、貴様はよくやった、もう眠るがいい…」
「…ぅ、ぅ」
「…さて、次は貴様の番だ、お祈りは済ませたか? ククク…」
「え!? こ、こっちも!? もう一杯食べるの!?」
「当然だ。こちらは元々俺のだからな。さて、醤油味に浸され堕ちた天使の味わいはいかほどのものか…フゥーハハハ!!」
「じぃー…」
「はぐはぐ…やはり二杯目はきついな」
「お、オカ…リン?」
「ぶふっ!? な、なんだ助手、気持ち悪い」
「そのー、やっぱり科学者として憶測で物を言ってはいけないというかー、食わず嫌いって良くないと思うのよね?」
「…食いたいのか?」
「…い、いや、その」
「食いたくないならやらn」
「食ーべーるーっ! 食べる食べる食べる食べるわよ!! 食べたいわよこのバカ!!
あーもう何よ! 横でそんなに美味しそうにもぐもぐ食べてたら食べてみたくなるに決まってるじゃない!!
だいたい言いだしっぺは私なのよ!? いいからよこしなさいよもう! バカなの? 死ぬの!?」
「…最初っから素直にそう言え、紅莉栖」
「う゛ぅううぅ~っ」
「まったく、世話の焼ける助手だ。ほら、あーん」
「…え?」
「食わんのか?」
「…えっと、あ、あー…」
「ん」
「………ん」
「どうだ? ラーメンライスの味のほうは」
「…正直、冷めててよくわかりません」
「そうか、まあそんなもんだ」
「…わからないので、もう一口」
「…ほれ、あーん」
「あ、あー…」
「僕らを無視してリア充どもが固有結界を既に形成させている件について」
「えへへ~♪ まゆしぃはなんだか見ていて幸せだからOKなのです♪」
「リア充氏ね」