09/05/30 04:49:46 FJ3+p+is0
>>869>>900
「どうしても・・・ダメなんですか?社長」
「ううむ・・・こればっかりは天海君の頼みでもなあ」
「納得できないですよ!確かに、一緒にオーディションを受けた他の娘からすれば
まだちょっと音程が合わなかったり、ダンスが遅れたり、そういうこともありましたけど!
・・・私だって、アイドルはじめた頃はあんな感じだったじゃないですか。
それを社長や、小鳥さんや、765プロのみんなが、迎え入れてくれて、
一緒に頑張ってこれたから、今ここに私がいるんですよ!!
あの、ティン!と来たって一言で私たちを拾い上げてくれた社長はどこに行っちゃったんですか!!」
「し、しかしだね・・・」
「しかしもお菓子もありません!社長がティン!と来たように、私があの娘にティン!と来たのは理由にならないんですか!」
「お、落ち着きたまえ天海君・・・君の言わんとする事はわかるし、君のあの娘を見極める眼を
疑っているわけでは決してない。・・・しかしだね、残念だが、765プロはもう私一人の会社ではない。
一緒に参加した審査員の人や、入所希望のオーディションを受けてくれた娘たちをも
納得させられなければならないのだよ・・・わかってくれ、天海君」
「社長・・・」
「・・・仕方ない。石川君を頼ってみるか・・・」