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国際親善試合(2009年9月5日)
日本 - オランダ 後半8分
④中村(俊)→⑧闘莉王へと、ボールが渡った場面での、
オランダの守備(ディアゴナーレ)②
・④中村(俊)→⑧闘莉王に、ロングボールが渡ったシーン
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↓
⑧
o
Ⅳ ファン・ブロンクホルスト(左SB)
Ⅸ
Ⅴ デ・ヨング(DH)
→②
↓
Ⅵ メンデス(DH)
Ⅳ Ⅴ⑥ Ⅵ
Ⅸ スナイデル(OH)
Ⅳ
④中村(俊)右SH ②中村(憲)OH
⑧闘莉王(CB) ⑥長谷部(DH)
↓ はドリブルor移動
・⑧闘莉王(CB)にボールが渡ったこの時点で、オランダにとって避けたいのは
自陣内中央にパスを通されることである。
・よって、ここでⅤデ・ヨング(DH)が要求されていること(しなければならないこと)
とは、⑧闘莉王(CB)のボールを奪いにいくことではなくて
(↑日本代表は、必ずここでも突っかけるが、これは原則としてやってはいけないプレー)、
あくまでも中央のスペースを埋めることである。
・そして、その通りⅤデ・ヨング(DH)は、守備的MFの役割を忠実に果たすことにより、
中央のスペースを埋め、⑥長谷部(DH)との間合いを詰めることにより、
⑧闘莉王(CB)→⑥長谷部(DH)へのパスを、防ぐことに成功している。
・そして、Ⅵメンデス(DH)もまた、(勿論ボールを2人掛かりで奪いになどいかない!)
同様にピッチ中央から右へ移動することにより、Ⅴデ・ヨング(DH)とは逆の方向に
もう一本ディアゴナーレを組んでいる。
・これにより、⑧闘莉王(CB)のマークについているⅨスナイデル(OH)を頂点にして、
オランダの中盤には綺麗~なトライアングルが形成されている。