太臓もて王サーガでエロパロ 第二章at EROPARO
太臓もて王サーガでエロパロ 第二章 - 暇つぶし2ch450:名無しさん@ピンキー
07/04/30 01:18:35 YAx9Gapv
>>447
寸止めじゃないのキタ―!!! GJ!!
宏海も矢射子も初々しいのがいいッス! キュンキュンきたッス!!

451:名無しさん@ピンキー
07/04/30 22:30:53 NV4MHTyB
>>447
GJ!キャラがそれらしくていいね。
宏海視点も新鮮かな。

452:名無しさん@ピンキー
07/05/01 23:30:17 orPgp6wW
職人さん方、乙です!

もうすぐもて王が終わってしまうなんてさみしい。
せめてここでは、もて王世界を楽しみたい…

453:名無しさん@ピンキー
07/05/02 02:34:57 gpr8FGky
ネ申が舞い下りたー!!!
禿しく乙です!
連休中は宏海矢射子ではぁはぁしまくろう…最高のGWだぜ…!

454:名無しさん@ピンキー
07/05/02 12:41:15 PMgMiD7/
もて王打ち切りってきいたんだが(´・ω・`)
ジャンプの楽しみがもうジャガーだけか

455:名無しさん@ピンキー
07/05/03 21:52:16 0eRHZiTM
俺、この漫画が終わったらこのスレに仁温投下するんだ

……メモ帳に書き始めるか……

456:名無しさん@ピンキー
07/05/04 20:53:44 OXuDF7Xy
>>455
終わったらと言わず今すぐにでもwktk

457:名無しさん@ピンキー
07/05/05 13:23:14 A1goVduu
>>456
ごめん、無駄に書くの遅い上にエロシーンは思いついたけど
導入部分が思いつかないから遅くなるwww気長に待っててくれると嬉しい


458:名無しさん@ピンキー
07/05/05 17:55:45 Fr0jZyXv
だれか モタスピかいて…

459:名無しさん@ピンキー
07/05/06 13:27:07 ci9in5Je
空中合体!

460:名無しさん@ピンキー
07/05/06 22:01:29 GPyM88TF
保管所更新マダー?

461:名無しさん@ピンキー
07/05/12 20:08:13 Z8WeYUNR
保守

462:名無しさん@ピンキー
07/05/14 07:30:55 HsarETgM
書いてみようかな

463:名無しさん@ピンキー
07/05/14 09:11:18 oLhf++X8
>462
是非是非是非、よろしくお願いします!

464:名無しさん@ピンキー
07/05/14 10:01:49 qrNf1CMB
宏矢射(デス甘純愛系、ネタ多め)投下よろしいでしょうか?
エチシーンは「ムリ!できない(泣きながら駆け去る)!!」なのですが…

465:名無しさん@ピンキー
07/05/14 13:50:10 VJPKttPK
是非読ませてくれ…あれっ?ジャンプ見てたら急に涙が…(´;ω;`)ブワッ

466:372
07/05/15 22:58:31 HYjU0nPg
えと、>>372です。あれからちょこちょこ話書いてまして…
>>379から始まって>>403で終わったの話の続編(2週間~
1ヵ月後くらい?)書きました。
ほのぼの~微エロ クラスなんですが、このスレが過疎ってる
のも寂しいので、勝手に投下させて下さい。
スレ住人の方の許可も取らずにすみません。では、次から行きます!

467:宏海×矢射子 1
07/05/15 23:02:52 HYjU0nPg
土曜日の午前。

休日なのに早朝から悠に呼び出され、頭の中でツッコミを繰り返しながら帰宅する宏海がいた。

…ったく悠のヤロー、また太臓が誤召喚したくらいで俺の反応見てえからって呼び出しやがって!
俺は驚き要員でも解説要員でもねえっつーの!
…でもこれで行かねえとアスタリスクゲートから召喚されそうだし、そうなったらまたオヤジが誤解しそうだしなぁ…
オヤジの件だけでもどうにかしてえから早く家出てーな…
…今帰ったらまた五月蝿そうだし、その辺ブラついてから帰るか…
それにしても矢射子と会う約束してねえ日で良かった…

矢射子と付き合い始めてしばらくたち、日常のふとした出来事にも、つい矢射子の事を考えてしまう宏海。
「赤い悪魔」と恐れられていた彼を知る人には、きっと信じられない変化だろう。
普段表立って感情には出さないが、矢射子の事は、確実に宏海の心の一部分を占めるようになっていた。



468:宏海×矢射子 2
07/05/15 23:05:25 HYjU0nPg
家とは反対方向の繁華街の方に向かって歩き、よく行くゲームセンターまであと少し、
というところで、目の前のビルから、パッと女の子が出て来て、前を歩いて行った。

「…矢射子?」
見覚えのあるミニスカートに、すらっと伸びた脚にはニーソックス、髪型はポニーテールで、
いつものピンクと緑のリボンが、歩く度にふわっと揺れている。
間違いない、矢射子だ。 すぐ先を歩いてるが、まだこちらには気付いていない。
「矢射…」
呼び止めようとして気が付いた。
今出てきたビルって……産婦人科だよな?!

『えええええ?! 産婦人科ぁ?!』
あまりの衝撃に、人ごみの中で大声でつっこんでしまうところだったが、
すんでのところで口には出さずに心の中でつっこんだ。


…それから後の事はよく覚えていない。
どこをどう歩いたのか、宏海は矢射子とよく行く公園のブランコに座っていた。

469:宏海×矢射子 3
07/05/15 23:07:25 HYjU0nPg


「ブランコのりたいのに、あのおにーちゃんが かわってくれないー!」
公園にはブランコで遊びたがっている子供がいた。
だが、目を見開いて脂汗をかき、両手で頭を抱えて黙りこくった赤い悪魔が乗るブランコに近付ける者はまずいない。
いつしか公園からは親子連れの姿は消えていた。

人気の無くなった公園で、宏海は堂々巡りの考えに陥っていた。

いや、まぁその、アレ付けてたけどヤる事ヤったら子供出来ても当たり前で…
気を付けてたけど、万が一って事も無い事は無い訳で…
つか、何で矢射子は俺に一言も相談無しで一人で産婦人科に…
俺がまだ高校生で経済力が無いせいか? それにしたって付き合ってんだし一言ぐらい…
俺が頼りねえと思われてんのか?!
まさか本当に――
それなら、俺は…
いや、矢射子が何も言って来ねえって事は、何も無えって事なのかも…
それにしても…

470:宏海×矢射子 4
07/05/15 23:09:48 HYjU0nPg


堂々巡りも何順目か、答えの出ない問題に行き詰まり顔を上げた宏海は、公園のフェンスの向こうに数組の親子連れがいる事に気付が付いた。
母親は時々ちらちらとこちらを見ているような気もする。 中には、まだ小さい赤ちゃんを乗せたベビーカーを押している親もいる。
「…休みの日に親子で公園…か… ブランコ、占領して悪かったな……帰るか。」
宏海は、ブランコから立ち上がり公園の入口に向かった。 入口で親子連れとすれ違う。
子供の遊び場を占領して悪かったな、と何となく軽く会釈をした。
「おにーちゃーん! ブランコかわってくれてありがとー!!」
背後から、小さい子供にふいに明るく声をかけられて、重かった宏海の心はほんの少しだけ軽くなった。



「宏海!! どこ行ってたんだ! 父さん心配したぞ!!」
うるせぇオヤジ。
「お昼は宏海の好きなカレーだぞ! 福神漬けとラッキョウもあるぞ!!」
食欲ねーんだよ。
「沢山食べないと大きくなれないぞ!!」
これ以上どこか大きくなるならそれはメタボリックだ!!
いつもなら大声で言い返す宏海だが、流石に今日はさっきの衝撃が大き過ぎて何も言い返せない。
「お、今日はやけに素直だなー! いっつもそうだと父さん嬉しいんだがなー!
良い子にしてるとデザートも付けちゃうぞ!」
「………いや、メシいいわ。 俺、今から出かけっから。」
心の中で一々つっこむのも疲れるし、と、宏海は携帯と財布だけを持って家を後にした。
背後からオヤジが色々言うのもいつもの事だけど、今日は何だか酷く疲れる。
…1人で考えててもどうしようもねえし、本人に聞いてみるか…と、矢射子にメールを送った。

471:宏海×矢射子 5
07/05/15 23:11:48 HYjU0nPg


件名:昼メシ食ったか?
本文:今から会えるか? いつもの公園で待ってる。

直に返事が返って来た。

件名:食べたよ!v(≧▽≦)
本文:お昼はオムライス作ったよv 食べ過ぎたかも★ミ 宏海は何食べた?
もー、急に呼び出すの止めてよねv(≧▽≦)v 今から行くけど!


パチン、と携帯を閉じる宏海。
…いつも通りだな… あれは…見間違いか? 見間違いだよな…
宏海はまた考えながら、さっきまでいた公園に向かった。

472:宏海×矢射子 6
07/05/15 23:14:21 HYjU0nPg


公園には、さっきの親子連れどころか、もう誰もいなかった。 きっとみんな昼食に帰ったのだろう。
今度はブランコではなく木陰のベンチに座る宏海。 空は快晴で、風が吹く度に木漏れ日が揺れる。
気温は高めだが、風があるせいかそう暑くは感じない。
矢射子からのいつも通りのメールをまた読み返すと、少し余裕が戻って来た。
そうだよな。 何かあれば俺に一言ぐらい相談するよな。 付き合ってんだし…
宏海が安堵のため息を吐いた時に、

「―ごめん、待った?!」
と自分を呼ぶ声がした。 いつも通りの、矢射子の声…いつも通りの…

いや、違う!!

宏海は、ベンチから転げ落ちそうになるほど驚いた。
矢射子は、午前中に見かけたの女の子と、同じ服、同じミニスカート、同じニーソックスを履いている。
リボンももちろん同じだ。
じゃ、あれは…矢射子だったのか?!

473:宏海×矢射子 7
07/05/15 23:16:01 HYjU0nPg

一方、そんな宏海の様子を見て
んもぅ、私と会えたのがベンチから落ちそうになるほど嬉しいなんてvv
と、ニヤついている矢射子。
2人の考えには実界と間界ほどの開きがあるのだが、まだそれには気付いていない。

「…矢、矢射子…その…」
あまりの衝撃に口をぱくぱくとさせる宏海。
「あ、このブーツ? 欲しくてずっと買おうかどうしようか迷ってたんだけど、さっき買ったとこなのー!
ちょっとヒールあるけど、宏海は身長あるからこれぐらいあっても大丈夫だし… に、似合う…かなっ?」
8cm程のヒールのあるブーツを履いて、宏海の言葉を期待して はにかみながら笑い、くるくると回る矢射子。
「や、止めろ!! 矢射子!! 危ねえだろ!!」
「え? 大丈夫よ、これくらい…」
言いかけたところで、宏海は立ち上がって矢射子を抱き締めた。

474:宏海×矢射子 8
07/05/15 23:18:31 HYjU0nPg

えええー?! ちょっと何よ、宏海ったら真昼間っから…嬉しいけど!!
やーん宏海ったらブーツがツボなの~?! これからデートの時はずっとブーツね!
矢射子の妄想は止まらない。
宏海は矢射子を抱き締めたまま、言葉をかける。
「大丈夫か? どこか具合悪いところはないか?」
「? 平気! あ、でも食べ過ぎちゃって、ちょっと気持ち悪いかも…」
「!! そんなカカトの高い靴でウロウロするな!」
「でもこれ、宏海に見せたくて…」
「…俺は高校生で今は経済力無えけど、でも何でも1人で背負い込もうとすんな!
いざとなったらガッコ辞めて働くくらいの覚悟はあるから!! とにかく危ねえからその靴は止めろ!!」
「……え? 何? え? …何の話??」
ここでやっと矢射子が、話が噛み合っていない事に気が付いた。
「何のって………今日、偶然、矢射子が産婦人科から出てくるトコ見ちまって… だから、その、、アレだろ? 俺と…」
「えええええ?! ちょ、ちょっと!! 何バカな事言ってんのよ!!」
「何がバカなんだよ!! 大事な事だろが!!」
「やっ、だから、違っ… あああああの、その、た、確かにお医者さんには行ったけど…」
「だから、医者行ったんだろ?!」
「…いや、その、あの………せ……生理痛がね、前から酷くてね、一度見て貰おうとずっと思ってて、それで今日やっと…」
「生理…痛? じゃ、妊娠じゃなくて…」
「もう!! 女の子には色々あるのよ!! 勝手に勘違いしといてこんな事言わせないでよ!!」

475:宏海×矢射子 9
07/05/15 23:20:06 HYjU0nPg

鈍い彼氏に言いたくない事を言わされたために、矢射子の目には涙が溜まっていた。
その後は、ブーツ姿を褒めて貰えるのかと思っていたのに、何を言わせるのよ!!という無言の抗議。


公園のベンチに座りなおす2人。 気まずくてお互い正面を向いたままだ。
矢射子はまだ目に涙を溜めて、黙ったまま静かに怒っている。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…という怒りの効果音まで聞こえて来そうだ。

「…あー…、勝手に勘違いして、怒鳴って悪かったな…」
矢射子は表情を変えないまま、ハンカチで涙を拭いた。
「今日、これから、どっか行くか?」
う、全然機嫌直んねえ…
「…そのブーツ、似合ってるな。」
俺に見せたいって、言ってたよな確か。
頭の中で、どう言えば矢射子の機嫌が良くなるか、ぐるぐると考え、ぽつりぽつりと話しかける宏海。
「…ねぇ、さっきの、、」
お、ちょっと声が柔らかくなった。 と思ったら、質問が来た。

476:宏海×矢射子 10
07/05/15 23:21:52 HYjU0nPg
「……本気?」
「ん? 何がだ?」
「あの…『いざとなったら学校辞めて働く覚悟はある』って言ってたの…」
そんな言葉が自分の口から出てたのに驚いた。 無意識に出た本心ってヤツか?!
「ま、まぁ…な。」
チクショウ何確認してやがんだコイツ。 心なしか俺の耳が赤くなってるような気がする。
「……びっくりした。」
自分でもびっくりだ。
「…でも、嬉しかった。」
そう言って、ゆっくりと花が開くように笑う矢射子。 凄く可愛いな、コイツ。
「そ、そうか… まぁ、2人で生命に関わる事したんだから、な。」
矢射子は、赤くなって下を向いた。

そういやあの時の矢射子は、可愛くて柔らかくてエロくて良い匂いがして、
壊れそうだけど本当は強くて温かくて…

…俺しか知らない、矢射子。

477:宏海×矢射子 11
07/05/15 23:26:44 HYjU0nPg

何もまとっていない身体も、唇からこぼれる吐息も、繋いだ手も、細い肩も、流れる涙も、
俺が傷を付けたコトも、全部、俺だけの…

「ちょ、ちょっと!! 何勝手に思い出してんのよ!!」
「? いや、よく思い出してたって分かったな?」

矢射子の顔は益々赤くなる。
だって、あたしも思い出しちゃったから…なんて、言える訳が無い。

あの時の宏海の、間近で見た、鍛えられた身体と、体のあちこちで感じた唇と手の温かさと、
荒い息と、涙を拭いて頭を撫でてくれた手と、抱き締めてくれた腕と…

「もう!! 知らない!! エッチ!!」
自分の事は棚に上げて、宏海を非難する矢射子。
「それより…避妊には気を付けたつもりだったけど…これからはもっと気を付けるわ。
だから何かあったら言えよ。」
矢射子の耳元で囁く。
急に耳元で囁かれて、矢射子は一瞬両目を瞑って、ビクッと首を竦めた。
少し震えて涙目になってるのが妙にエロい。
そして、顔どころか手まで真っ赤にしている。 こういう時は大抵、暴走する一歩前だ。

478:宏海×矢射子 12
07/05/15 23:29:33 HYjU0nPg
「そ、それならね、お医者さんがね、生理痛酷いならピルを飲んだら軽くなるケースもあるけど試してみる?
って言ってて…」
ピルに避妊効果があるのは俺でも知ってるけど、まさかこう来るか?!と思ったら矢射子は目を白黒させてるし。
コイツ絶対何も考えずに医者から聞いたままを喋ったな。
「……えらく…前向き…だな…」
矢射子の言葉に、こちらもつい、思った事がそのまま口をついて出た。
「え? いやあの、あの、そうじゃなくて。 いやそうなんだけど、あああああの…」
「いやまぁ、無理しねえでいいから。 とりあえず、嫌だったんじゃなくて良かった。
この前は痛いだけだったんじゃねえかと…」
全部言い終わる前に『ボカッ』と鈍い音がして、宏海の脇腹に矢射子のパンチがヒットした。

「~~~~ってぇ……」
女の子とは言え、討魔師としての力を持つ矢射子に殴られると、鍛えていてもそれなりに、
いや、かなり痛い。
「こ、こ、こ、公衆の面前で、何恥ずかしいコト言ってんのよ?!」
「…今は俺とお前しかいねーぞ、ここ。」
「~~~~バカッ!! と、とにかく、勝手に思い出さないでよっ!!」
「悪りぃ悪りぃ。」

479:宏海×矢射子 13
07/05/15 23:31:42 HYjU0nPg

笑いながら、顔に持って行った手の間から見ると、矢射子が涙目になって、
もうどうしようもなく焦っているのが良く分かった。 全く、コイツといると退屈しねーな。

それから、公園を見渡して、誰もいないのを確認して、
「矢射子。」
と声をかけて、キスをひとつ。

矢射子は、真っ赤になったまま、驚けばいいのか怒ればいいのか、
泣けばいいのか笑えばいいのか分からなくなったらしく、
その全部の表情をして、口を開けたまま固まってしまった。


…可哀相だから、今日はこれぐらいにしといてやるかw

480:372
07/05/15 23:37:44 HYjU0nPg

…以上っス! ほのぼの~微エロクラスを勝手に投下して悪かったっス!

改行が微妙なのは「長過ぎ」とエラーが出た為です。
アク禁かからなくて良かった~ では、失礼しました!

あ、最後に…「もて王」という漫画に出会えて幸せでした!
最終話の「おはよー 宏海v」の笑顔にキュンキュン来ました!
宏海パパと対面する矢射子も見たかったけど、アンケ3枚と
(ジャンプ3冊買ったよ!)ファンレターも出すから赤マルを期待します!
大亜門先生もこのスレの皆様もありがとうございました!

481:名無しさん@ピンキー
07/05/16 00:07:23 Xe9LaWvH
GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGJ!!!!
二人らしいわ微エロだわでご馳走様でした!
最後になんて言わずにまた投下してくれ!待ってるよ

482:名無しさん@ピンキー
07/05/16 00:12:59 5C7nfjkw
乙!!

483:名無しさん@ピンキー
07/05/16 00:51:03 kWFDEIpq
ありがとうありがとうGJ過ぎるよハァハァしたよ!!
自分はずっとここに居座り続けるっす!
次回投稿を待ち続けるっす!

484:名無しさん@ピンキー
07/05/16 04:37:37 sd3ZCv2e
GJ!!!!!!!
良すぎる…!!ありがとう…!!!いいもの見れてよかった!!

485:名無しさん@ピンキー
07/05/16 04:38:19 sd3ZCv2e
sage忘れた…スマソ…

486:372
07/05/17 00:18:54 8AvJKCsa
GJありがとうございました!!
でも多分エロはもう、ムリ!!出来ない!!(泣いて逃げる)


「もて王」エロパロ保管庫管理人様へ
自サイト(微でもエロはココに投下した2件しか無いです)には
「無断転載禁止」と書いてますが、もちろんココには自分
の意思で投下しましたので、こちらの保管庫に他の方と共に
納めて頂くのを楽しみにしております。 では…

487:名無しさん@ピンキー
07/05/18 22:05:53 uM7jBIss
保管庫更新してよ

488:初代スレ483
07/05/20 01:04:52 H6oKdhAG
全て更新しました、お待たせしてしまって申し訳ありません。
住人の皆さん、職人様方、ごめんなさい……
特に>>291さん、せっかく掲示板に投下頂いたのを
ここまで収録長引かせてご迷惑お掛けしました。

ここまで時間取れなくなるとは……
初代291さんはまだなのかなあ……。
一応引き受けたからにはやらせて頂く所存ではあります。
更新途切れがちになるかも知れませんが…頑張ります。

489:名無しさん@ピンキー
07/05/20 01:25:08 QR1fZYxT
管理人様、いつもご苦労様です!
職人様方も管理人様もそれぞれご都合があるのですから、
マイペースでやっていただきたいと思っています。

それにしても、本当に初代管理人様の消息がないのが心配です。
年末頃にお帰りになるという話だったのに…。

490:455
07/05/20 09:11:27 B8nfR1dA
仁温SS完成しそうだけど中田氏かぶっかけかで迷い続けてる…
狼仁露の設定考えるとどう考えても生だしなとか真面目に考えてる俺テラチキンwww
君達の意見を聞こうッ!

491:464
07/05/20 11:48:06 pmKQitaR
正直、神が多すぎて挫けそうですが…そんな自分に負けたくないッ!!!
宏海×矢射子「これからの あなたへ…」(エロ抜き)行きます!ボチボチと…

プロローグ1 百手矢射子の独白

こんな事 少女漫画かテレビドラマの中でしか無い事だと思ってた。

あの日 堂々とした背中を見るまでは。
あの時 揺るぎない決意に満ちた言葉を聞くまでは。
そしてあの時 長い間言いたくても言えなかった名前を口にするまでは。

…どうしよう。
――あたしは
     阿久津宏海に二度恋をしてしまった――


プロローグ2 阿久津宏海の煩悶

一寸先は闇。 イヤ、今の状況がそうってワケじゃなく。
まったく世の中何が起こるか分かったもんじゃねえ。

ド直球の大暴投を顔面にぶつけられたその翌日
投げた当人(ソイツ)はオレの彼女になり、現在付き合ってる というのだから…。

あの日の選択を間違ったなんて気持ちは微塵も無い。
が、それならここ最近 オレの中にわだかまる不可解な感情は一体何なのか?
       ――答えは 未だに出ない――

492:宏海×矢射子「これからの あなたへ…」(エロ抜き) 1
07/05/20 12:35:04 pmKQitaR
「悪ィ!遅くなった!!」
「ううん気にしないで 時間内だから…
 …待ち合わせ時間に前後1時間でも幅取っといて正解だったみたいね」
「どこの部活の常識かは知らんが そいつは同感だ。
   あの太臓(ヤロウ)… 
 『べぇっつにィー ただ呼んでみただけー』だなんて
 とうとう嫌がらせで召喚仕掛けてくるようになりやがってな…
 いつ何処でド
     『 阿 久 津 宏 海 』
         ぞくり。
(ウワサをすればドッペルゲンガーかよチキショォオオオ!!!)
その場に立ち尽くして憤る宏海に「振り向かずに三、四歩前に進んで」と矢射子。

     『 阿 久 津 宏 m
   「 さ せ る か ァ !!! 」

裂帛の怒声と ドグシャアと何かがつぶれる音に 
何事かと振り向いた道行く人々が、皆一様に顔面蒼白となった
…特に男性が、前を押さえて。
「これでしばらく 呼ぼうだなんて思わないわ…
   さっ、行きましょ♥」
何をしたかは敢えて訊くまい、と こめかみに縦線を浮かべつつ 宏海は思った。

~一方、その頃~
「ふぐぅぅうう、オ、オレのビッグブラストがぁああぁぁぁぁ!!!」
「気を確かに王子!あなたのはどう大きく見積もってもレプラカーンでしょう!!」
太臓は悶絶し、側近の悠は何気に失礼な事を言っていた。

493:名無しさん@ピンキー
07/05/20 18:04:01 48a9UfNr
>>491-
ちょ、光画部時間w先が気になるぜGJ!

>>490
サー!どっちかっつと中がいいであります!
ただ欠片ほど残った理性がぶっかけを選ばせたとしても萌えますサー!

494:名無しさん@ピンキー
07/05/20 20:23:52 B8nfR1dA
>>493
サー!そんな事言われると余計迷いますサー!w
とりあえず今日一日考えてみますサー!
投下は今週の週末か運がよければもう少し前になると思いますサー!

495:名無しさん@ピンキー
07/05/21 00:33:06 QWgKkoze
中がいーなー。

496:名無しさん@ピンキー
07/05/21 15:41:05 XqAGKkZT
保管庫更新乙です!

そして>>490は中田氏きぼん

>>491続きwktk

497:名無しさん@ピンキー
07/05/22 22:36:23 Nv4MpPEl
宏海矢射子宏海矢射子

498:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 2
07/05/24 11:58:49 Y6F9xuWJ
とにかく落ち着いて話が出来る場所へ、ということで双方合意の下
行き着いた先は『カフェ・ドゥ・マゴ』店内。
窓際はヤバいからと一番奥のテーブルに陣取り、運ばれてきたコーヒーを飲む。

「ちょっとミルク取ってくんねえか?」
「(え!?ミミミミルク!!? あ ああ コーヒーミルクの事よね わかってるわよ うん)は はい」
「サンキュ(まーた変な事考えてたな…)」

コーヒーに砂糖を入れながら 矢射子は考える。目の前の彼氏の事を。
(あぁ…やっぱり素敵だな 宏海…
   優しくて 強くて 格好よくて …
   凛々しい眉も、意思の強さと優しさが同居した目も、
   通った鼻筋も、引き締まった口元も、逞しい体も、今はその全てがあたしの……うふ。うふふふふふふふふ………)
「……イコ…やいこ…矢射子! オ イ 矢 射 子 !!! 」
「 へ ? 」
「『 へ ? 』じゃねえよ!お前コーヒーじゃなくて砂糖飲む気か!!?」
「え? あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ !!!? 」
飽和状態通り越して、カップはおろか受け皿からさえも溢れる寸前までになったコーヒーに 矢射子はひたすらうろたえた。
そんな彼女を見て 宏海は思う。まったく相変わらずだな、と。

499:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 3
07/05/24 12:18:31 Y6F9xuWJ
「ところで…今日は話があるって、何なの?」
「他でもねえ。今後にあたっての話」
「え?何、やだ、いきなり関白宣言!?」既に矢射子は耳まで真っ赤っかだ。
「 ち げ え よ 。
 ウチの家族に関しての 面倒臭くてもクリアしとかなきゃいけねえ諸々の問題だ。」

そして宏海は話した。
矢射子が「一度会ってみたい」と言った人物が
自分に対する常識外れなまでの独占欲と 支離滅裂な思考パターンの塊で
それが元となって母と別れ 妹と自分とを離ればなれにし 更に自分をグレさせ
事実上、阿久津家と言う『自分自身の城』を たったひとりで崩壊に追いやりながら何の自覚も無い
ある意味 間界人以上にタチの悪い奴だと言う事を。
妹は妹で、ドキ高入学早々 自分が佐渡あいすと両想いだなどと勘違いし、それが未だに継続中だという事を…。

「と言うわけだ…」宏海はゼェハァと肩で息をしている。
「間界人関連抜きにしても 色々抱え込んで来たのね
           (こりゃ最凶の舅と最恐の小姑だわ)…」 
「解ってくれて何よりだ。
 まあ親父の事はこの際さて置いても 当面の問題は伊舞…妹だ。
 ただでさえお前、妹には 最 悪 の 第 一 印 象 抱かれてんだから」
矢射子の頭に『 ゴ キ ブ リ 』『 毛 虫 』『 討 ち 入 り 』『 血 ま み れ 』と書かれた矢印がガスガス突き刺さる。
「あぅ…その件に関しては 重々、厳粛に受け止めてます…」
「伊舞もあれで 思い込んだら結構、依怙地だからな…一体全体 誰に似たんだか」
( あ ん た に も 似 た 事 は 間 違 い な い わ ッ !!! )心の中で『内なるヤイコ』が ビ シ ! と宏海を指差す。
「アイツに期待するしか無ェのか…?不安この上ねえが…」
「???…誰のこと?」
「そう言や まだ話してなかったか…
 オレ達が付き合ってる事 とうとう学校内でもバレ出したっての。
 …予想外…いや ある程度予想はしていたが 考えたくはなかった所から 徐々にな…」

500:名無しさん@ピンキー
07/05/25 01:02:41 k/8ww3/P
>>498-
|д゜)<GJ!&続きwktk

501:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 4
07/05/27 10:08:12 RQUQ4vil
幕間 阿久津宏海の回想 ~ジョジョ部の昼休み(前編)~

某日、昼休み 3-Eに溜まるJOJO部メンバー達。

メンツも何とか集まり、部活として正式に承認され、ついでに有藤も顧問として迎え入れ
順風満帆と行きたいジョジョ部だが、いま一つの問題があった。
部室をまだ決めてない、という事だ。
ゆえに毎日 文字通りの『奇妙な冒険』を続けている。

(一昨日は視聴覚教室でビデオ鑑賞会、昨日は体育館でラジオJOJO体操…で今度はゲーム大会だぁ!?
 どんどんこの部活の実体が掴めなくなってくな…)
窓のサッシに腰掛けパック牛乳を飲みつつ、そんな事を考えていた宏海に てくてく近づいて来たのは麻仁温子だった。
「あの~~阿久津くん ………ちょっと訊きたいことがあるの でも驚かないでね
 元生徒会長の………百手さんと『付き合ってる』って…………ホント?」 
その上体を段々と後ろに傾かせ シパシパ腕をバタつかせ 遂に宏海は窓からズッこけ落ちた。ここが一階だったのが不幸中の幸いか。
「 何 で 麻 仁 が そ れ を ォ !?
 太臓かッ!?悠か!!?それともあの陽子(スピーカー)の仕業かッ!」
「あ…あわてないで阿久津くん」
しかしてその答えはまったく別方向から返ってきた。
「私よ」
「 翠 ィ ィ ――― !!? 」

502:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 5
07/05/27 10:13:53 RQUQ4vil
幕間 阿久津宏海の回想 ~ジョジョ部の昼休み(中編)~
「わりい、ちょっと待っててくれ!」と温子に断りを入れ、
空間削り取ったかのような猛ダッシュで翠に詰め寄る宏海。以下、小声の会話である。
「一体どういうつもりだ!って言うかどーしてお前が…!!!」
「まだまだ青いわね赤毛君(「どっちタマ」)。“あの後”あの巨乳女が私たちに何の報告も無かったとでも思ってたの?」
( し ま っ た ! )
「それにこーゆーコトはね 下手に隠すよりも大っぴらにバラした方が良いのよ。敵味方もハッキリするし」
「敵以外見えてこねえように思えんのは気のせいか?」
「大体アンタ さっきの体たらくじゃ 
 伊舞にだってな~んとなく言いそびれてズルズルベッタリなんでしょーが」
それを言われてしまっては、最早グウの音も無い。
「…私は悠様とネチョネチョシッポリしたいんだけど」
「誰も翠たまの意向や嗜好なんて聞いてないタマ」
「何だったら私から伊舞に伝えたげるわよ?成功報酬は悠様から離れるって事で」
「あくまで自分の為タマか」
「オレが何べん言っても聞きゃしねえものを、お前にどうにか出来んのか?でも女同士ならあるいは…
 …仕方ねえ、お前に一任しよう。ただし変な脚色とかは絶対すんなよ!ってか離れられるもんならオレだって離れてえし!!」
「だーいじょうぶだってば。その辺はあのおっかない雪人にも 散々釘刺されたから」
「佐渡に釘ねぇ…下手打ったらお前、百目ロウソクでも出されんじゃねえか?」
「あら赤毛君も言うじゃない。でもロウソク垂らされるなら悠様の方が…」
「赤毛が言ってるのはプレイじゃなくて拷問タマ!」

しかし宏海は知らない。
翠が“あること”を隠していたのを。
『いずれ宏海自身が直面せねばならん事だ。今はその時じゃない』と 
その時が来るのを 鼻息荒くして待っている誰かさんに口止めされていた事を。

503:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 6
07/05/27 10:25:16 RQUQ4vil
幕間 阿久津宏海の回想 ~ジョジョ部の昼休み(後編)~

「すまねえな、待たして…ああーっと まず結論から言うとな…」
「いいよいいよ さっきの慌てっぷりでよーく解ったから
 …そっか 阿久津くん 好きな人 できたのか…そうなんだ…」天井を仰ぐ温子の目尻に、光るものひとつ。
「麻仁…?」
不意に胸板をトン、と小突かれる。
「大切にしなきゃ、ダメだよ?『ジョースター家の男は生涯 ひとりの女性しか愛さない』んだから」
「ジョースター家がどうとかはともかく、そうするつもりだ(でねえと命に関わる…)」後頭部が 疼いた。

「だったらオレの東方朋子になってよ温子ちゃん!!」
時間にして二、三秒ほどの“間”ののち 振り向いた温子は
「 そ れ じ ゃ あ   て め ー ひ と り で 地 獄 へ 行 き な ! 」
                   キレていた。
「 え え ――― !!? 何この温度差!!!」
「場の空気も読まずに『浮気相手になれ』なんて言われた女性の反応としては
 至極 当然のものだと思いますが?」“若手期待のホープ(笑)”押上仁露が言う。
その言葉の端々に怒気が混ざっているのは 彼が温子の事を部員として、人として敬愛してるが故か
あるいは また別の感情からか。

「(まったく太臓(アイツ)は…)…まあ その なんだ…
 麻仁も 巡り逢えたら良いな …お前だけの承太郎に」
「阿久津くん…
 や だ も ぉ ★ いきなり何言うのよ!!!」
┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨
「 照 れ 隠 し に 突 き の 連 打(オラオララッシュ) !!!? 」

504:名無しさん@ピンキー
07/05/27 18:57:27 WZXGRPvk
>>455ですが
予定より書く時間が取れず投下が遅れますorz
なるべく早い内に投下しようと思うので気長にお待ち下さい

505:名無しさん@ピンキー
07/05/28 00:39:34 MnNU/maE
>>501-
温子イイ!GJ
続き待ってる

>>455=>>504
こちらもwktkしながら待ってます
全裸で

506:名無しさん@ピンキー
07/06/01 01:29:01 UPlTkGMm
|ω;)人いないね…

507:名無しさん@ピンキー
07/06/01 16:08:51 jL3GRpZF


508:名無しさん@ピンキー
07/06/01 22:40:54 rV4Lm9Gu


509:名無しさん@ピンキー
07/06/01 23:27:50 sfaBWva+


510:名無しさん@ピンキー
07/06/02 09:11:53 XEukDSfy


511:名無しさん@ピンキー
07/06/02 22:46:15 gSfIgKpb


512:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 7
07/06/03 03:53:53 QVkwx3SA
( ス キ ナ ヒ ト 、か…
 そう言や、まだ矢射子(コイツ)に『オレ自身の気持ち』っての 言った事ねえな…
 確かに『矢射子の気持ち』は知ったし それは受け入れたが。
 “楽しそうだ”って付き合い始めて、変態連中から守ってやらねえと、って思って…
 だがそう遠くない内に それだけじゃ済まされなくなる時は必ず来るんだろう。
 その時、オレは 『その一言』を口に出来るのか…?)

       「宏海?」
思考の袋小路に陥っていた宏海は シーザーばりに椅子から跳ね上がった。

「え、あ、いや…思い返してみりゃ 
 オレ等ってお互いの事殆ど知らねえで付き合い始めたんだな、って…」
「あたしはそれでも一向に構わないけど。
 だってホラ この先『知ってく楽しみ』が その分増えたってコトだし」
「そりゃまた前向きなこって」
     「もっと 知りたいな…
             今まで知らなかった 宏海のこと いろいろ…」
「ハハハ 元不良の思い出話なんて面白いかどうかだぜ?
 そう言う矢射子こそ どうだったんだよ?小さかった頃とか」
「え?あたし?あたしの小さかった頃は…」

矢射子が記憶の糸を手繰るさまを 暢気に頬杖突いて見ていた宏海だが
その顔が驚愕一色に塗り潰されるのに さしたる時間は要さなかった。

何故って

「あたしの 小さかった…あ…たし……の……ちい………さ……………」

見る見るその体はカタカタ震えだし、鳶色の瞳は青く濁り、
見開かれた双眸からは滂沱の涙が『じょ―――…』と溢れてきたのだから。

「 ト ラ ウ マ ス イ ッ チ 入 っ ち ま っ た !!? 」

513:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 8
07/06/03 04:06:04 QVkwx3SA
「ごめんなさい…あたし…七年以上前のこと…何一つ 思い出せなくなってる…
 太臓絡みの記憶に…上書きセーブされちゃって……」

精神のバランスを保つ為、ヒトの脳は時として 辛すぎる記憶を消し去ったり
心の奥底へと封じ込めたりすると言うが、よもや その逆パターンとは。 

「イヤ謝んのは話切り出したオレの方だ!
 悪かった ホント悪かった!!!」
「それからこの方…アイツへの…恨み辛みだけを…ヒック
 心の支えになんか…グスッ…して来たかと…思ったら…惨めで…悲しくて………」 あとは嗚咽にしかならない。
「あー……」

   泣きじゃくる矢射子を前に、宏海は思う。
(…こんだけ人の心ズタズタにしといて『いくら考えても恨まれる覚えがねー』たぁ ロクでもねえおにぎりだな全く!
 いつか太臓(アイツ)自身の口から“自分の良いところ”ってのを訊いてみてえモンだぜ…
 小一時間考え込んだ末に 頭から煙上げてブッ倒れるってのに 千円賭けても良いけどなッ!!!)

~一方、その頃…~
「 ぶ は く し ょ ! へ ―― っ く し ょ い !!!ッキショーめぃ…誰だ噂してんのは!」
「おや王子。二連続でクシャミとは 誰かの余程深い恨みを買ってるんですね」
「 オ レ が !? 誰 に !!? 何 で よ !!! 」
   心外以外の何でもなさそうに声を荒げる。
「…まあ『激しすぎる憎しみは 片思いの恋にも似ている』とも言いますけど」
「なーんだ、やっぱそっちか。イヤよイヤよも好いの内ってヤツ?
 オレの事しか考えらんない??オレだけが心の支え???いやー参ったなぁぁ!!!」

『イヤよイヤよは心底イヤ』な噂の発信源が聞いたら憤死しかねない事を言い、
太臓は顔面筋肉をデレデレに緩ませて悦に入っていた。
   そんな主君を横目に、悠は思う。
(…甘いな。この王子が四半刻(約30分)と保つものか。二千円賭けても良い)

514:名無しさん@ピンキー
07/06/03 18:34:00 77rWndMB
キテターーー!!!

515:名無しさん@ピンキー
07/06/04 08:07:29 AhbqZmP5
イイヨイイヨー(・∀・)

516:名無しさん@ピンキー
07/06/06 23:22:53 aO/BO3rk
サマンサと実況されながらセクロス





そんな内容のブツを待ってはや何ヶ月か…orz

517:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 9
07/06/07 10:57:08 UFaYUMhK
後日、宏海は件の考えを実行に移し
『賭けはお前の負けだ』と
訳も分からず悠に千円ふんだくられるのだが、それは余録。
今はそれどころじゃないのだ。

(どうしよう…涙が止まらない…
 このままじゃ『ピーピー泣く女は嫌いだ』とか言われちゃう…軽蔑されちゃう…
 あ…駄目…そんな事考えたら…また涙が……)
矢射子はすっかりネガティブオバケに取り憑かれていた。

(…しっかし よく泣くな…
 鼻血噴いたり剣振り回して暴れたりとは まるで印象が違…ん?
       待 て よ 。
 “そーゆートコ”にばっか気ィ取られて来たが 
 コイツひょっとして ずっと泣いてきたんじゃねえのか…!?
 あのバカの事だけじゃ無しに オレとの事でも…?)

『逆に他の人じゃなくて よかったっていうか…』
『ホントよ…いつも暴走して…空回りで…
 しかも相手は全然 気持ちに気付いてくれないし…』
『あたしも よく誤解されてる…』

宏海の記憶の中、まばらに存在していた“ 点 ”が今、一本の“ 線 ”になる。

以前 誰かに『お前は女心がわかってねー』だの『お前はデリカシーがない』だのと
そいつ自身を全く省みない口を利かれたが…

( な ん て こ っ た 。 これじゃあ太臓(あのバカ)の事を笑えやしねえ…!!!)

518:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 10
07/06/07 11:06:47 UFaYUMhK
兎に角、ここは“なんとかなる”のを期待する時じゃなくて
   “なんとかしなきゃいけねえ”って時だ。
そう自分に言い聞かせ、宏海は必死の思いで言葉を紡ぐ。
「…なあ。
 オレ達の関係ってな 要するに…
 まだ買って間もないノートみてぇな物なんじゃないかって気がするんだ…」 
それを聞いた端から
   「…そんな…『全部 白紙に戻そう』なんて…」と
ハンカチで顔の下半分隠しながら 鼻をズビズビ言わして涙ぐむ矢射子に
   「 だ か ら 違 ェ っ つ の 」 思わずツッコんでしまう。

お前通知表に『人の話は最後まできちんと聞きましょう』って
最低でも一回は書かれたクチだろ、とは流石に言えなかったが。
それが更なる地雷を踏むって恐れがある以上は。

「つまりな…お前がさっき言ってたのと似たような事言うが、
 これから先の嬉しい事とか 楽しい事とか
 一緒に 書き綴って行けたら良いんじゃねえかってこった」
     (これから…一緒に……?)
「そりゃまあ 太臓たち(バカども)に落書きされちまうコトもあるかも知んねーけど
 そんなモン圧倒しちまう位 沢山…って、
 今度は何が悲しいんだ…?」

519:名無しさん@ピンキー
07/06/07 21:49:51 Q+S+vDhP
ちょ、いいとこで!GJ!

520:>>455=>>494=>>504
07/06/09 21:57:08 hPEdNWhN
素晴しいSSの直後で少し気が引けますが、本当に長らくお待たせしましたッ!
予告していた仁露×温子がようやく完成したので投下させていただきます。

ジョジョ部部長を務める超ジョジョマニアっ娘をエロパロに使う事は出来るのか?

獣姦と純愛を両立させる事は出来るのか?

出来る 出来るのだ

正気にては職人成らず エロパロ道はシグルイなり

では、次レスからどうぞ↓

521:仁露×温子 狼なんか怖くない
07/06/09 21:58:43 hPEdNWhN
とある奇妙な冒険譚をこよなく愛する少女、麻仁温子。
そんな彼女が3年になって創立した部がジョジョ部である。
『亀を部室で飼う』
『文化祭に向けてチーズの歌のバンドを組む』
『グラスのワインを零さないように体育の授業を受ける』
ジョジョを語り合ったり読んだりこんな感じの活動をしながら、彼女と部員達は楽しくやっていた。
そして時はあっという間に進み、もう暑くなってくる季節になった。
今日の活動も終わって皆解散して、日も暮れてきた頃に廊下を慌てて駆ける一年生…間界人がひとり。
「わ、わ、わ、忘れ物!早く取りに行かないと…」
珍しく忘れ物をしたので同居人二人を先に帰らせて取りに向かっているのは脳噛ネゲフンゲフン押上仁露。
息を切らせて部室の扉を開ける。当然、もう部室には誰も居ないだろうと思っていた。
「……あ……?」
部室には誰もいなかった。『彼女』を除いて。
『彼女』は、開いた窓から外を眺めていた。
夕陽に照らされたその姿はいつも以上に眩しく、まさしくあたたかい輝きの中にいた。
仁露は思わず息を呑んだ。なんとなく、邪魔になると思った。
このまま「ごゆっくりぃ!」とか言って出て行きたいような気分に駆られたが、それも出来ずに立ち尽くした。
どの位彼女を眺めていただろう。数分か、数十秒か、それともパスワードになりそうな程の刹那か。
一点に夕焼けを眺めていた『彼女』が、彼の方を振り向いた。
「…あれ?どうしたの、押上くん?なにかお探しかね?」
「あ、いえ…その、すみません、部長」
「謝る事はないと思うけど…」
『彼女』…ジョジョ部『部長』麻仁温子は、不思議そうな表情で仁露を見つめた。
「僕は…忘れ物を取りに来たんです」
「ああ、あったね、そんなの。これでしょ?」
そう言って温子はテーブルの上に置いてあった忘れ物を渡す。
「あ、ありがとうございます。それと…」
「もー、駄目だよ、こういう時はちゃんとディ・モールト・グラッツェって言わないと。
 今度から気をつけてね?で、それと…何?」

522:2
07/06/09 21:59:40 hPEdNWhN
「あ、いえ、大した事ではないんですが…その、何でまだ残っているのかと思って」
「ああ」
その問いに温子はふっと笑って、また夕陽が差し込む窓の外の方へ向き直った。
「私、三年生だからもうすぐ部活動終わっちゃうでしょ?
 百手くんと阿久津くんと安骸寺くんと笛路さんもだけど」
風が窓から部室に吹き込んで、温子の髪がなびいた。
「だから…もっと見てたいと思って。ここの風景、全部」
そして温子は少し寂しげな表情で、また仁露の方を向く。
「私ね、今まで本当に気が合う友達ってあんまりいなかったんだ。
 だから、ジョジョ部のみんなと活動してたこの3ヶ月間は楽しくて…
 あまりにも楽しかったから、時間が過ぎるのが『加速』してるみたいに早かったよ」
仁露は胸に痛みを感じた。
(………そんな顔)
そして、温子はいつもの笑顔になる。
「私、ジョジョ部のみんなに会えて本当に良かったって思ってるよ!
 もちろん、押上君にも。あんなに凄いの見れちゃったしね!」
『明るい』と言うより『無邪気』と言った方が似合うような、愛らしい笑顔。
初めて出会って、恐れられ忌み嫌われる姿を受け入れてくれた時からずっと、変わらない笑顔。
その笑顔が胸を更に痛くする。
(そんな顔、しないで下さい)
これ以上思い込めなくなってしまう。
彼女に抱くこの感情は、受け入れられた嬉しさによる擬似的なものだと。
必死で自分にそう言い聞かせてきた。
擬似的なものなどではなく本物だと認める事は、そのまま彼女を傷つける事に直結してしまうから。
「ねえ、押上くん。押上くんはどう?今、楽しい?」
温子が歩み寄って仁露の顔を覗き込む。そして彼の『何か』が、はじけた。
無意識のまま、その小さな肩を掴む。強く、強く。
「押…上くん…?」
驚いたような、怖がっているような声で仁露の理性は再び動き出した。
(限界だ…もう。去らなくてはならない。ここから、今すぐに)
いつも穏やかな仁露の表情が険しくなる。そして、血を吐くような声を紡ぎだした。
「僕は…もう、この部を辞めようと思っています。
 僕はここにいてはいけない。部長の傍に…いてはいけないんです」
朝練の時も、ジョジョ話に興じている時も、何をしていても彼女を見てしまう。
その度に必死になって自分を追い詰めた。この無邪気で明るい、素直な少女の心と体を傷つけたくないばかりに。
狼男の間界人としてのこの能力は自分で制御する事が出来ない。
だから、遅かれ早かれ起こるであろう暴走を止めるためにも、温子からは離れなければならないと思っていた。
ふと、温子が自分の肩に置かれた手を取った。
「押上くん、嘘ついてる」
真っ直ぐ、真っ直ぐに仁露の眼鏡の奥の瞳を見据える。
「だって押上くん、凄く楽しそうだったよ。ここにいたくないなんて思ってない顔してた」
そして取った手に口を近づけ、手の甲にほんの一瞬ほどその唇が触れた。
「この味は…ウソをついている『味』だぜ、押上仁露」
仁露の脳裏に彼女と初めて会った時の光景がフラッシュバックした。

523:3
07/06/09 22:00:14 hPEdNWhN
(ああ、やっぱり。この人に嘘をつくのは…『無駄』な事だ)
「部長には敵いませんね……でも、僕はこのままだと本当に自分が抑えられなくなります。
 僕の『あの姿』を知っているでしょう?あんなものに貴方を傷つけさせたくないんです」
仁露は自嘲気味に笑った。しかし次の瞬間、温子の口からは彼には信じられないような言葉が発せられた。
「知ってるよ…でも、そんな事なんかでいなくなっちゃ駄目だよ!」
そして、その手が仁露の顔に向かって伸ばされた。
「私は大丈夫だから…狼に変身しても、押上くんは押上だから、受け止めてあげたいんだよ」
そして、仁露の理性が…灼き切れた。
その場に膝をつき、その体が震えだす。
「駄…目です…部長、考え直して…僕は…僕は、もう」
一瞬だった。その言葉も言い終わらないうちに、仁露は狼に変身した。
「押上君………きゃっ!?」
飢えきった獣の眼が温子を捕らえ、次の瞬間に彼女を押し倒した。
「え、と、これって…その、つまり…そういう事?」
狼の爪が夏服のシャツを捕らえ、ボタンが弾け飛ぶ。
「『驚かして……すまない』って訳にはいかないんだよね…やっぱり」
少し震える手で『仁露』の大きな手の獣毛を撫で、温子は意を決した。
「…わかった。いいよ、押上君。『覚悟』…するから」
その言葉に答えるように、『仁露』はいきなり温子の顔を舐めあげた。
「きゃっ!?…あ、ちょっ、く、くすぐったいよ」
その様子は、大型犬に「ククーン」とあまえてじゃれつかれている様な光景にも見える。
「あははは…本当にく、くすぐった……あっ」
ふと視線を移すと、『仁露』は彼女のブラジャーを爪で引っ張っていた。
このままだと無理矢理引き千切られてしまうだろう。
一瞬の間に温子は思考を巡らせ、顔を赤らめて呼びかけた。
「…うん、わかった。外すから…ちょっと待って」
その言葉を理解したのか、押し倒していた『仁露』の体の重圧が軽くなる。
彼女は「D・V・D!」と連呼されながらする様に、おずおずとブラジャーのホックを外した。
「…っ」
そして『仁露』は、小さく獣の唸り声を上げてからブラジャーを剥ぎ取った。
すぐさま齧り付くように露わになった乳房を大きな舌で舐める。
「ひゃ…あっ」
ぴくんっ、と温子の体が小さく震える。

524:(不吉)
07/06/09 22:01:31 hPEdNWhN
(くすぐったい…けど、何か変な感じ)
そして『仁露』は胸の柔肌を幾度か舐め、偶然なのかその舌がある『一点』を這った。
乳首ではない乳房の先端部分…温子本人の言葉を借りるとするならば、『星型のアザ』の部分だ。
『アザ』を狼の舌が滑った、その瞬間。
「!?い…っ、きゃあああっ!」
肌の部分を舐められた時とは全く違う衝撃が体に走る。びくんっ、と温子の体が跳ねた。
(な…なにこれッ!?ア、アザのとこ、舐められたら…ビリっときたああああ!って感じになって…)
その反応を感知してか、『仁露』は爪で切り裂かない程度の力で胸を掴みながら『アザ』を何回も舐めだした。
「ひうっ、はっ、やっ、やうううっ!」
あまりにも強い未知の感覚にがくがくと肩を震わせる。
「お…かみ、くんっ、私何か変だよ、アザのとこ…舐めたらっ、ひんっ、あうぅっ」
真っ赤な顔で涙目になって首にしがみついてくる温子。
『仁露』が、彼女そのの乳首をその牙で甘噛みした。
「きゃ…あ、やああああああああっ!」
頭の中で何かが弾ける。
追い討ちのごとく大きな獣の舌に吸い付くように乳頭部を器用に舐め、頭がフットーしそうになった。
「は、あ、あんッ、私、私っ…おかしくなってる、よぉ、ひゃうぅっ!」
最高に混乱している意識の中で、温子は『仁露』が手をある場所に移している事に気付いた。
「あ……ス、カート……?」
外し方など考えられないのだろう、力任せにスカートを引いていた。
この行動が何を意味するのかは、こういった事に疎い人生を送ってきた彼女にも『心』で理解できた。
(そういえば…何かスカートの中もおかしい…)
少し頭が冷えたら、下半身に感じる妙な湿り気に気付く事ができた。
体の熱と心臓の暴走した鼓動が止まらない。もう逃げる事も、戻る事も出来なかった。
一拍置いて、途切れ途切れの声を出した。
「う…ん、わかった…いいよ、押…上、くん…私は大丈夫だから…」
その言葉に答えるかのように『仁露』の動きが止まる。
ゆっくりと金具をかちゃつかせ、温子がスカートを下ろす。
「……あ……」
自分で下ろそうとする間もなく、『仁露』が狼の手で器用に下着を引き下ろした。
改めて自分がボタンの外れたシャツの他には何も着ていない状態になっている事を意識して、
温子は恥ずかしげに身をよじった。

525:5
07/06/09 22:02:54 hPEdNWhN
『仁露』がその花弁に匂いを嗅ぐように鼻を押し付ける。濡れた狼の花と獣毛が秘部に擦れた。
「ひっ!?や…はぁッ!」
そしてべろべろとそこを舐め始める。『仁露』の唾液と温子の蜜とが小さな水音を立てた。
その舌の動きには人間がするそれのチェリーを舐めるような精密動作性はない。
しかし、『経験』のない温子にとってはそれは十分すぎる未知の感覚だった。
「あっ、やっ、ダメ、そこはっ…あ、んっ、ひゃうんっ!」
身体全体がぶるぶると震える。下半身の『そこ』を中心に身体を溶かされているようだった。
舌と獣毛が与える刺激に耐える術はなく、少しずつ、少しずつ花弁から蜜が溢れていく。
「あ……!お、かみ、くん、それ…」
温子はある事に気付いた。
いつの間にか『仁露』の下半身が露出していた。
彼の獣のそれと化した肉棒は猛々しくいきり立ち、目の前の仔ヤギを喰らおうとしていた。
温子の頬が更に熱くなる。こんな状態で現実感があまりなかったが、
それでも『下がスタンド』な場面を間近に実際に見てしまうとかなり恥ずかしかった。
少しだけ沈黙が流れた。そして、温子が『仁露』の腕をきゅっ、と掴む。
当然恐怖はあった。『初めて』は凄く痛いという事位知っている。
しかし彼女はこの瞬間、恐怖を我が物とする『覚悟』をした。
「うん、…大丈夫…。来ても、いいよ。押上くん…」
『仁露』の耳がぴくりと動く。次の瞬間、『仁露』の身体は温子の身体にぴたりと密着した。
そして、獣の肉槍が温子を…貫いた。
「ひぐっ…!くあ、あああっ、痛、痛いッ…!」
花弁が濡れているとはいえ、想像を絶する激痛。温子の目から涙が零れた。
二人が繋がった部位から破瓜の血が流れる。
「あ、あああ、ひ、くうぅっ!」
涙を流して苦痛の声を漏らす彼女の姿が『仁露』の瞳に映った。
理性なくただ欲望のままに動くはずの狼男。
その彼の動きがひたりっ、と止まった。
「押上くん…」
荒い息をつきながらも、温子はしっかりとその『仁露』を見据えた。
「…やっぱり変わってないんだね、そういう気を使って、引いちゃう所…」
そう言って彼女は『仁露』の身体を抱き締めた。
以前苦痛は止まっていない。しかし温子は、優しく優しく笑った。
「こわいのは…いたみじゃあ、ないよ、押上くん…私は大丈夫だよ。
 押上くんの全部、受け止めてあげたいから。…来て」

526:6
07/06/09 22:03:35 hPEdNWhN
クゥー…と『仁露』が喉を鳴らした。少しの間沈黙する。確認を取るかのように。
そして、『仁露』は突き進んだ。温子の身体の、もっと奥まで。
「く…あ、ああ!んっ…ふ、ぁ」
『仁露』は激しく腰を動かした。二人の身体が揺れる。荒い息遣いまでもが溶け合う。
「はっ、くぁ、あああっ、ん…はあんッ!」
苦痛の中に別の感覚が生まれる。その都度、鼓動は早まる。
(これが…『気持ちいい』って事なのかな…?)
温子がしがみつくのも意に介さぬかのように『仁露』の躍動は激しくなる。
それと同時に顔を上気させた温子が声を漏らす。
「や、あ、あああんっ、く、はあ、ふああっ、んうッ!」
ほんの先刻まで処女のそれだった花弁が絶え間なく肉棒を締め付けた。
やがて『仁露』が狼の吼え声をあげ、身体を大きく震わせた。
温子も『何か』が自然と感じ取れた。
――どぐんっ!
「―あ、はあっ、ふああああああああああああああっ!」
『仁露』から一気に最奥をめがけて白濁液が放たれた。
進入した精液がどんどん進入していく。
しばしの間、そこから温子の意識は途切れていた。
どの位時間が経ったのかは正確には判らない。
己の欲望を吐き出しきった『仁露』…いや、仁露がその自分の意識を取り戻した時には日が沈みかけていた。
ぐったりした温子をなるべくそっとしておくように気を使いながら後始末を終えた。
そしてまだ残る夕陽に照らされた『部長』を見つめる。
「部長……」
とうとう彼女の身体を汚し、傷つけてしまった。
いっそ変身中の記憶など残らなければ良かったと切に思った。
自分が悪い事は解っている。自責の念に駆られて泣くのはお門違いだとも思っている。
しかし眼鏡の奥の瞳は潤む。彼女が愛しいと、はっきり解ってしまったから。


527:7
07/06/09 22:04:16 hPEdNWhN
「…お前は次に、『ごめんなさい』と言う」
「!?」
温子が目を開けて薄く笑いながらこっちを見ていた。
「ほら、やっぱり言おうとしてた。いいんだよ、苦しくならなくても。
 私がいいって言ったんだよ?だから、大丈夫」
「…しかし、僕は…貴方に取り返しのつかない事を…」
「いいんだってば。…ねえ、押上くん。私、こういう事するの見ての通り初めてだったんだけど…
 でもね、あんまり…嫌じゃあなかったんだ。これってもしかしたら、
 私が好きって事なのかもしれない。…押上くんの事」
「……え?」
思いがけぬその言葉に、思わず仁露は呆けた表情になった。
温子は今度は顔を赤くして、慌てたように言った。
「あ、ごめんね。何かはっきりした言い方じゃなくて…私、こういう事全然解らなかったから」
そしてその次は、はっと何かに気付いた顔になる。
「ああ、でもどうしよう?承太郎さんと押上くんのどっちを一番にしたら…
 うーん、でもナンバー1よりナンバー2ってホル・ホースも言ってるし…
 えーと、んーと、えっと」
本気で悩んでいる顔。改めてよく表情が変わる娘だと仁露は思った。
子供みたいだな、と思わず笑ってしまう。
「もー、笑わないでよ、真剣に考えてるんだから…あ、そうだ!」
また、温子はあの顔になる。いつもの明るく愛らしい、仁露が一番見たかったあの笑顔。
「もう大分日が暮れちゃってるんだね。…帰ろっか、一緒に?」
「え…い、いいんですか!?」
「うん!さっ、行こう!」
そう言って温子は部室の外へと駆け出した。
そして慌てて後を追おうとする仁露の方を振り向いた。
「…でさ、さっきので私に何かあったら…『責任』取って貰うのもいいかな、
 なんて言ってみたりして…フフ、あはは」
その時の彼女の笑顔は、仁露にとっては二度と忘れられないものだった。
たとえ自分が間界に帰る事になろうとも、きっと、決して。
「……はい」
仁露も駆け出す。そして未だ二人の熱と残り香が僅かに残る部室には、今度こそ誰もいなくなった。

528:8(後書き)
07/06/09 22:09:34 hPEdNWhN
決着ゥ――ッ!本気で遅くなってスイませェんでした。
ドラゴンガールはあの星型の乳輪が弱いんだという電波を受信したので取り入れてみました。
ちゃんと獣…もとい純愛エンドになってるでしょうか?
では、またROMに戻ります。たとえ連載は終わってももて王とジョジョ部が大好きだッ!
ここまで読んでくれてメルシーボークー、閲覧恐縮のいたり…。

追伸:これ書いてる途中で尻尾を使われて二穴責めされる陽子タソとか思いついたけど
    男の方誰にしたらいいか皆目見当つかねぇwww

529:名無しさん@ピンキー
07/06/09 22:41:34 ru80+PLM
>>520
ネ申仁温キタワァ!!
バッチリ純愛かつネタの数々も決まっていて、もちろんエロくて最高であります!

陽子タンは……言い方がアレだが、彼氏として責任とってくれるなら誰でもよさげw
ドラあたりが無難かなあ

530:名無しさん@ピンキー
07/06/09 23:50:58 7LVN2c+Z
GJ!
獣姦と純愛を両立できたと思うのであります!


531:528
07/06/10 09:20:57 Pvfocr71
投下前に確認したと思ったら誤字を発見しましたorz

>濡れた狼の花と獣毛が秘部に擦れた。

×花→○鼻
です。保管庫に載せる際に修正して頂けたら嬉しいです

>>529-530
ディ・モールト・グラッツェ!

532:名無しさん@ピンキー
07/06/10 18:12:16 RJRCjwy6
仁温GJです!

狼『仁露』がクゥー・・・って鳴くところとか、
温子ちゃんが承太郎さんとどっちを一番にしたらいいの?って迷うところとか、
キャラが出ててすごく良かったです!

533:名無しさん@ピンキー
07/06/12 20:25:07 PU8jZ3eD
吉下×烏丸まだ?

534:464
07/06/14 13:57:33 e8tFe9ww
>>528
「グッド!」っス!「ベネ」っス!
「メラメラと…わきのぼってくるこの気持ち…
 これが『仁』てものか」っス!

重なるふたつの『仁』てのにもグッときたっスが
温子の「温」は「温もり」の「温」の字だって心で感じられたっス


それでは自分も続きいくっス。 以前ボチボチペースなのが泣けるっスが。

535:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 11
07/06/14 13:59:35 e8tFe9ww
その胸の前でギュ、と手を重ね 俯いて猶も頬を濡らし続ける矢射子に
困り切った顔で宏海は問いかける。

だが 

「――違うの
         嬉しいの…
 宏海が『これからの事 一緒に』って…言ってくれて…
 今 初めて…恋人同士に…なれたのかな、って…そう思って…
 あたし…宏海のこと 好きになって…本当によかった…!」

矢射子は泣き笑いの顔を上げ、指で目尻を拭う。

「矢射子…」

それまで『ふつうにしてりゃかわいい』とか『黙ってりゃ結構美人』とか
条件付きで思ってきた宏海だったが、この時ばかりは違った。
目の前で喜びの涙を流す彼女に抱いた感情。
   そう それを言葉に表すなら――
         『いとおしい』

536:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 12
07/06/14 14:09:29 e8tFe9ww
宏海の記憶の涯て、眩い白光の中 浮かぶシルエット――懐かしき面影。

(そうか…そうだな。なら、するべき事は一つだ)

「そっち座るぞ、良いか?」
「え…?」
「…答えは聞かねえ」
言うなり席を立ち、矢射子の隣に半身で腰掛ける。

(ホ、ホントに来ちゃった…しかもガラ空きに腕乗せて
 ガードが背もたれで…えーと、えーと……)
どぎまぎして思考の定まらない矢射子に投げかけられる
「いいんだぞ、泣いても」の声。

「…あ…でも…だって……」
「何だよ、泣く女がどうとか言われるだなんて思ったのか?
 オレに言わせりゃ 泣きてえ時に泣かねえって方がよっぽど問題だぜ。それにな…」
「……それに?」
「…ちったぁ彼氏らしい事させろよ」
 頬を掻きながら含羞の笑み。
「…!!……うん」
   頷き、宏海の胸に頭を預け 矢射子は…静かに泣く。

537:名無しさん@ピンキー
07/06/14 22:03:39 gQOzya9W
>>535-
GJ!読んでて顔がニヤけちゃうんだぜw

538:名無しさん@ピンキー
07/06/16 21:11:05 ZBoHwY6A
書いてみたいがシチュが思い浮かばんなあ

539:名無しさん@ピンキー
07/06/17 00:18:19 eEix5QWt
そういう時はエロリップ大先生のお言葉を読み返すといいかもわからんな
書きたいカプが何かにもよるけど

540:名無しさん@ピンキー
07/06/20 02:58:07 ZmiMefSR
エロリップの話も読んでみたいな、妄想オンリーとかで

541:名無しさん@ピンキー
07/06/20 19:42:45 xeZFbkOx
いいなそれw
相手は誰だろ。同僚女教師か?よもや女生徒との危険な情事かけしからん!

542:名無しさん@ピンキー
07/06/23 00:33:12 k8f3tSGZ
そこでルリーダですよ

543:名無しさん@ピンキー
07/06/24 14:58:14 Cm8kdkYD
今頃仁温エロ読んだ!
凄い! すっごく2人らしい!
でもってエロいけど純愛でそのバランスがまた絶妙!! ゴチでした!

544:名無しさん@ピンキー
07/06/27 22:19:42 oakqlwm3
ほっしゅ

静さん×旦那が気になる。夜な夜ないろんなプレイを試してたんだろうなあ

545:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 13
07/06/28 11:39:36 z4qX1cmr
シャツ越しに感じる体温と 鼓動と。
頭に無造作に乗せられたその手に、重さは無く。
ぽん、ぽん、と指の腹で軽く叩かれ そっと撫でられて。
   (宏海の優しさが伝わってくる…)
頭に血が上るより先に、胸の奥が温かさで満たされて行く。

「…おふくろがな」
「?」
「言ってたんだ、おふくろが。

 『どんな理由があっても女の子泣かすような男にはなるな、
   けど もしも大切な誰かが泣いてる時には 
   その涙を受け止めてやれる男になれ』…ってな。

 …何しろガキの時分に一遍聞かされたッきりだったんで
 前半部分だけ漠然と『女子供に手ェ上げんな』ってぐらいにしか捉えてなかった上、
 情け無ェことに“その時が来た”んだって解ったのも ついさっきだったんだけどな
 ――オマケにお前のこと 泣かしちまったし」

546:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 14
07/06/28 11:41:00 z4qX1cmr
(大切に…思ってくれてるんだ…)
更に一層、胸が熱くなるのを感じながら 矢射子が思い出していたのは
“想いが届いたあの日”の夜、旅館の女子部屋での出来事。

(――吉下。
   『おめでとう百手さん。本当に おめでとう!』
 あれこれ手を尽くしてくれて、だけど結局なるようにしかならなくて。
 その分、ちょっと複雑そうだったけど…それでも まるで自分の事のように喜んでくれた。
 ――佐渡さん。
   『そう。よかったわね』
 祝福のことば。はじめての ことば。いつも通りの素っ気無さだったけど。
 ――翠ちゃん。
   『まあトーゼンの結果でしょ!これで悠様への障害ひとつ消えたわ♪』
 …一体 あの根拠の無い自信は何処から湧いて出るのだろう。
 それでもあの娘(コ)の積極性は見習うべき所も…やっぱり止めとこ。
   『創業でこれなら守成はもっと大変タマね。で、翠たまは実質何やったタマ?』
 って言ってた お供のオタマジャクシさんの気苦労が偲ばれるわ…

 ――そうだ。
 あの三人(と一匹)だけじゃない。

 もしも木嶋に あたしの気持ちを見抜かれてなかったら。
 もしも乾が戦い挑んで瞬殺されて、夕利が宏海の こ…股間…蹴っ飛ばしてなかったら。
 …そう言えば卒業式以降 あの二人からのメールがプッツリ止んでる。
   宏海と付き合い始めて 浮かれて気付かなかったけど…あの子達 もしかして…?
  
 たくさんの手に支えられ、時には後押しされて 今、ここにこうしてる あたしがいる。
 応えたい。皆の気持ちにも。その為には…)

547:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 15
07/06/28 11:44:08 z4qX1cmr
「…あのね 宏海…ずっと前から…言いたかった事があるの…
     …ごめんなさい」
「って出し抜けにいわれてもな」
「かもね。でも…謝らなきゃって 決めてたのよ…
 ――あたしが 宏海と…初めて会った時のことを…」

今でこそ 毎日食べたものを携帯メールで遣り取りするほどの間柄な二人だが
その“初めての出逢い”たるや 凄絶を極める代物だった。
現場に居合わせていた ある一人の女子生徒(現在3年生)は 当時の状況をこう述懐する。
       「一言で言えば…流血の大惨事だったわね」
しかもその時矢射子が のちの彼氏サマを前にして
『いかにも血の臭いが染み込んでそう』だなどと言ってしまってたと来た日には…。

「見た目だけで中身まで決め付けて、勝手に誤解して 嫌って…
 何てひどい事言ったんだろうって…そう 思ってた。
 なのに、つまらない意地張って 空回って暴走して 余計ひどい事しちゃって…
 だから…だからね………………………ごめんなさい」

消え入りそうな声で最後の一言を絞り出すその姿に、宏海は
(…ホント、いったい今まで矢射子(コイツ)の何見てきたんだろな…オレって奴ぁ)
改めて思い知る。如何に自分が 彼女の一部分だけしか知らなかったかを。

548:名無しさん@ピンキー
07/06/28 19:48:13 NaDgBRBY
>>545-
キテター!!
翠ちゃん呼びになんか萌え。GJ!

549:名無しさん@ピンキー
07/07/01 11:11:16 2SKruSpe
乙乙

550:名無しさん@ピンキー
07/07/01 17:57:29 qHbX5MDa
「阿久津、彼女できたんだって?」
「なんで谷にまで伝わってるんだ……」
「よし、じゃあ本番の前に筆下ろししとこう!」
「はあ!?」
「修学旅行の時の貸し、まだ返してもらってないしな!」

というネタを思いついたが形になりませんブラザー。

551:名無しさん@ピンキー
07/07/01 18:33:36 vihrJrZW
なんというパイズリトゥヘル…

552:名無しさん@ピンキー
07/07/02 21:03:24 g1sIY49D
そうか、パイズリなら入ってないから浮気になら……ないか?

553:名無しさん@ピンキー
07/07/05 01:27:56 7N6TJpvS
やっぱり宏海矢射子はイイなぁ
原作終わっても好きだ!!!

554:名無しさん@ピンキー
07/07/05 18:39:27 k+Dju4n7
ケサ×あいすまだー?

555:名無しさん@ピンキー
07/07/05 23:17:38 lfvEphOC
百合ものといえばスピンと透瑠も見てみたいな

556:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 16
07/07/06 12:47:12 mMWgjL5s
(そりゃ確かに、矢射子に初めて会ったときは
   『 何 て ブ ッ 飛 ん だ 女 だ 』…って思った。実際1階から2階までブッ飛んで来たし。

 あれは1年の3学期辺りからだったか。
 いきなりワイシャツ破いたのを皮切りに、
 何かってーと 太臓にかこつけてはオレにまで因縁付けて来るようになって、
 オレを前にして鼻血出したり、予測もつかない行動に出たりして。

 然るに、今はどうだ。
 オレの胸ん中で縮こまって、その頃の事を詫びる彼女は
 下手に触ったら砕け散っちまいそうなぐらいに儚げで…)

「…べつに矢射子(オマエ)ひとりが気に病むコトでもねえさ。
 『降りかかった火の粉を払う』やら『妹を守る』やら、いくら大義名分並べ立てたところで
 片っ端から暴力でねじ伏せて来た、ってのァ曲げようもねえ事実だし。
 ましてや お前の気持ちも解ってやれずに
 ひでえ事言っちまったのは オレだって同じか、それ以上だものな。
 おあいこ、ってワケにも行かねーだろうけど、オレからも謝る。
           …ごめんな」

(――ああ。
     宏海は本当に優しい。あたしなんかには勿体無いほどに…)
         …無論、他の何ぴとにも譲る気など更々無い矢射子なのだが。

手の下の頭が もぞ、と動く気配に 宏海が問う。
「ん?どうした…もう大丈夫なのか…?」
「うん。だいぶ落ち着いた…ありがと」
 支えられながらも頭を離し、座り直す矢射子。顔は俯いたままに。
   ―“言いたいこと”は もうひとつ。ふたりで歩いて行きたいから―

557:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 17
07/07/06 12:49:41 mMWgjL5s
「昔はね…『自分に釣り合った彼氏なんか そうそういる訳無い』だなんて
 笑っちゃうくらい傲慢なコト考えてた…」
( あ あ 、 そ り ゃ 知 っ て る 。 ……けど口には出さんどこう)

「 ・・・ で も 今 は ・・・ !!! 」 と、顔を上げた途端に
     目 が 合 っ た 。

   ふたりの間に、暫しの沈黙。
ごくり。という息を呑む音さえもが、異様に響く。
しかも矢射子にとって間の悪いことには、
この瞬間 頭に血が上ってしまったからさあ変態…いや大変。

(どどどどどうしよどうしよ、言葉が続かない…
 このままじゃ宏海の視線に射抜かれて脳細胞ひとつ残らず焼き潰されちゃう…
 でもここで目を逸らしたりつむったりなんかしたら、もう一歩も前に踏み出せない…!!!
 傷付く事恐れてたら、地球が悪の手に沈むのよ!!
 ああッ太陽よ!愛に勇気を与えてェェェ~~~~!!!!)

顔は赤熱、目はグルグル、脳天からは湯気。
百手矢射子、今まさに思考回路はショート寸前、ハートは万華鏡であった。

「あ…」
「…あ?」


「…宏海(あなた)に見合った…私に…なりたい…」

558:名無しさん@ピンキー
07/07/07 15:49:42 oNfsasnc
>>556-
ktkr!
歌詞ネタワロス

559:名無しさん@ピンキー
07/07/08 01:18:27 Z64F6Btu
うほっGJ!!
毎回楽しみだぁー!!

560:名無しさん@ピンキー
07/07/13 00:33:10 APFIFL6r
ほすっとくか

紋様と太臓の誌面に乗せられないSMプレイが見てみたい

561:名無しさん@ピンキー
07/07/13 09:20:10 mVYHzBd4
間界の王子が標本になっても誰も悲しまなさそうなのがなぁ

562:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 18
07/07/13 13:42:14 L8UU8+UH
( 効 い た 。 矢射子の今の一言はどんな拳よりも。
 相当にヤバい兆候だったってのァ 顔見りゃ解った。
 長いこと肩肘張ってきた、そのプライドを 最後の薄皮一枚までも振り捨てたってのも。
 “あん時”が 正にそうだったから。

 …以前のオレだったら
 『だったら、鼻血グセ抑えて テンパって奇行に走んのも控えて…』と
 間髪入れずに混ぜっ返し 笑い飛ばしていたかも知れねえ…
           が!
 今 この局面でンな事言っちまったらオレはアホ以下の以下だ!!!!)
   ここが正念場と定め、宏海は 意を決した。
「…正直 そこまで買い被られるって程、
 ご大層な人間だなんて自覚 やっぱオレにゃどう考えても湧きそうにねえ。
 だから…お前もお前でいてくれ。自分落としたりとかナシにさ。
 そりゃ感情表現は人よりほんの少し(……壊滅的に)不器用かも知れねーけど
 一本通った芯はどこまでも真っ直ぐな…

 そんな矢射子(おまえ)だから 何もかもひっくるめて
 あの日あの時、付き合ってこうって決めたんだからな。今も、これからも。
       好 き に な っ た ん だ 」

563:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 19
07/07/13 13:45:48 L8UU8+UH
臨界点、突破。感情が堰を切った。

   「 ・・・ 宏 海 !!! 」

その名を言うが早いか、矢射子は宏海の首に手を回し、抱き付いていた。
「あたしも好き。 大 好 き 。 前よりも、もっと。この先も、ずっと…!」

知らずしらず、宏海も矢射子を掻き抱く。鼻腔をくすぐる、桃の香り。
   「やっと…言えたな。お互い」

宏海の瞳の中に、矢射子。矢射子の瞳の中に、宏海。

     もう 言葉は要らない。

おずおずと触れ合い、そして確かさを持って重なり合う…唇と唇。

564:名無しさん@ピンキー
07/07/14 15:20:36 jx8n/6H+
>>562-

( *´д`)

565:名無しさん@ピンキー
07/07/14 23:17:52 48CjheKD
GJ

566:名無しさん@ピンキー
07/07/15 00:35:20 7tvTdaof
いつもぐっじょです。

今気付いたけど、投稿日は木金限定なんだね

たまにチョコチョコ投下してくれてるなとは思ってたけど

567:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 20
07/07/18 13:36:21 NAUjiMK7
永遠にも思えた十数秒ののち、
唇が そっと離れる。お互いを名残惜しむように。
それでもまだ ふたり 抱き合ったままで。

(こうして 宏海にきゅーってされてると…
 何だか お日さまに抱かれてるみたい…温かさに包まれて…心まで融けそう…)
(雪崩ン時ゃ無我夢中で抱きすくめてたし、
 コイツもカチンカチンに固まっちまってたけど…
 今は触れてる部分(トコ)全てが柔らけぇ…これが女…これが矢射子…なんだな…)

背中からうなじへと移った宏海の右手に
「…ん…………はぁ…」
矢射子の唇から漏れる、甘やかな声。

「…悪ィ。力加減、マズっちまったか…?」
「ううん…どうして?」
「イヤおかしな声出すから 痛かったのかと思って
   …って、なに急に笑ってんだよ?」
きょとん、とした表情からややあって 
くすくす笑い出した矢射子に 宏海は問う。
「(こんな時にも紳士なんだから…でも嬉しいな…)
   違うわよ。気持ち良くって、幸せで…だから…」 

     だから、もう一度 口付けを交わした。

568:宏海×矢射子(エロ抜き)「これからの あなたへ…」 21
07/07/18 13:39:20 NAUjiMK7
「ようやく…スタートラインに立てたのかな…あたし達」
「そーかもな…ずいぶん長かった。
 オレが朴念仁の鈍感野郎で無きゃ
 矢射子も浪人しねえで済んだのかと思うと慙愧に堪えねえ…」
「ううん、宏海のせいじゃない。
 あたしがもっと早いうちから 自分の気持ちに素直になれてたら…」

「いや オレが……!」
「いいえ あたしが……!」
     お互い 顔を見合わせ…
・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷふっ。
           思わず 吹き出して…
「「 あ は は は は は は は は は は は は は ! 」」
 ((こんな風に 心の底から笑うなんて、何年ぶりだろうな(かしら)…))
                 …そう 思った。

「――無くしたもの 奪われたもの…
 利子込みで取り返して行こうや。ふたりでな」
「うん!」

569:名無しさん@ピンキー
07/07/19 18:56:52 1WHs8kgo
乙!(*´Д`)

570:名無しさん@ピンキー
07/07/19 19:32:54 QkMIulgR
>>567-
GJ!いいねえ……この2人……

571:名無しさん@ピンキー
07/07/21 20:56:42 7yQraKB0
誰か真白木さん主役のヤツ書いてやれよ

572:名無しさん@ピンキー
07/07/22 12:15:36 X/vLtayV
そろそろエロ有りのも見たいね

573:名無しさん@ピンキー
07/07/22 18:18:01 DIMT7XGI
真白木さんだとやはり相手はあいすなんだろうが……想像できんな……

574:名無しさん@ピンキー
07/07/22 23:55:44 fq4TWO1r
>>572
最近では宏矢と仁温以来エロないね

>>431の宏矢は初々しさがたまらなかったし(ラストは萌えた)、
>>520の仁温はエロいながらも純愛で良かった

575:名無しさん@ピンキー
07/07/26 00:25:18 raY1sqUN
ほす
エロ有りなら、あまり見たこと無い組み合わせのも読んでみたいなあ

576:名無しさん@ピンキー
07/07/26 01:55:57 q/yt+OzV
紋・太臓と言ってみる


「太臓くん……あのね、私、太臓くんの事を考えるだけで、体が……熱くなって……もう我慢できないの!」
「何……だと。紋!それじゃあ、俺と今すぐ合」
「でも触れると私ああなっちゃうから、踏んでもいいかしら?」
「快性感に変わって折檻ーー?!」



太臓ハードル高いよ太臓

577:名無しさん@ピンキー
07/07/27 23:03:01 BL4i3WO7
太臓頭でかすぎて邪魔そう

578:名無しさん@ピンキー
07/07/28 03:13:46 OG6ww6tg
普通の女にはパフパフさえさせてもらえなさそうだな、物理的に

洋式トイレも普通だと何か補助具が無いと尻が嵌りこんだりしそう

579:名無しさん@ピンキー
07/07/28 03:29:43 9SCF7Ofi
太臓はTシャツも着れない頭のデカさなんだろ

580:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 20:10:51 4sIgl6lM
アレは小さいのにな

581:名無しさん@ピンキー
07/07/31 03:03:34 5xWIeQCI
寄って集ってバカにされる間界の王子の明日は…どっちだ。

582:名無しさん@ピンキー
07/08/01 23:55:25 X4zz/e3s
なあに、太臓も大きくなったら父上のように立派な…


余計に女に相手にされなくなりそうな悪寒が

583:名無しさん@ピンキー
07/08/02 11:18:38 6EYRkPrT
しょんぼり

584:名無しさん@ピンキー
07/08/02 22:13:28 5qTyeSeb
あいすの声は俺の中のイメージでは林原めぐみなんだが
他のキャラはどうだろう?

585:名無しさん@ピンキー
07/08/02 22:24:07 s3EC1FgY
>>584
おお!!!
激しく同意!


586:名無しさん@ピンキー
07/08/03 08:50:33 O81DGBB3
たいぞうは…くまいもとこかな?
紋は甲斐田サンとか(。・ω・)

587:名無しさん@ピンキー
07/08/03 09:05:00 DNM6R/VX
前にあった声優予想のスレでは太臓は山口勝平てのが多かった
作者のイメージでは、まわるが金田朋子で一緒が千葉繁らしい

588:名無しさん@ピンキー
07/08/05 19:48:05 TVEQqo5M
ドライマンが若本で
エロガードが大塚だったか

589:名無しさん@ピンキー
07/08/06 10:06:52 sOwu1koS
俺のイメージでは宏海が檜山修之で伊舞が平野綾で
二人の父親をもし生きていらしたら鈴置洋孝さんに
やってもらいたかった。

590:名無しさん@ピンキー
07/08/06 11:26:40 EKaofk/H
俺のなかで悠は朴さんだな…翠は…田村ゆかり?

591:名無しさん@ピンキー
07/08/06 16:18:02 SzCIgs7I
みんな忘れてはいないか、此処はエロパロ…
雑談もエロパロちっくな会話にした方がいろいろと良いのでは。

592:名無しさん@ピンキー
07/08/07 01:18:59 CcpB0HmU
>>588
エロリップは俺的には子安……


593:名無しさん@ピンキー
07/08/07 17:39:30 NWD9tOCv
じゃあ上で想像したキャスティングの声ネタとかどうだろ?

594:名無しさん@ピンキー
07/08/07 22:36:58 MQ/svINE
0夜が女体化してることを最終巻で思い出したーっ!?

595:名無しさん@ピンキー
07/08/07 23:04:11 uZ75QWzR
8巻読んで,やっぱ良い漫画だったなーって
寂しくなった

596:sage
07/08/09 23:36:34 QwUGBG+9
私の中ではあいすは宍戸留美さんだよな~。

597:名無しさん@ピンキー
07/08/10 22:06:05 tv7G4QSZ
林原ではあわないと?

598:名無しさん@ピンキー
07/08/11 06:30:36 vxS7A+9u
Exactly(その通りでございます)

599:名無しさん@ピンキー
07/08/11 09:48:13 yKc/fuJ4
矢射子は破瓜の時も鼻血出してるんだろうか
もう上も下も血だらけだな!

600:名無しさん@ピンキー
07/08/11 09:59:14 LU6jo4QR
>>594
ラストの玲夜の女体化は恒久的なものなのか、だったらそれ以降は対男でエロが
妥当なのか、それとも対男はやはり数字行きなのか

迷う

601:杉下 (仮名)
07/08/12 09:35:17 xUO4fwXM
ウッフンアッハンスッポンポォ~ン

602:名無しさん@ピンキー
07/08/14 17:32:04 4HHjXnXS
タンタンッタタン

ベチコベチコベベ

ゴイヤゴイヤナァームー

チーン

603:名無しさん@ピンキー
07/08/15 14:44:55 idbq/Q5m
125841411100022222

604:名無しさん@ピンキー
07/08/15 21:57:01 idbq/Q5m
| ̄| ∧∧
ニニニ(゜Д゜∩コ
|_|⊂  ノ
   / 0
   し´

えっ…と、
糞スレはここかな…、と
 ∧∧ ∧∧
∩゜Д゜≡゜Д゜)| ̄|
`ヽ   /)ニニニコ
  |_ i~  |_|
  ∪ ∪

  ∧∧ ミ ドスッ
  (  ) _n_
  /  つ 終了|
~′

605:名無しさん@ピンキー
07/08/15 21:59:02 idbq/Q5m
荒らすぞゴルァ
     ◎
     |
    γ"⌒ヽ
    i ○○i
   /i ∀ i\
  ⊂/i 荒 i\つ
    ゝ  ノ
   ~/  \
   / /~\ \
   / /  > )
  / ノ  / /
 / /   / /
`/ /   ( ヽ、
(_)    \_つ


606:名無しさん@ピンキー
07/08/16 02:49:06 4viAiSKO
    ____
   / / /|
 _| ̄ ̄ ̄ ̄| |__
/ |____|/ /
 ̄ ̄ |し |  ̄ ̄
   し⌒J

     ∧∧
誰だ!! (・ω・ )
    _| ⊃/(__
   / ヽ-(___/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ____
   / / /|
 _| ̄ ̄ ̄ ̄| |__
/ |____|/ /
 ̄ ̄ |し |  ̄ ̄
   し⌒J
気のせいか…
       

607:名無しさん@ピンキー
07/08/16 03:07:39 38/+0pR2
ドラクロワは童貞か否か

608:名無しさん@ピンキー
07/08/16 08:48:02 4viAiSKO
否 だろう

もちろん

609:名無しさん@ピンキー
07/08/16 08:49:45 4viAiSKO
荒らすぞゴルァ
     ◎
     |
    γ"⌒ヽ
    i ○○i
   /i ∀ i\
  ⊂/i 荒 i\つ
    ゝ  ノ
   ~/  \
   / /~\ \
   / /  > )
  / ノ  / /
 / /   / /
`/ /   ( ヽ、
(_)    \_つ

荒らすぞゴルァ
     ◎
     |
    γ"⌒ヽ
    i ○○i
   /i ∀ i\
  ⊂/i 荒 i\つ
    ゝ  ノ
   ~/  \
   / /~\ \
   / /  > )
  / ノ  / /
 / /   / /
`/ /   ( ヽ、
(_)    \_つ



610:名無しさん@ピンキー
07/08/16 13:37:43 4viAiSKO
乂1000取り合戦場乂

1000取り合戦、 /
 いくぞゴルァ!!/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄
  \∧_ヘ
   /\〇ノゝ∩
""" /ニ√゜Д゜)ノ
  /三/|゜U゜|\ """
  U(:::::)
""" //三/|三|\"""
   ∪ ∪
 """    """
\オ――ッ!!/""
"" ∧_∧∧_∧∧_∧
 (   )  (   )
"∧_∧∧_∧∧_∧_∧
(   )  (   ) )

611:名無しさん@ピンキー
07/08/16 17:26:13 4viAiSKO
ココに 1000取り合戦場
の価値はありません

やっぱや~めたっと/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄
  \∧_ヘ
   /\〇ノゝ
""" /ニ√ ゜Д)
  /三/|゜U゜|\ """
  U(::::)U
""" //三/|三|\"""
   ∪ ∪
 """    """
  \エ――ッ!?/""
"" ∧_∧∧_∧∧_∧
 (   )  (   )
"∧_∧∧_∧∧_∧_∧
(   )  (   ) )

612:名無しさん@ピンキー
07/08/16 18:42:43 4viAiSKO
うるさいハエだなぁ。
逝ってよし!
        ブーン
      ∴ ・~
 ∧ ∧  ∴∴ ↑
( ゜Д゜) ∴∴∴ >>1
 ∪ ⊃自
~| |  プシュー
 ∪∪


613:名無しさん@ピンキー
07/08/16 18:44:24 4viAiSKO
うるさいハエだなぁ。
逝ってよし!
        ブーン
      ∴ ・~
 ∧ ∧  ∴∴ ↑
( ゜Д゜) ∴∴∴ >>1
 ∪ ⊃自
~| |  プシュー
 ∪∪

         /ヾ
        ヽイノ
ひゃっほう!   / /
        / /
  ∧ ∧   / /
  ( ゜Д゜)  / /
 /   \ / /
( ) ゜ ゜/、/⊂//
 \\ ( /⊂//
シコ \⌒つ /
  (  ̄/ /
シコ | O○\
  | | \ ヽ
  | ) 


614:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:02:33 rKuc2pJx
>>607
あれで童貞だったらビックリするわ

615:スレ1>>483
07/08/18 02:16:35 BZVTxRZQ
もう落ちるのを待つだけなのかな…

このスレッドでこれ以上職人さんの投下もないなら
サイトの更新は停止して(閉鎖はしません)、通常とお絵かきの
両掲示板は閉鎖しようと思うのですが、どうでしょうか。

616:名無しさん@ピンキー
07/08/18 08:17:15 ETRDmMQU
そうしろ そうしろ!

ぎゃははは!

うるさいハエだなぁ。
逝ってよし!
        ブーン
      ∴ ・~
 ∧ ∧  ∴∴ ↑
( ゜Д゜) ∴∴∴ >>1
 ∪ ⊃自
~| |  プシュー
 ∪∪


617:名無しさん@ピンキー
07/08/18 10:26:01 VACycxKk
ずっと携帯からROMってました。
最近、過疎&荒れているみたいですので、SS一本投下しようかと思います。
最初は木嶋×吉下を書こうと思いましたが、別のを思い付いてしまったのでそれを書きます。
まずは序文のみですが投下させて頂きます。
携帯メールで書いたものをコピペでアップしますので読み辛かったら申し訳ありません。
続きのペースはどのくらいで書けるか分かりませんが完結はしっかりさせるつもりですのでよろしくお願いします。

618:花子の長い一日
07/08/18 10:26:52 VACycxKk
ある晴れた昼下がり。
窓辺で一人ため息をつく一人の幼い少女がいた。

少女の名は花子。座敷童子である。
彼女は、阿久津という、年上の男性に恋をしていた。
だが阿久津は、旅行の最中に彼女を作ってしまった。
その旅行には花子も同行する予定だったのだが、たまたま引いてしまった風邪で行けなくなってしまったのである。
もし、あの時風邪なんか引かずに旅行について行けていたら、運命は変わっていたかも知れない。

そう思うと、胸が痛むのだった。

このままこの恋を終わらせていいの?
自分に対して何度も問い掛けるものの、結局心は諦めの方向に動いてしまう。
その理由の一つは、前述の阿久津に彼女が出来てしまったという事実。

そしてもう一つは、自分がまだ幼い子供であるという事実だった。

阿久津の彼女になった女性は、少々変わっているものの、花子の目から見ても美人で、スタイルも抜群。幼い子供では相手にならないことは歴然だった。

(私がもし大人だったら…)

そう考えていた花子は、ある事に気付いた。
前に一度だけ食べた事があるメルモンキャンディ。
今こそそれを使って、大人の姿になるべき時だと。


その行動にどれほどの意味があるのかは分からなかったが、少なくとも何も行動しないよりはマシだろう。

時計は、都合よくドキ校の授業終了の30分前を指していた。
今から向かえばちょうど下校時間に間に合うだろう。
花子はメルモンキャンディを口に放り投げると、すぐさま着替え、部屋を出た。


619:花子の長い一日2
07/08/18 11:33:06 VACycxKk
ガタンゴトン…

大人の姿になった花子は、電車に揺られていた。

ドキ校までは一駅ほど。
けして歩けない距離ではないのだが、大人の姿で街を歩くのは危険だと前に言われたことがあるし、大人の姿では座敷童子の能力である貧乏くじが使えない。
だったら、少しでも早く安全に辿り着くために電車に乗るのが得策だと踏んだのだった。

だが、花子は知らなかった。
この逢魔市と集英市を結ぶ路線、「東英線」が、痴漢が多いということで有名だという事を。

「!!」

ふと、花子の尻に何者かの手が触れる。
慌てて辺りを見回すも、周りの乗客はこちらを気にする素振りも無い。
気のせいか、はたまた偶然か、そう思った花子は、気にせず向き直った。

「!!?」

しかしその刹那、またしても花子の尻に手が触れる。

しかも今度は明らかにスカートをたくしあげ、花子の尻をショーツ越しに撫で回しているのだ。

元々内気な花子は、あまりのことに声も出せずただ俯いて駅に到着するまで耐えることしかできない。

するとその手は調子に乗ってショーツの中に侵入し、直接尻をまさぐり始める。

未知の感覚に、花子はびくんっと身を震わせた。

その反応に喜んだのか、その手は更に花子の足の間に滑り込み、プライベートな部分に指を這わせた。

「ふぁっ…!」

思わず漏れてしまった声を慌てて噛み殺す。
まだ心は子供で、経験も知識も無い花子に対して、大人になった身体は次々と未知の感覚を送り込んでくる。

何がなんだか分からない花子は、ただただその感覚に翻弄され、なすがままにされるより仕方なかった。

ショーツの中がじっとりと湿り気を帯びてくる。
花子自身は、それが汗によるものだと思っているが、実際は花子が分泌した愛液によるものだった。

花子を愛撫する手は、更に激しさを増し、本人の意思とは無関係に潤滑油で満たされた穴に指を入れて執拗に刺激する。

花子は意識が飛びそうになる激感に悶えながらも、周りに悟られぬよう平静を努めなければならなかった。

それはまだ子供である花子にすれば、とても辛く、耐えがたい苦行だった。

やがて永遠とも思える時間が経った頃、花子にとって待望のアナウンスが流れた。

「間もなくドキ校前。ドキ校前でございます。」

地獄の底から、蜘蛛の糸にすがるが如く、花子はガタガタになった足に鞭を入れ、開くドアから慌てて外に出た。
地獄の時間はようやく終わりを告げた。

620:名無しさん@ピンキー
07/08/18 11:35:45 VACycxKk
そろそろ仕事ですので、一旦ここまでとさせて頂きます。
エロシーンとか書いたこと無いので、うまく書けてるか分かりませんが、何もしないで落ちるのを待つよりは書いてみようと思ったまでですので、どうかご容赦下さい。
続きはいずれアップします。
なるべく早く書くように努力しますので、どうぞよろしくお願いします。

621:名無しさん@ピンキー
07/08/18 13:02:25 1NHvt23Y
乙!

622:名無しさん@ピンキー
07/08/18 14:37:18 ETRDmMQU
 _n グッジョブーン!!
( l
 \\ (^ω^ )
  ヽ ̄ ̄ ノ
   フ   /
   |  /
   ( ヽノ
   ノ>ノ
 三レレ

 グッジョブーン!!
    ∩
   ( ⌒)    ∩_
   / ノ   i E)
  / /    //
  / /    //
 / /^ω^)//
(    /
 ヽ   |
  |  /
  ( ヽノ
  ノ>ノ
三レレ


623:スレ1・483
07/08/18 23:15:06 uqKn7u8p
>>620
gjです。
脅迫じみた真似をした形になって申し訳ありません。

昨日から考え直しまして、もし次のスレッドが立たないことになっても
掲示板は両方残しておこうかと。
お絵かきの方も投下して下さる方がいらっしゃいますので。

624:名無しさん@ピンキー
07/08/19 09:10:51 2CiwwaOU
>>623
花子を書いてる者です。
脅迫じみた真似だとは思っていませんよ。
むしろ書くきっかけを与えてくれた事に感謝です。
今日明日は続き投下できるか分かりませんが、出来る限り早くに投下できるように頑張ります。

あと、応援して下さった方々、ありがとうございます。
不慣れなもので、うまく書けるか分かりませんが、精一杯頑張りますね。

625:名無しさん@ピンキー
07/08/19 18:55:00 ehOgGMQN
連載終了してもまだやっているのかと覗いてみたら新作が投下されていました。
運がいい。頑張って下さい。

626:名無しさん@ピンキー
07/08/21 11:47:26 bzn1bSG0
花子を書いてる者です。

あと少しで投下できそうでしたが、仕事の時間になってしまいました。

今日の夕方には間違えなく投下できますので今しばらくお待ち下さい。
どうもすみません。

627:花子の長い一日3
07/08/21 15:44:31 bzn1bSG0
電車を降りた花子は、慌ててトイレに駆け込み、ベトベトになってしまったショーツを丹念に拭き取る。

(気持ち悪い…。
でも、もうすぐでこうみおにいちゃんに会えるんだ!)

電車の中での出来事で、気分的にかなり落ち込んでいた花子だったが、これから想い人に会えるという事実は、その気持ちを回復させるに充分だった。
それは、花子がそれほど阿久津の事が好きだという証明に他ならなかった。

駅を出た花子は、遠くから、歩いて来る阿久津の姿を見つけた。

(こうみおにいちゃんだ!)

隣りには相変わらず悠と太臟の姿もあったが、構わず花子は、想い人に声をかけようと走り出した。


だがその時、花子は何者かに腕を引かれ、ビルとビルの間の狭い空間に引き込まれてしまう。

「!?」

何がなんだか分からず、戸惑う花子の口に丸めたハンカチが押し込まれる。

「むぐぅっ!」

慌てて、腕を掴む人物の方に向き直ると、そこには頭の禿げ上がった、見るからにスケベそうな中年オヤジの姿があった。

「き、君可愛いね…。さっきの電車からずっと後を着けてきたんだよ。ウヒヒッ!」

そう、この男こそ電車内でしつこく痴漢を働いてきた男だった。

普通は、痴漢など電車内だけで終わるものだが、花子の初々しい反応と、内気で声をあげられない性格が、意図せずにこの男の暴走を招いてしまったらしい。

(いやっ…誰か…)

慌てて周りを見る花子の瞳に、すぐ側を通り過ぎる阿久津達の姿が写った。

(助けてっ!こうみおにいちゃん!ゆうおにいちゃん!)

花子は必死で阿久津達に助けを求めるが、あまりにも目立たない隙間のせいか、はたまた期待すらされなかった太臟の呪いか、阿久津達は花子に気付かずに通り過ぎてしまった。

(そ、そんな…)

「ふう、危ない危ない。見つからないようにもっと奥へ行こうね。」

痴漢はそう言うと、暗闇の奥まで花子を運ぶ。
ここまで来ると、外からはほとんど見えない。

声も出せない。外からは見えない。
花子にとって、絶望的な状況になってしまったのである。


628:花子の長い一日4
07/08/21 15:47:20 bzn1bSG0
「じゃ、じゃあ行くよ。いただきまーす!」

痴漢は一気に花子の服を破いた。

「~~~っ!!」

服の下に隠れていた、可愛らしいピンク色の下着が顔を出す。

「ピ、ピンク色のブブブラ…うひょほホーっ!ウゲラモシロガバッ!」

よほど普段女性に縁が無いのだろう。
痴漢は、意味の分からない奇声を上げ、花子のブラジャーに手をかけ、一気に上にずらす。形も大きさも申し分ない乳房が、露になった。

「~~~!」

慌てて胸を覆い隠す手を、痴漢が乱暴に引きはがす。

「はあ…はあ…お、おいしそうなおっぱいだね…。」

痴漢は、恥ずかしげも無く涎を垂らし、花子の胸にむしゃぶりついた。
痴漢の大量の唾液が、胸をつたい、首筋までをベトベトにする。

(やだ…気持ち悪いよ…。誰か…助けて!)

涙を流す花子の姿などお構いなしに、痴漢は花子の柔らかい乳房を乱暴に揉みしだき、ピンク色の乳首を思いっきり吸い上げる。

「あれ?君の乳首、起ってきたよ。
清純そうな顔して意外と感じやすいんだね。」

乳首が起ったのは痴漢に思いっきり吸い上げられたためであって、感じているからではないのだが、花子はそんな事を知る由も無い。
ただ、自分の恥ずかしい部分を、じっくりと観察されていることが何よりも耐えがたい羞恥だった。

「じゃ、じゃあそろそろ本番行くよ!」

そう言うと、痴漢はズボンを下ろし、そそり立つ怒張を花子に見せつける。

(な、なにこれ…気持ち悪い…)

実際その部分は、太臟に何度も見せられたことはあるが、それよりも遥かに大きくグロテスクなモノに、耐え切れず花子は目を閉じた。

「これを、君のアソコにぶち込んだら、気持ちいいだろうな~。ウヒヒッ!」

そう言うと、痴漢はそそり立ったモノで、花子の秘部をショーツ越しにツンツンと刺激した。
その度に、花子はびくんっと身を震わせる。

「可愛らしい反応だねえ。ウヒヒッ!
じゃあ、そろそろ入れるよ。」

痴漢はにやにやしながら花子のショーツを下ろし、花子の秘部に自分のモノをあてがった。
花子は目をとじたまま、いやいやと首を降り続けるが、痴漢はそんなことを意に介してもくれない。

「じゃ、行くよ。それっ!」

花子は覚悟を決めて、歯を食いしばった。

「い、痛いっっ!」

ビルの隙間に悲鳴がこだまし、鮮血が飛び散った。

629:名無しさん@ピンキー
07/08/21 15:50:14 bzn1bSG0
とりあえず、ここまでです。
続きも少し書いてあるのですが、家に帰ってコミックを読み直して確認したい部分がありますので、その後投下します。
待たせた割に小出しで申し訳ありません。

630:名無しさん@ピンキー
07/08/21 20:26:32 VKlY0npe
>>629
オゥツ!!

乙なんだぜ。

631:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:24:56 FhUSHR4L
GJ!!続きまってるよ!

632:名無しさん@ピンキー
07/08/22 00:58:16 45zvoFOU
花子を書いてる者です。
お待たせしました。
急遽明日が仕事になってしまったので、まだ僅かしか書けてませんが、一本だけ続きを投下して寝る事にします。


633:花子の長い一日5
07/08/22 00:58:57 45zvoFOU
しかし、その声の主は花子では無く、痴漢のオヤジのものであった。

「間一髪ってとこか。」

聞き覚えのある声に、花子は目を開いた。

そこには、最近花子のいるアパートに入居してきた、間界人のドラクロワの姿があった。

(た、助かったんだ…。)

花子は、ほっと胸をなで下ろした。

「よう、アンタ。大丈夫か?学校の窓から、お前が変なオヤジに捕まるのが見えたんで補習サボって助けに来てやったんだぜ。」

「…ありがとうございます。」

花子は口のハンカチを取り出し、ドラクロワに礼を言う。

「礼なんざいらねえよ。それより…アンタいい女だな。
俺の女にならねえか?」

ドラクロワの言葉に花子は顔を真っ赤にしながら…

「あ、あの…実は私…」

「あん?な、なんだってーっ!!
お前、管理人と一緒にいたガキンチョか!?」

ガキンチョという言葉にカチンときた花子だったが、ここは冷静に聞き流す。

「なんだよ、せっかく補習サボってまで来たのによー。
しゃーねー、こんな格好じゃ家にも帰れないだろ。
ついでだから送ってやるよ。」

そう言うと、ドラクロワは自分の学ランを花子に羽織わせると、タクシーを呼びアパートまで花子を乗せて帰ったのだった。

634:名無しさん@ピンキー
07/08/22 01:02:49 45zvoFOU
今日はここまでです。

せっかく太臟のパロなので、本当はギャグなどを織り交ぜて楽しい作品を書きたいのですが、花子オンリーでギャグは俺の技量では無理でした^^;

一応ここまでは前フリと、俺自信のエロシーンの練習です。
ここからは、もっと臨場感あるエロシーンを書けるよう頑張りますのでよろしくお願いします。

635:名無しさん@ピンキー
07/08/22 22:17:29 FfzwnTNI
スピンちゃん読み直してたらスピンものを読みたくなってきた…

636:B (くそっ!落ち着かねえ!) ドラクロワはイライラしながら、煩悩を誤魔化そうとテーブルの煎餅をバリバリと貪る。 すると、花子がじーっとドラクロワの顔を覗き込んでいるのに気が付いた。 「あ?なんだよ。」 花子は、答えるかわりに、今度は煎餅の方をじっと見つめる。 「あ、なんだよ。 食いたきゃ勝手に食え!」 ドラクロワの言葉を聞いた花子は、嬉しそうにこくこくと頷き、前屈みになってテーブルの煎餅に手を伸ばす。 その時、大きめのシャツから花子の豊かな胸が覗いた。 (おいおい! なんだよこの「お約束」は! いつからヤングジャンプになったんだ、おい! あんな寸止めのちょっとドキドキ程度で我慢できるか!) ドラクロワの理性がちぎれた瞬間であった。 バタンッ!! ドラクロワが花子を押し倒す。 花子の持っていた煎餅がコロコロと床を転がっていく。 いきなりの事に驚き、きょとんとしてる花子に、ドラクロワは一言言い放つ。 「お前、今だけ俺の女になれ。」



637:名無しさん@ピンキー
07/08/24 23:26:08 Zr3jyTOo
今日はここまでです。
正直自分の文章の下手さをかなり痛感して、かなり挫けそうになってきたところですが、書き始めた以上、この作品だけは最後まで完成させるつもりです。
どうぞよろしくお願いします。

638:名無しさん@ピンキー
07/08/24 23:47:04 KlidU24X
>>636-
wktkして待ってるぜ……!

639:名無しさん@ピンキー
07/08/26 10:36:57 0Wmv98UK
は…裸Tシャツ!!!

やるな…

640:名無しさん@ピンキー
07/08/27 22:33:44 E7An2pp5
test

641:名無しさん@ピンキー
07/08/30 01:27:50 MdneqA5B
wktk

642:名無しさん@ピンキー
07/08/31 00:58:02 jbHToKT4
うわーーー!!!!ドラ!!!!!
続き激しくwktk

643:名無しさん@ピンキー
07/08/31 13:40:26 Q2jEGM18
花子を書いてる者です。
大変お待たせして申し訳ありません。
リアルでイベントが発生して生活のリズムが大いに狂ってしまい、執筆がなかなか出来ませんでした。

今、ようやく続きの執筆にとりかかった所です。
今日…明日位には、少しでも投下できればと思ってます。
相変わらず小出しになってしまうかも知れませんがご容赦下さい。
よろしくお願いします。

644:名無しさん@ピンキー
07/09/02 20:47:27 eCMYsran
花子を書いてる者です。
お待たせしました。
今から少しだけ続きを投下します。
昨日の内に書けなくて本当に申し訳ありませんでした。

645:花子の長い一日9
07/09/02 20:50:13 eCMYsran
意味が分からず混乱する花子だったが、とにかく身の危険を感じ、ドラクロワの体を振りほどこうとする。

だが、力で勝てる訳はなく、手を押さえ付けられて身動きが取れなくなってしまった。

「ちっ、これじゃあの変態と同じじゃねえか…。」

瞳に涙を貯めて、じっと自分を見つめる花子を見て、ドラクロワは呟いた。

だが、一瞬取り戻しかけた理性もすぐに消えさってしまう。

まず、ドラクロワは花子の唇に自分の唇を重ねる。

「んっ!むぅっ~!」

花子は必死で抵抗するも、全くかなわない。
すると、ドラクロワは必死で閉じられている唇をこじあけて、舌を差し入れる。

「んーっ!んーっ!」

必死で逃げ回る花子の舌を無理矢理絡めとり、弄ぶ。

ぐちゅっ…くちゅ…。

狭い部屋に唾液の音が響き渡る。
花子も抵抗を諦め、なすがままにされていた。
テレビでは、未だにお笑い芸人が馬鹿笑いをしているが、二人の耳には全く入らなかった。

やがて、長い唾液の糸を引いて、唇が離される。

顔を真っ赤にして涙ぐむ花子。
恐らくは初めてであっただろうキスはいとも簡単に奪われてしまった。

そんな花子の心中などお構いなしに、ドラクロワが花子のTシャツを捲りあげようとする。

「!!…だ、だめえっ!」

花子は必死でTシャツを足で挟んで抵抗する。

「へっ!じゃあこっちを頂くぜ。」

するとドラクロワは、Tシャツの上から、花子の豊かな乳房を揉みしだく。

「ひゃうっ!!」

先程、痴漢に揉まれたばかりの胸だが、ドラクロワのテクニックは、痴漢のそれを遥かに凌駕していた。

「もう起ってきやがった。
まったく…本当はガキのくせにエロい身体してるぜ。」

ドラクロワの言葉に花子は顔を真っ赤にしていやいやと首を振る。
ドラクロワの言うとおり、Tシャツにはぷっくりと二つの突起が浮上っていた。

「やだ…もうやめてよぉ…。」

花子の懇願を無視して、ドラクロワはその突起の回りにゆっくりと舌を這わせた。

646:花子の長い一日10
07/09/02 20:51:40 eCMYsran
「ひゃあああんっ!!」

Tシャツで見えないにも関わらず、ドラクロワは巧みに一番敏感な先っぽの部分を避け、回りの部分だけを執拗に舐め回す。

「やっやああっ!」

ドラクロワの舌がもたらす快感と、一番気持ちの良い部分に触れて貰えないもどかしさが一気に花子を襲う。

「やっやだっ!もうやなのぉっ!らめっ!おかしくっ…おかしくなっひゃうっ!」

まだ子供で、経験も何も無い花子が、この刺激を受けて、力を入れ続けられようはずは無かった。

「よっと!」

「やああっ!」

花子の足から力が抜けた隙に、ドラクロワが花子のTシャツを一気に捲りあげる。

メルモンキャンディの効果で見事に成熟した花子の肢体が、ドラクロワの眼前に晒される。

「お願い…もう許してぇ…」

手で顔を覆い、泣きながら懇願する花子。

さっきまでドラクロワを信頼しきっていた花子の表情が、今はまるで狼に追い詰められた羊のように、絶望の色に染められている。

もっと…もっと…こいつを…

ドラクロワの中で、今まで表に出たこともない黒い欲望が、ふつふつと湧き上がり始めていた。

647:名無しさん@ピンキー
07/09/02 20:53:23 eCMYsran
今日はここまでです。
本当に短くて申し訳ありません。
次はもう少し長めに投下できるよう頑張りますので、よろしくお願いします。

648:名無しさん@ピンキー
07/09/02 22:00:05 kS0KmgMh
>>650
gj 続きが気になるが待つよ。
個人的には花子が敬語だと萌える。

649:花子書き
07/09/03 00:33:49 qJGCOF1k
>651
敬語の方が良かったですか~。申し訳ありません。
原作では全くしゃべらないので迷ったんですが、今の形にしちゃいました^^;
敬語は…終盤になると話すかも知れません…w


650:名無しさん@ピンキー
07/09/03 00:42:20 qzCKlYdV
続き頑張って!

651:名無しさん@ピンキー
07/09/04 22:46:42 9FoKG8Fz
花子を書いてる者です。
また少しですが、続きが書けたので、投下します。
毎回小出しですみません。

652:花子の長い一日11
07/09/04 22:52:18 9FoKG8Fz
「……。」

ふと、ドラクロワが花子の頭を静かに撫でる。

「…ドラクロワ…さん?」

許して貰える…?
そう思った花子は、顔を覆っていた手を下ろす。
その瞬間。

「むぐうっ!!」

ドラクロワが、すかさず花子の口にペニスを突っ込んだ。いきなりの不意打ちに、花子は抵抗することもできない。

「へっ!許すわけねえだろ?もう、止まらねえよ!」

ドラクロワが花子の頭を掴んで起こし、激しく揺さぶる。

「んぐぅっ!んんっ!」

ドラクロワの巨大なペニスに喉を突かれ、苦痛に顔を歪ませる花子。だが、そんなことはお構いなしに、ドラクロワは花子の口内を激しく犯し続ける。

「よしっ!出すぜ…。」

出すと言われても、まだ子供の花子には何が出て来るのかも分からない。未知の恐怖に震える花子に、ドラクロワは容赦なく精を放つ。

「むぐうっ!
うげっ…ゲホッ!ゴホッ!」

いきなり口内を満たした苦い粘性の液体に、花子は思わずむせ返る。

「いでっ!!
てめえっ!噛むんじゃねえよ!」

むせ返った拍子に、モノを噛まれてしまったドラクロワが、花子を叱責する。

「ゴホッ…ごめんなさい…ゲホッ!」

理不尽といえばあまりに理不尽な叱責だが、花子は逆らう元気も勇気も失ってしまっていた。

「ケッ!まあいい。
まだ俺は満足してからな。
元に戻っちまう前に早いとこやっちまうぜ。」

そう言うと、ドラクロワは花子を畳に押し倒す。

「やだっやだっ!もう許してっ!」

具体的に何をされるのか分からなかったが、いや、むしろ分からないからこそ、花子の頭は恐怖心でいっぱいになっていた。

「おい、お前は人に物を頼む時の言葉使いも教わってねえのか?」

「ふぇっ…ひぐっ…。お願いします…許してくださいぃぃ…。」

恐怖で泣きじゃくりながら、懇願する花子。それを見て、ドラクロワはにこっと笑い、言葉を返す。

「やだ。」

653:花子の長い一日12
07/09/04 22:53:31 9FoKG8Fz
「…えっ?」

ズンッ!!

「い、いやあああああっ!!
痛っ…痛い痛い!いたいよぉぉっ!」

途端に花子を貫く激しい痛み。
飛び散った鮮血が畳を紅く染める。

「ちっ!やっぱりまだ滑りが悪いな。」

痛みに耐える花子に対して、辛辣な言葉を吐くドラクロワ。

「痛っっ…お、お願いしますっ!許してくだっ…痛いっっ!
もぉ…もぉ許してぇっ!
いやっ、痛いいっ!!
だずげてっ…こーみお兄ちゃんっ!!
うあああっ!いたいよぉぉっ!


花子はあまりの痛みにパニック状態に陥っていた。
処女だった挙げ句、まだ濡れも不完全な状態で思いっきり挿入されたのだから無理も無いだろう。

「おいおい…これじゃ死んじまうな。
仕方ねえ。」

そう言うと、ドラクロワはおもむろに自分のモノを引き抜いた。

「い、いやあああああっ!!」

すかさず逃げようともがく花子だったが、元々力で敵うはずも無い上に、処女を散らされた痛みで動くこともままならない。

「おとなしくしやがれっ!
この俺様が気持ち良くしてやるって言ってるんだよ!」

そんな事は全然言ってないのだが、迫力だけはすごいドラクロワの言葉に、花子はびくんっと身を震わせ、動けなくなってしまう。

「俺ばっか気持ち良くなっても仕方ねえからな。お前も気持ち良くしてやるよ。」

花子の懇願を散々無視しといて、いきなり紳士ぶった発言をするドラクロワ。
これぞ自己中の自己中たる所以だろう。

だが、花子にとっては苦痛から解放されるならもう何でも良かった。
全ての気力を失った花子にできることは、ただドラクロワの次の行動を待つ事しか無かった。


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