17/10/09 01:29:58.51 NhrWh5Kz.net
シンギュラリティと『人類』の終焉? その3
URLリンク(kangaeruhito.jp)
実際、アメリカでは、会計士が解雇され、社会問題化し始めている
(『機械との競争』の共著者、アンドリュー・マカフィー)。
日本と比べて会計システムが簡略なアメリカの場合、人工知能の会計ソフトがあれば充分だ。
それまで働いていた会計士をクビにしたほうが、コストが安くあがる。
経営者にすれば合理的な判断なのだろうが、長い時間をかけて勉強し、
ようやく会計士の資格を取得した人々にとっては、まさに驚天動地というべきであろう。
そして、今後、このような事態は、会計士だけでなく、
さまざまな職種に広がってゆくと推測される。
私「先生、とうとう将棋は人工知能の軍門に降りましたが、
囲碁を制するのは、あと何年くらいですか?」
専門家「そうですね。囲碁は将棋と比べてはるかに複雑だから、5年から10年でしょうか」
そして、この会話の約半年後にグーグルのAlpha Goという人工知能が
碁の世界最強の棋士のひとりを下してしまったのだ!
私は大いなる衝撃を受けた。
専門家ですら5年から10年かかると考えていたブレークスルーが、
たった半年で達成されてしまったのだ。
この会話の教訓は、
第四次産業革命の進行は予想よりはるかに速い
ということになるだろう。
くりかえしになるが、将棋と囲碁のエピソードで私が実感したのは、
「それは専門家の予想を遥かに超えたスピードでやってくる」ということだ。
専門家の一部はシンギュラリティが2045年にやってくると予想している。
だとしたら、それは前倒しで2030年にやってくるかもしれないし、
さらに早まって東京オリンピック直後になるかもしれない。