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福島第1原発3号機に水を投下した陸上自衛隊第1ヘリコプター団の
飛行隊長らが20日までに、共同通信などの取材に初めて応じ、当時の状況を語った。
放射線への恐怖心はなかったとしながらも「原発上空では不安がよぎった」
「全員に異常がなくほっとした」との心情も吐露。隊長らの話から“決死の任務”を再現した。
取材に応じたのは、CH47ヘリ2機による水投下を指揮した
第104飛行隊隊長の加藤憲司2佐(39)、ヘリの機長を務めた
伊藤輝紀3佐(40)、前原敬徳1尉(37)ら。3号機の使用済み燃料プール
冷却のため、3月17日午前、4回にわたり計約30トンの水を投下した。
第104飛行隊に「命令」が出たのは放水当日の早朝。加藤隊長は隊員らに
「何か不具合があれば無線で連絡をくれ。しっかりやろう」と伝え、自らも
ヘリの1番機に乗り込んだ。
健康診断を済ませた隊員は、ヨウ素剤を服用して搭乗。1番機の伊藤機長は
「恐怖はなかったが、防護マスクに防護衣、鉛のスーツも着て動きづらく、
しっかり放水できるのか不安はあった」。
ヘリ2機が霞目駐屯地(仙台市)を離陸したのは午前8時56分。約80キロ南の
3号機は折れ曲がった建屋の鉄骨をさらけ出していたが、2番機の前原機長は
「建屋から煙が見えても動揺はなかった」。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(www.47news.jp)