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【シカゴ時事】米中西部ウィスコンシン州のラクロスに住む小学5年生
アシュリン・ニーダーさん(11)が、東日本大震災に見舞われた被災者を支援しようと、
地元で募金活動を続けている。住民への戸別訪問などを通じた地道な取り組みで、
募金額は6671ドル(約54万円)に到達。一人の少女の思いやりが地域の共感を呼び、
善意の募金が集まった。
ニーダーさんは2006年秋、石川県小松市を訪問。演劇を通じて日本人と交流を深め、
その際知り合った友人と今も電子メールでのやりとりが続いている。訪日時の印象は
「とても美しい国。誰もが大変親切で寛大だった」。
ニーダーさんは震災の映像に衝撃を受け、日本人のために支援活動を決意した。
まず自分の15ドルの貯金をはたき、両親、親戚に寄付を訴えた後、近所を戸別訪問。
「(近所の人がほとんど不在で)5ドルしか寄付が集まらない日もあった」というが、
日本の友人との記念写真が貼られた募金箱を手に、くじけず活動を続けた。
地元テレビやラジオの報道や口づてでニーダーさんの活動が徐々に浸透。1000ドルの
小切手まで届くようになった。母のローリーさんは「娘を誇りに思う」と話している。
(2011/05/02-00:16)
URLリンク(www.jiji.com)
アシュリン・ニーダーさん(11)
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