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竹原氏県議選落選 前阿久根市長 議会改革訴え実らず
2011年4月11日 01:37
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鹿児島県議選阿久根市・出水郡区（定数１）では、市政運営で議会不要論を唱えていた前阿久根市長の竹原信一氏（５２）＝無所属＝が落選した。自民現職と元阿久根市議との三つどもえの混戦で一歩及ばなかった。
竹原氏は昨年１２月に市長リコール（解職請求）成立で失職。
１月の出直し市長選でも落選し、今回、政治の表舞台への返り咲きを図った。
選挙戦では「県議会を変える。官民格差を是正する」などと訴え、福島第１原子力発電所の事故についても「政治家と役所、産業界、マスコミが癒着した結果」と批判した。
しかし、市長時代に「議会は無駄」と公言、知事の是正勧告も無視し専決処分を乱発した「過去」からの県議転身は有権者に分かりにくかった。
記者会見した竹原氏は「有権者が選んだ結果。勝ち負けは大した問題ではない」と述べた。
＝2011/04/11付 西日本新聞朝刊＝