少女・女性が化物に捕食されちゃうスレ6at EROPARO少女・女性が化物に捕食されちゃうスレ6 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト204:名無しさん@ピンキー 12/04/18 15:35:36.82 Pxd8YT19 wktk 205:名無しさん@ピンキー 12/04/18 19:10:34.27 5WJQ6nNH 前スレの人も聞いてたけどどんな異星人なのか気になる 206:名無しさん@ピンキー 12/04/19 00:54:03.87 oq9LckZN PIXIVで丸呑み検索したら凄く痛い奴がいる… 絵は下手糞というか時代遅れだし関係ない話題を作者コメに満載してるのは何なの? 検索結果から排除したいが方法がわからんクソッ 207:地獄からの招待状7-1 12/04/19 12:58:06.96 i/WxGlrZ どうかしていました、ゴメンナサイ――仮に事実であってもそんな安っぽい言葉で片付けられる問題ではないとユリ は思う。彼女の心の中で繰り返される葛藤は混沌に塗れ、もがいてももがいても光明が差す事はない。彼女はもうど うしたらいいのか分からなくなっていた。 レイカに謝りたい。だがしかし面と向かって謝る勇気がない。今更どんな顔をしてレイカに会えば良いのだろうか。 全てをなかった事にしてもらいたい。だがしかしそれは時を戻したり相手の記憶を抹消したりなど、夢物語に限り なく近い特殊能力が彼女に芽生えない限り無理な話だ。次から次へと目から流れる涙はただ流れるだけで、彼女の負 の気持ちを洗い流してはくれなかった。恐らく、塞ぎ込もうとしているその心を外から何者かが開こうとしなけれ ば、彼女はずっとこのままでいるのだろう。その役目はレイカが一番適していると言えるが、そう都合良く現れる筈がない。 地面に突っ伏して啜り泣くユリに掛けられた声は、彼女にとって聞き覚えのあるしがれた声だった。 「――やぁ、“鬼ごっこ”は楽しんでいるかね?」 一体いつの間に現れたのか、ユリの顔を覗き込むようにして立つ人影が一つ。見るからに怪しい格好をした――彼 女へ“地獄からの招待状”を渡した張本人――黒いサンタクロースの男だ。顔を覆い隠すほどの白い付け髭などを付け ており、顔ははっきりと見る事ができないため、性別を判断できるのは声だけだ。髭から僅かに見える素肌は綺麗で 若々しく、声はしがれているもののとても老人とは思えなかった。三十代、二十代、いやもしかしたらもっと若いか もしれない。 ユリは顔を覆っていた両手の指を開き、指と指の間から男を見た。気配もなく真上から顔を見降ろされている事に 気付いた彼女は、驚きのあまり慌てて上半身を跳ね起こすと、即座に立ち上がり、男と向かい合って一歩、二歩と後 退りする。例え覗き込んでいたのがレイカや他の人間であっても驚くというのに、顔面毛むくじゃらの男が覗き込む 様はホラー映画さながらに恐怖を煽る。ユリの心臓がバクバクと激しく鼓動を打つと共に涙は止まっていた。 目に残った涙を手の甲で磨り潰した後、ユリは右手を胸に当てながら大きく深呼吸した。 「おっと、驚かせてしまったかね? いや、申し訳ない」 おどけた様子で男は頭を軽く下げる。 「それより、“鬼ごっこ”なんだからこんなところで寝そべってないで、さっさと逃げたらどうだね?」 「わ、私……っ、もう“鬼ごっこ”なんていいです……帰りたい……ここから逃げ出したい……っ!」 ユリの気が動転してしまっているのは相変わらずだった。自分に招待状を渡した者が何故ここにいるのか、という 疑問に至らずに彼女にとって最悪の思い出を作ってしまったこの場所から逃げ出したいという願望で頭が一杯だった。 男の言葉の中に少しばかりの“ヒント”がある事にも当然、気付きはしない。 そう、今は“鬼ごっこ”の真っ最中なのだ。本来であればこんな風に悠長に話している余裕などない。どんな者 が“鬼”だと知らされていない以上、自分達以外の存在から逃げなければならないのだ。例えそれが知った顔であ ってもだ。 男は溜息に似た吐息を吐いた。 「やれやれ、友達を置いて一人逃げるつもりかね? 彼女、君があんな事をするからもう“鬼”に捕まってしまった ようだよ……可哀相にな」 「え……っ!?」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch