ニコニコMUGENでエロパロ11at EROPARO
ニコニコMUGENでエロパロ11 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
11/03/31 19:54:11.63 5UkNmrP/
このスレのお約束

・格ゲー総合の方には迷惑掛けない

・なるべく元ネタやカップリング等の注釈も書き込む
(陵辱、SM、スカ、ふたなり等の好き嫌いのあるプレイ描写がある場合も出来る限り注釈をお願いします)

・リョナ系キャラ(●やスライム)は申し訳ありませんがNGです。
(リョナ系キャラは格ゲー総合スレの管轄らしいですので)

・他スレに話題持ち込み禁止。うp主や絵師、動画にも迷惑掛けない。
ヲチや個人サイトの話、晒しも禁止です。動画のURLを貼るのもおやめ下さい

・MUGEN入りしていないキャラの話はスレ違いです。MUGEN入りしてからどうぞ

・キャラクターのクレクレ厨や荒らしはスルー、誘いうけは不要です

・○○のカプが好き、○○は○○だろ等の議論で盛り上がるのは歓迎ですが
熱くなり過ぎて喧嘩したり、自分の好みを他人に執拗なまでに押し付けるのは止めましょう。

・エロパロを含まない普通のMUGENの話はそれぞれ適当なスレが他にあるのでそちらでどうぞ
 801や非エロSSも下記のスレへ

・原則sage進行でお願いします。ageるとは感心しませんな

・次スレは基本的に>>980

3:名無しさん@ピンキー
11/03/31 19:56:57.34 5UkNmrP/
過去スレ

ニコニコMUGENストーリー動画でエロパロ
スレリンク(eroparo板)
ニコニコMUGENストーリー動画でエロパロ2
スレリンク(eroparo板)
【博冷】ニコニコMUGENでエロパロ3【中間中国】
スレリンク(eroparo板)
【異性×】ニコニコMUGENでエロパロ4【さっちん】
スレリンク(eroparo板)
【黒髪】ニコニコMUGENでエロパロ5【銀髪】
スレリンク(eroparo板)
【火影】ニコニコMUGENでエロパロ5【学生クローン】
スレリンク(eroparo板)
【妹思い】ニコニコMUGENでエロパロ6【おしおき】(本当は7スレ目)
スレリンク(eroparo板)
ニコニコMUGENでエロパロ8
スレリンク(eroparo板)
ニコニコMUGENでエロパロ9
スレリンク(eroparo板)

関連スレ

保管庫
URLリンク(wiki.livedoor.jp)

ニコニコMUGEN男女カプ萌えスレ7(非エロ全般はこちらで)
スレリンク(pinknanmin板)


避難所
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

格ゲ派生もので801雑談(801全般はこちらで)
流れが速いのでぴんく難民板をスレタイで検索して下さい


4:名無しさん@ピンキー
11/03/31 20:33:02.91 elgWUU+3
>>1
空気タッグは俺のジャスティス

5:名無しさん@ピンキー
11/03/31 21:03:38.41 prx7BDQT
>>1 乙!!!
ドラゴンファイヤーは俺のジャスティス。

6:名無しさん@ピンキー
11/03/31 21:15:39.33 ZYRC80AW
>>1
神様家族は俺のジャスティス

7:名無しさん@ピンキー
11/03/31 23:45:08.28 mYJvnFXH
>>1
妹思いは俺のジャスティス
前スレ989乙。

8:名無しさん@ピンキー
11/04/01 12:19:24.22 sRRMqdYJ
>>1乙ー!中間中国は俺のジャスティス!

9:名無しさん@ピンキー
11/04/01 18:19:54.68 0+gHqVx0
>>1乙!
石油のアルカナと仲良し三姉弟は俺のジャスティス

10:名無しさん@ピンキー
11/04/01 18:47:59.85 RxB0F6zR
>>1
見張りタッグは俺のジャスティス。

11:名無しさん@ピンキー
11/04/01 19:05:11.27 XMf7tVSH
そんなだから乙って言われるのよ。
でも大正解。>>1のスレ立ては全て正解よ。



ブラックはぁとは俺のクイック連続魔

12:名無しさん@ピンキー
11/04/01 19:10:54.45 hzTPlFBo
>>1
キャプ戒と見張りは俺のアヴェンジャー

13:名無しさん@ピンキー
11/04/01 20:45:19.64 qWka/4HP
ヒャッハー、>>1乙だ!
お馴染み師弟は俺の初体験

14:名無しさん@ピンキー
11/04/01 23:24:18.36 6wFNZQt4
ジャスティスはいいとして
クイック連続魔とアヴェンジャーと初体験ってなんだよw

15:名無しさん@ピンキー
11/04/02 18:30:12.22 m5mnrYQx
>>1
乙!
ゴジ空は俺のメルトダウン。

16:名無しさん@ピンキー
11/04/02 19:09:29.92 mZWY0EX8
>>1
憧れタッグは俺達の下剋上
父の形見は俺達のダァーイスカームビゴーン

17:名無しさん@ピンキー
11/04/03 20:46:03.94 t4GBPvAz
おー纏められてたわ、保管庫の人乙。

18:名無しさん@ピンキー
11/04/04 16:20:32.79 qUDns1KL
書きたいネタが出てきたが、小十郎のエロが想像できん…

19:名無しさん@ピンキー
11/04/04 16:36:28.26 oX6u7wXV
>エロが想像できん

それもう聞き飽きた

20:名無しさん@ピンキー
11/04/04 16:43:33.78 1QsCUthH
>>18
つ萌えスレ

21:名無しさん@ピンキー
11/04/04 18:04:27.07 EK6L0F2z
>>18
ヘンテコトナメ出身の神職の家系はどう?
我が儘天子のしつけに小十郎さんが肉体げ…げほげほ

22:名無しさん@ピンキー
11/04/04 19:00:00.16 LmYJrreU
あれだ、野菜使って慰めてる所に5106が通りかかってだな(ry

23:名無しさん@ピンキー
11/04/04 23:25:49.95 qJcqr92X
>>18
原作プレイしてると鬼畜エロしか思い浮かばない自分が通りますよ
小十郎はドSから甘々までこなす万能型だと思う

24:名無しさん@ピンキー
11/04/05 16:25:48.97 THqJ9fnM
ヤクザモードの強姦もどきから大人の余裕のねちっこいプレイまでカバーしてるよな

偏見かもしれんがおっさんキャラの愛撫は基本ねちっこいというイメージがある
そして遅漏

25:名無しさん@ピンキー
11/04/05 19:07:11.39 LJP7jEte
二次限定だが格闘家とか体格の良いおっさん=絶倫というイメージ
初めての相手がそういうおっさんで短期間で身体の隅々まで開発されちゃうとかいいよね

26:名無しさん@ピンキー
11/04/05 20:52:17.35 9pXyfJBs
まず真っ先に思い浮かぶのはルガールだな
メジャーな相手もさゆりんゆかりんといたいけな少女だし

少女だし!

27:名無しさん@ピンキー
11/04/05 22:32:37.51 uLXk1TP7
処女だし!

いやなんでもない

28:名無しさん@ピンキー
11/04/05 22:34:15.57 Z18WGvti
世の中には見た目じゃなくて
リアル幼女と組む奴もいるからそれぐらい大丈夫さ

岩とか岩とか岩とか

29:名無しさん@ピンキー
11/04/05 22:39:20.33 THqJ9fnM
耳年増ゆかりんがなめられまいと
「え、あの、わ、私がしししし処女のはず無いじゃない。もうガッバガバよ?」
とか見栄はって経験豊富なルガールに…
意外と悪くないんじゃね?

30:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:10:48.06 fiebuBD2
ババァ無理すんな

31:名無しさん@ピンキー
11/04/06 00:44:36.35 ZmoLkiR3
経験豊富ならととんでもないことされて涙目とか可愛いよね
一生懸命破瓜の痛みを我慢するんだけど結局堪えきれずぴーぴー泣き出したり
え、処女なの!?マジで?!どうして嘘ついたのって相手に軽く言葉責めされたり
終わった後で「だってこの年で処女なんて恥ずかしいし」って言い訳するとか……ふぅ…

ところでルガールとかギースとか洋モノなノリなんだろうか…

32:名無しさん@ピンキー
11/04/06 08:54:42.67 atm1MmDg
ギースは悪代官プレイ、ルガールは社長秘書プレイを好みそう

33:名無しさん@ピンキー
11/04/06 09:47:29.35 frSuwUcr
ギースルガールと言えば、それぞれの会社で花見はするのかな
ボーダーは白玉楼占拠しそうだが

34:名無しさん@ピンキー
11/04/06 10:03:38.49 AKg7/Kqa
みんなが酔ってきたところで二人で抜け出し
桜の木陰でドンジャラホイと青姦イベントですねわかります

35:名無しさん@ピンキー
11/04/06 10:03:39.12 HezH493C
ヌールとイカ娘の触手プレイ…

36:名無しさん@ピンキー
11/04/06 12:31:21.87 h6A6e2Zb
シュマちゃんとイリス加えるか

37:名無しさん@ピンキー
11/04/06 18:28:14.21 +0R9leWJ
ルルイエ組は
イカ娘・ヌール(ヌル子)・ナイアさん・沙耶
イカ(Watchmen)・ガタノゾーア・シュマゴラス・昏き海淵の禍神
が相当するのか

38:名無しさん@ピンキー
11/04/07 14:16:02.48 t6v95lo8
KJ晴香、ビオランテ、クラーケン×2も入れておこう

39:名無しさん@ピンキー
11/04/07 20:50:17.29 J+AfriZy
>>30
遇えて言おう。ババァ無理をしろ。

40:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:18:52.56 7t8Nn0U5
では突然ですが投下します。時期が全然違う? スマヌ!!

41:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:21:29.02 7t8Nn0U5
 このSSはドラゴンファイヤーの二人『デス=アダー×恋するドラゴン』のバレンタインSSです。
 ほんとは一カ月遅れの3月14日に投下する予定でしたが…R-18もといR-18Gもどきっぽくやろうとしたら、時期が悪すぎた。
 ……ので色々削って再構成した結果――アナブラのエロシーンが削れました(オイ


  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


 バレンタインデーキッス♪ バレンタインデーキッス♪ ~~~~♪
 冬の街から定番の音楽が流れる今夜は 2月14日 バレンタインデー。
 今日という日にMUGEN界も盛り上がりを見せており、お菓子屋やケーキ屋は稼ぎ時となりてんてこ舞い。
 男女カップル達は一年に一度の甘い贈り物に誰もが想い慕うその気持ちをチョコレートに乗せて伝える。

 そんな街を一人行く女性キャラがいた。赤いドレスを靡かせてピンク色の長い髪をポニーテールに纏めている。
 彼女の名は『アナザーブラッド』ドラゴン被害者の会の紅一点にして、恋するドラゴンの友人兼バイト仲間。
 普段の真紅のエロ装備とツインテールヘアーではなく違う服装をしている。
 今の彼女を見て初見でアナザーブラッドだと見破るのは難しいだろう。まさに女は化けるといいますが……。
 彼女もまた想い人に甘いチョコと想いを伝えて共に夜を過ごすのだろうか……?

 と、そんな彼女の後方約十数メートル離れた付近に彼女を尾行する一組のカップルがいた。

「行くぞ! アナブラを見失うなよ」
「へーい…」

 それは、肩ほど伸びた金髪に鋭く赤い眼をした大柄な男と、桃色の髪に先端に紫のグラデェーションがかかった長髪の少女。
 男の名は『デス=アダー』(仮面無し・戦斧無しでの普通の服装)・女の通称は『恋するドラゴン』
 二人合わせて『ドラゴンファイヤーペア』何故この二人がアナザーブラッドを尾行しているのか?
 事の始まりは数日前に遡る……







■デス=アダー城

「去年はアダーに渡せなかったから今年は絶対に渡してやるぞぉ~♪」

 ドラゴンは去年の雪辱を果たそうとデス=アダーが今いる玉座の間に向かっている。
 なお去年については【暴君とドラゴンのバレンタイン】参照…もう一年以上経ったんだよなー早いもんだ。メメタァッ!!
 彼女もまたクリスマスの夜を愛しい恋人と過ごす為に、様々なプランを考えあぐねているところ。
 だが、どうせならデス=アダーの意見も取り入れようと考えたドラゴンは急いで彼の元へ向かっている途中だった。
 るんるん気分で玉座の間に辿り着いたドラゴンは、その直後―――デス=アダーの怒号が耳に入る。

「ふざけるなッッ!!!」

 何事かと思いそっと玉座の間を確認してみると、そこには『ゲーニッツ』がいた。
 ドラゴン被害者の会代表にして、恋するドラゴンに敵対する存在。そんな彼が何故この城に来ているのか?

42:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:23:42.86 7t8Nn0U5

「お願いします! あなたにしか頼める人がいないんです!!!」
「てめえ馬鹿だろ。俺がそんな申し出に首を縦に振るとでも?」
「わかっています……ですがッッ! このままでは会が存亡の危機なのです!!」
「知ったこっちゃねーよ。俺としちゃあお前の組織は潰れてもらった方があいつの為にもなるんでな」
「くっ………」
「では謁見終了、おいお前ら、こいつを城の外まで送ってやれ」
「「「はっ!」」」

 悔し涙を浮かべながらゲーニッツは兵士に引きずられながら玉座の間を後にする。



 その後ゲーニッツが城門付近でポイっと放り投げられたのを確認してからドラゴンはデス=アダーに事の詳細を聞いた。
 そして、驚愕。

「な、何だって―――!! ア、アナブラに男が出来ただとッ!?」
「……そんなに驚く事か?」
「だって己があいつの家に遊びに行っても男の匂いとか全然しないし」
「匂いて……じゃあお前もアナザーブラッドの恋人とやらは知らないのか…」
「ああ。で…その男が誰か探してくれと、ゲーニッツはアダーに頼みにきたと?」
「その通り、最近じゃ会の集まりにも欠席が多くなっているんだと…」

 聞いた直後は驚いていたドラゴンだが、暫くするとポツンとして疑問を浮かべる。
 そして彼女は思いついた至極真っ当な疑問をデス=アダーに言い放つ。

「……アナブラに男が出来たらあの会が潰れるって……どんな因果が?」
「それはだな……奴曰く“ MUGEN協会 ”の存在が絡んでくるからだと」
「MUGEN協会!? あのMUGEN史上最大事件とされる“ セルハラ訴訟 ”で話題に上がった?!」
「あぁそうだ…」

 【セルハラ訴訟】それは――――











 wikiれ(オイィ?

 ※ここでのMUGEN協会の扱いはMUGEN世界全体の秩序と安寧を司る巨大組織の一つと認識して下さい。

43:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:26:31.28 7t8Nn0U5

「普通に考えりゃ女一人を相手に男が数人がかりで一悶着起こすような会の存在なんか普通は認められるわけがない」
「言われてみればそうだなー。まぁ己自身のせいではあるが」
「避けれない方が悪い。だが一人でも、女性キャラが会にいれば男女差別的要因が無くなって存在が認められるって訳だ」
「ほぉー…でもアナブラ一人いなくなっても潰れはしないだろ?」
「……ドラゴン被害者の会に正式に入会してる女が何人いると思ってんだ?」
「えーっとー………………あー…そっか、アナブラだけか」
「つまりあいつがやめちまえばMUGEN協会の定義に引っかかり潰される…」
「だからかよ……んんっ? ちょっと待て」
「ん?」
「どうしてアナブラに男が出来たらアナブラは会を辞めるって思ってんだ?」
「“ 彼氏ができる→イチャイチャする→二人の時間を優先させる→完 全 脱 会 ”――だとさ」
「無茶苦茶な理由だが、どこもおかし過ぎる。てかゲーニッツも女いるだろ」
「奴だけじゃなくてあの会の奴ら全員相手がいるはずだが…」

 【ドラゴン被害者の会カップル一覧】※このSS内での設定

 ゲーニッツ&ヴァニラ・H『神のご加護』
 天草四郎時貞&プリンセス・シシー『音量注意』
 毛利元就withサンデー毛利&小野塚小町『太陽の小町』
 ドラゴンクロウ&ジャスティス『ロボロボしい』
 アッシュ・クリムゾン& ……… 『主人公(肝)』

 一人相手がいなかった気がするが……大丈夫だ、問題ない。

「でだ、奴はアナザーブラッドを尾行しているが毎回巻かれて失敗してるんだとさ」
「ふーん…………」

 ドラゴンは何やら考え始めると、閃いた。

「ふふんっ♪ 決めたぞアダー!」
「ん? 何をだ?」
「アナブラの付き合っている野郎の姿を直に見てやろうじゃなか!」
「……え?」
「バレンタインの夜ならあいつは絶対彼氏に会う! 恋する乙女なら絶対会う! 己だってそうする!」
「おーい? ドラゴーン?」
「だったら、尾行するしかないじゃないか!!!」
「」

 こうしてドラゴンの鶴、もとい竜の一声でアナザーブラッドを尾行する事になったのだった。


44:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:29:58.05 7t8Nn0U5






■MUGEN街

 そしてバレンタインデーの夜。
 ドラゴンファイヤーはアナザーブラッドを家から出るところから尾行して、街まで来ていた…

「………どうしてこうなった」

 若干うんざりしてきたデス=アダーとは対照的に気分よく尾行を続けるドラゴン。
 恋を冠し恋に生きた存在の彼女だからこそ、友人の内緒の恋事など彼女の興味をそそるには十分すぎる。
 だからこそドラゴンは友人の恋した相手を知りたいと思い到った―――だがその方法がストーカーまがいで、大丈夫か?

「てかゲーニッツの奴、悩むくらいならアナブラに直接聞けばいいのに…」
「今日それを聞くとセクハラ扱いで問題になる可能性がある」
「めんどくせぇ世の中だな。恋バナくらいでセクハラって…」
「仮にそうならないとしても、金髪でヒゲのおっさんの相手の事など話したくないだろうな」
「そーだなー…お?」

 会話中に突然ドラゴンがその場に立ち止まり停止した。

「どうした? アイツ見失ったか?」
「いやちゃんといるぞ。二人」
「そうか………二人?」

 デス=アダーは自分の目を凝らして前方をじっと見る。
 たしかに前方にアナザーブラッドはいる、いるのだが―――何故か、アナザーブラッドが、二人いる。

「これは……どう言う事だ?」
「あーこれはアナブラの血液を操る能力で作った分身だ。成る程…ゲーニッツが毎回巻かれるわけだ」
o0(尾行に気付かれたか? それとも毎回分身作っているのか…)

 ブツブツと考え込むデス=アダーだが、そんな事はお構いなしにアナザーブラッドはそれぞれ別方向に別れてしまった。
 このままではアナザーブラッドを見失ってしまう。そんな状況にデス=アダーは閃く。

「さてドラゴン、ここで問題だ。
 このまま尾行を続けて本物を追える確率は二分の一、二手に別れて追えば確実だが、奴がさらに分身を作る可能性は十二分にありえる。さあどうすればいい?」
「全部追えば確実だな。でも二人じゃ無理だ…」
「そうだ、なら全部を追えばいい」
「そりゃそうだが…どうやって?」

45:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:32:30.49 7t8Nn0U5
「こうすればいい――うぉらあッッッッ!!」

 デス=アダーは右手に力を込めると右腕で周りを薙ぎ払うように振るう。
 右手と指がボロボロと崩れ散る。すると崩れて散らばった肉片が徐々にヘビに変化していく。
 数にして数十匹、デス=アダーの右手首分で構築されたヘビたちは次々に地面を張って増えたアナザーブラッドを追跡する。

「おー! 相変わらず便利な能力だなー」
「さてと、後は何処かで待つとするか」

 二人は近くのカフェに入るとそこでしばらく待つ事にした。
 カフェから町を見回すと相変わらずカップル達がキャッキャウフフしている。
 さてさて、その場面でも適当に覗いてみようか……








【新生路地裏同盟&さっちん×さっちん】

「はい、サキエルさん…これ、私からのチョコレートよ、味わって食べ…」
「ムシャムシャムシャ……ゴクン。ああ、美味しかったよさつき」※5秒で完食。
「…………サキエルさんの馬鹿――!!」ダッ!!
「さ、さつき――!?」
「……アレックス、あれどうしましょうか?」
「いいんじゃないか? ほっといても」
「そうですね…アレックス、これ私のチョコです」
「ありがとなシオン」



【大剣&雷バル】

「あ、あの…ソルさん……これ…/////」
「……………ふんっ」
「くっ、ソルの奴…チョコを貰っておきながら気の聞いた言葉すら言えないのか!」
「まったくだわ…あれじゃあフィオナが可愛そうよ!」
「カイさんに冴姫さん!!?//////////////」
「お前ら……覗くんならもっと離れて覗けよ…」



46:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:34:31.57 7t8Nn0U5


【はぁと+大勢】

「みんなー今日の為にいっぱいチョコレート作ってきたよー!」
『『『『ウォオオオオオオオオオオオ!!!!』』』』
 ↑シン・ハート様・サウザー・狼牙・慶次・ブラックハート・溝口誠・飛竜・ラスプーチン…etc
「はいはい、みなさんちゃんと並んで下さいよ…(ドンッ!)あっ」※先生、サウザーにぶつかり一機消滅。
『『『『先生ーーーー!!!』』』』
「わ、わたしは悪くないぞ! 聖帝だもん!! わたしは悪くぬぇ!!!」



【封殺する?される?&黒田節】

「おーい鉄兵ーチョコレート作ったぞぉ~瓢箪の酒いれたボンボンだぁじぇ~~」
「日本酒のボンボンか…有りそうで無ぇな」
「清、お前にも萃香と同じボンボンを作ってきたぞ、さあ喰え」
「勇儀…俺はこう見えて未成年で…てか酒がだm」
「歳なんざ気にするなって、さあ喰えっ!!!」ガゴッ!!
「モガッ!? ―――――――………(バタンッ!」
「きよー!!?」
「浪清ってヴぁ~相変わらず酒に弱いねえ~」
「萃香は相変わらず酔っぱらってるよなー」モグモグ







 ドラゴンファイヤーの二人がカフェで過ごすこと数十分が経過――…

「さてと、そろそろいいか…戻れ――」
「アナブラ見つかったかな~? あっ、そうだ忘れるところだったぜ……はいっ、アダーに♪」

 ドラゴンは思い出したように手提げバッグの中から何かを取りだす。

「お? これは…」
「バレンタインのチョコだ。本当ならもっとロマンチックに渡したかったけどさ…」
「一応聞いておく。まともに食べられるものだよな?」
「失礼な、去年の失敗を全てクリアしてはじめて改良と呼ぶ」
「お前はどこの悪役だ…」

 去年のホワイトデーの後にデス=アダーの部下から真実を知ったドラゴンは、今年は普通にチョコレートを作りました。
 義理チョコを一切作らずデス=アダーにあげるだけに愛情と丹精込めた本命手作りチョコ。
 デス=アダーは不安も覚えながらも渡されたチョコレートの包装を破り中身を取り出す。
 手作りのそれは、ホワイトチョコで【To the Tyrant of love】と書かれているハート型。
 愛情と想いを込めた手作りチョコ。それを見たデス=アダーの感想は…

「………ありがとな、ドラゴン」
「お、おう…普通に言われると逆に照れるぜぇ……/////」

 そうこうしている内、アナザーブラッドを追跡していたヘビがデス=アダーの右手に集り右手を再構築していく。
 しかし――

47:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:37:34.78 7t8Nn0U5

「アダー!? ゆ、指がッッ!!」

 デス=アダーの右手がギロチンでザックリ切り落とされたかの如く、その手には指が無くなっていた。

「どうやら何匹か踏まれて死んだな。人込みの中を行かせたからな、仕方ねえ」チョットイテェ
「見せろ……うわぁ……」コレハヒドイ…

 無くなった指先から血がドクドクと流れてデス=アダーの腕を赤く染めていく。
 そんな状態なのにもかかわらず、別に気にも留めないデス=アダー。だがドラゴンはそれが気になってしょうがない。

「前にも言ったろ、肉食えば治る」
「うぅぅ~~………んあ!」パクッ
「?!」

 すると、ドラゴンは大きく口を開けると傷付いたデスアダーの右手をパクッと食む。

「お、おい」
「ペロペロ…チュパクチュチュパ…クチュペロペロ…」
「……くすぐってえ」

 優しく、丁寧に、艶めかしく、ドラゴンはデス=アダーの右手を舐め続ける。

「ペロペロペロ……どうだ? 痛みは引いてきたか?」
「引いちゃいないがな…」

 ドラゴンに右手を舐められながらデス=アダーは戻ったヘビの記憶を再生しながら状況を把握。
 これでアナザーブラッドが隠れて会っている人物を特定できる―――…はずだった。

「………ちっ、やられたな」

 デス=アダーは顔をしかめて舌打ちする。

「ほぉうふぃたふぁふぁー?(どうしたアダー?)」
「おい手首喰うなよ。……あいつを見失った」
「!? ベロュッ! ――どう言う事だ、ヘビは間違いなくアナブラを追い続けたんだろ?」
「ああ、だが全員が血溜まりになって消えやがった」
「なん……だと……」

 それを聞いてドラゴンは驚愕した。

48:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:40:32.82 7t8Nn0U5

「どう言う事だ!? 途中で見逃したんじゃないのか?!」
「違うな。これは―――根本から間違っていたようだ…」
「?」
「考えてみりゃ妙だった。ゲーニッツに何度も尾行されてるわりにあいつからは尾行を恐れる気配が一切感じられなかった。
 分身での撹乱作戦に絶対の自信を持っているものと思えたが…増員して追い詰めれば意味を成さないはず、そして分身は全部消えた」
「??? ………つまり?」

 全然わかっていないドラゴンに対してデス=アダーは導き出した答えを言い放つ。 ~

「家を出たアナザーブラッドはその時点で既に分身だった」
「なっ、何だって―――!!?」
「あいつは最近何度も尾行されていた。だから分身を操り先に出して尾行が分身に釣られたのを確認してから本人は悠々と家を出る…って寸法だ」
「汚いなエロ本流石エロ本汚い。手の込んだ仕込みをしやがってぇ~!!」

 怒り心頭のドラゴンを余所に、デス=アダーの頭には別の疑問が膨らんでいく。      ~

「だが、これはこれで興味が沸いた」
「~~~~…ん? 何がだ?」
「そこまでして恋人が誰かを隠す――その理由だ」 ~
「……ものすげー不細工とか、ものすげーデブとか」
「さぁな……とりあえずチョコでも喰ってから考え――」
「そうだな、味わって食べてくれよ……ん――」
「ん?」 ~

 デス=アダーがドラゴンの手作りチョコを手にした――――その時。



 ドッグォオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!



「「――!!?」」

 突如、爆音と爆風が二人がいるカフェに襲いかかり辺り一面を吹き飛ばした。







49:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:42:50.24 7t8Nn0U5

「――…ぶはっ!! …ありがとうアダー」
「――…ふぅ……一体何が起きた!?」

 二人は爆発で崩壊した瓦礫の下敷きになるも、デス=アダーはドラゴンを庇いながら瓦礫を粉砕して無事脱出。
 周囲を確認すると、この場所から遠く離れた場所からも爆音と悲鳴が聞こえてくる。
 どうやらここだけでなく他の店も同じように爆破されているようだ。

「どこの馬鹿の仕業だ…………ん? ドラゴン?」
「…………」

 デス=アダーがドラゴンを見ると妙に静か……いや、静かすぎた。嵐の前の静けさか怒りで時が止まったか感覚なのか。
 この手のパターンならデートの邪魔をされて怒り爆発で金カラーになってもおかしくないはずなのだが。
 何故か、ドラゴンは、静かだった。
 その視線は瓦礫の下に向けられている。
 何を見ているのか? デス=アダーも確認してみると、そこにあったのは―――

「…………」
「―――あっ」


 デス=アダーは彼女が沈黙している意味に気付いて自分の左手を見た。



 何もない、何も持っていない、持っていたはずのものがない。



 彼女の視線の先にあるもの――――



 瓦礫の下敷きになりボロボロの粉々に砕け散ったドラゴンお手製のバレンタインチョコ。




「……一年」
「………ん?」

50:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:45:26.82 7t8Nn0U5
「一年も……待ったんだぞ……去年にちゃんと渡せなかったからさ……ちゃんと渡そうって……
 己は……呪いのような生を受けたけど………これも…呪いなのか………バレンタインに…チョコ…渡せないって
 ……こんなのって…………うっ……………うぇぇぇぇぇぇん! うわぁぁぁぁぁぁん!」

「―――!」

 ドラゴンが泣いた。普段どれだけ傷付こうが試合に負けようが、泣く事のない彼女はポロポロと涙を流して泣いた。
 星生まれの竜であれ、呪いをかけられた存在であれ、彼女は普通の恋する少女の一人なのだ。

 それを目にした恋人の暴君は―――――


 プチンッ


「……ちょっとだけ…待ってろ」ファサッ
「―――…ぐすん ……?」
「すぐに…終わらす…だから少し待ってろ」
「……………うん」

 泣いているドラゴンに自分の服を被せると、デス=アダーは一人、爆音激しい戦場へと向かう。
 爆発を受けて自身にもダメージがあるにもかかわらず、彼は躊躇う事無く歩き続けた。

「…………アダー…」

 ドラゴンは、彼が何をやるのかを理解した。
 無茶しないで――そう祈りながら彼女はデス=アダーが無事に帰ってくるのを待った。


 ……この騒動を起こした奴らは触れてしまった。


「………………さてと…どう殺るとするか――」


 ヘビにあるはずのない―――――――逆鱗に。








 ドラゴンファイヤーがいるカフェが爆破される数分前……

 バレンタインデーの夜、賑わう街に突如として襲い来る危機。
 謎の一団がMUGEN街の一画を占拠すると、幹部らしき連中が声を張り上げて士気を上げている。

51:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:48:20.62 7t8Nn0U5

「邪魔なんだよ。俺のお嫁さんにならない女は全て!」 【暴君の嫁探し】デスアダー!!

「馬鹿隊長って呼ぶんじゃないぞ!」 【ウドン13番外編】 アドラー!!

「嫉妬マスクに似てると後ろ指さされる男!」 【東映版クモ男】スパイ・ダーマッ!!

「それじゃ、みなさんご一緒に! リア充爆発しろ!」 【某爆発しろ大会司会】ディージェイ!!

「よくもこんなキ○ガイバレンタインを!」 【チャージマン研】ジュラル星人(の魔王)!!

 MUGENに誇れる(?)もてない男、相手のいない非リア充、単に破壊しまくりたい連中……etc
 それらが集まり手を組んだ。イベントのある日を狙いカップルを襲撃するこの迷惑極まりない集団。

 その名を―――『新生MUGEN嫉妬団』

 嫉妬団はこのリア充カップル溢れるバレンタインデーの夜にカップル殲滅作戦を実行しようとしていた。

「我らジュラル星人の数百年進んだ科学力を見せつけてやるがいい!!」
「「「「「ははっ魔王様!!」」」」」

 まず、ジュラルの魔王の命令でジュラル星人達が一斉に街へと繰り出してカップル御用達な店にダイナマイトを仕掛けて次々と爆破していく。

「いけーゾルダーテンよ!! 彼女持ちのアインに対するムカつきと怒りをこの街にいるカップルどもにぶつけてやるがいいッ!!」
「「「「「ア―――イッッ!」」」」」」」

 お次に、アドラーの命令で大量のゾルダーテンが爆発に混乱する街へと繰り出してカップル相手に数の暴力による強制戦闘を仕掛けていく。

「野郎共!! 日頃の鬱憤を今ここで晴らしてやれぇッッッ!!!」
 \ ヒャッハー!! / \ シュジンコウハワタシダー!! / \ アサギモウヤメロヨォ! / \ アイナド―イラヌッ!! / \ ネタマシイ…パルパル /

 そして最後、嫁探しアダーに感化されて集った嫉妬に満ち溢れたキャラが追い打ちをかけるように街中で大暴れして被害を拡大させていく。







 作戦実行より十数分後、嫉妬団襲撃の勢いは留まる事を知らず、幹部達は成功を祝して祝杯をあげていた。

「ところでよぉー馬鹿隊長、お前の相棒はどうした?」
「馬鹿隊長言うな鉄仮面。相棒…ああ、デップーね。“この画面を見ている奴らがうらやむくらいのチョコを貰ってくるぜ~~♪ ”
 …とか言って死の女神のところに会いに行きやがった。俺様をほったらかしにして……」グスン
「どんまい……俺らこんなにいい男なのにどうしてチョコ貰えないんだろうなー畜生…動画が再開されればきっと…」
「きっと今年中には再開されるって、まぁ見てなww」
「破壊活動を部下達に任せきりにして失敗フラグを言う隊長に不安を覚える男、スパイ・ダーマッ!!」
「いいんだよ、俺らは団員達の妨害を乗り越えてやって来たカップル共を相手にする為に力を蓄えてんだ」
「その通りだ。ゾルダーテン達を倒して疲弊しながらやってきたカップルを個々に潰す合理的な作戦なのだ!!」
「……許せるッッ!!」
「はっはっは、圧倒的じゃないか、我々ジュラル星人の力は!!」
「シャッカシャッカ~~イェェイィ~~♪」※ディージェイDANCE&SONG中
「「「「で、おまえは踊ってだけかよ!!」」」」
「だってこの中じゃ俺が一番弱いからな~HA☆HA☆HA♪」

52:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:52:07.57 7t8Nn0U5

 あるカップルは爆発に巻き込まれ、
 あるカップルはチョコレートを奪われ、
 あるカップルはゾルダーテン×10にぼこられて、
 次々と嘆き倒れるカップル達。もはや嫉妬団の勝利で終わるのかと思われた――――その時。

「大変です魔王様! 街で爆破作業をしている同胞達が全滅しました!!」
「なんだと!?」
「大変です隊ty…いえ、バカ! ゾルダーテンと団員達が同じく全滅しました! 何故か毒ヘビの群れに襲われたとの報告を!」
「お前何で言いなおしたおい、てか何、ヘビって?! なんでいるんだよ今は2月だぞ! 冬眠真っ最中だろ?!」
「おいおいおいおい――― 一体何が起きたってんだぁ!!?」


 嫉妬団幹部が困惑している最中に…少し。
 皆さん、MUGENには様々な暗黙の了解がある事をご存じだろう。
 その一つに『MUGEN内におけるキャラ同士の戦闘行為は格ゲー形式によるものとする』…がある。
 例えば設定上使われていない能力があってもそれを戦闘に使用するのは『ご法度』『禁じ手』『空気読め』それが普通にして常識。
 設定上、相手を即死出来そうな能力があっても極一部の技でしか機能しなかったり、それなりに制限がかかっていたりする。

 では、デス=アダー(not嫉妬団)にある能力だが―――
 ヘビに変身する能力は格ゲー時には使用されない原作能力、ちなみに原作では捕えた捕虜をヘビの餌にして殺したりしている。
 余談だがドラゴンと付き合って以降は捕虜を解放しておりその行為も一切行っていない。
 デス=アダーはヘビに変身できる、そしてヘビに人肉を与えていた……
 ややこしい理屈は置いといて結論から言うと――デス=アダーは人間を喰います。非性的な意味で、食欲的な意味で。大事な事なので(ry

 デス=アダーは全身全てをヘビに変身させて街中に分散させると暴れている嫉妬団団員に向かい一斉に襲いかかった。
 リアル視点で見るならば、嫉妬団団員タッグvs殺意満載の毒ヘビ数百匹―――……数の暴力ひでえ。
 だが問題なのはその見た目。大群たるヘビが群れるその図は、不快指数MAX、嫌悪感を煽り相手の戦意をも削りとっていく。
 ……ええ、勝ち目なんて、ある訳がない。

 さらに団員を殺す傍らジュラル星人が仕掛けたダイナマイトを丸飲みにして移動、そして誤爆死。
 毒ヘビが死ぬ事は、デス=アダーの肉体が削られる事と同意だが、お構いなしにデス=アダーは爆死しつつ嫉妬団団員を潰してった。

 死屍累々 阿鼻叫喚 地獄絵図 魑魅魍魎 B級映画―――

 デス=アダーは総勢500近い数を相手に奮闘…てか殺戮して屍の山を築いた。



 新生MUGEN嫉妬団の破壊活動は、突如現れた毒ヘビの群れによって団員が壊滅させられた事により途中で頓挫。
 そして残った幹部達は―――それぞれ各個撃破されていく。

53:名無しさん@ピンキー
11/04/07 21:56:12.08 7t8Nn0U5

『ハイッ竜巻落とし!!』『パイズリ投げ!!』『ウリャッ!!』
「ぎゃああああああああああああ!!!!!」
「――まったく何してんデスかこの馬鹿は!」
「うるせえ黒豆!! よくもオレを紅魔館のバレンタインパーティーに出入り禁止にしやがって!!」
「お前をこの時期にフリーにしたのはこっちのミスデス……とりあえず皆に配られたミニチョコやるから機嫌直すデス」
「おっしゃあああああああああああ!!! レミリアたんやフランちゃんのチョコゲットー!!!」
「ほんとお前は単純な奴デスね……(てかそれお兄ちゃんが作ったやつデス……まいっか)」


「アドラー、貴様の悪行もこれまでだ!!」
「よく来たなと言っておこうかアカツキ。だがな、三つも絶望を秘めてパワーアップした俺に恐れるものなど何もない!!」
「3つの絶望…だと…」
「“ 雪緒ちゃん(笑)の護衛だとデートを断られた絶望 ”…“ アド畢(アドヒキョ)が全然流行らない絶望 ”そして…“ フラウヒッキョウにチョコを貰えなかった絶望 ”だ」
「………」
「三つの絶望より産まれし魔神“ ズーパーアドラー ”(金カラー+尖兵化)と化したこの俺は、もう何も怖くn」
「ウルせえッッッ!! 歯ぁ食いしばれッッ!!!!###」※金カラー化してます
「ウゴハッ!? ちょおま、フライングて!!!」
 ドカバキビシボコドカバキビシドカドカバキビシボコドカバキビシドカ…
「  ###  神  風  !  !  」※白蓮とのデートを邪魔されてマジギれアカツキ
「ア―――――――ッ!!」


「――もうやめるんだ東映版!」
「貴様は――本家スパイ・ダーマッ!」
「日本のヒーローたるお前がこんな事をするのは間違っている!」
「うるさい! 美人の蜘蛛少女(比良坂初音)と付き合っている貴様なんか~~~~許せんッッ!!」
「……振られた」ボソッ
「……え?」
「デートほっぽり出して人助けしまくってたら…ビンタされて振られた……」ズーン
「………」
「………」グスン
「………呑みに…行くか?」
「………ああ」
「………本家を慰める男、スパイ・ダーマッ」


 トゥルルルル トゥルルルル
「はいもしもし?」
『ディージェイさんどこいるんですか!? もうすぐラジオ番組の本番ですよ!!』
「オーゥ! ひびき、すっかり忘れてたぜハッハッハ―!!」
『私たちの準備は完了してます。あとはディージェイさんだけですよ』
「相変わらず仲いいねえひびきーズ♪ オッケイ、あと十分くらいでそっちに着くぜ。んじゃ☆」
『ディージェイさんがログアウトしました。』

※ジュラルの魔王は生き残ったジュラル達を連れて宇宙に逃げました。


 ―――こうして、事件は幕を下ろした。

54:名無しさん@ピンキー
11/04/07 22:00:44.49 7t8Nn0U5
 毒ヘビに襲われて死亡した団員&嫉妬団に倒されたカップル達は医者系キャラや黒子(審判)の懸命な努力により死亡者0で抑えられた。
 後に、今年のバレンタインに起きたこの事件は『殺戮の鮮血(ジェノサイド・レッド)』と呼ばれるようになった。
 毒ヘビの猛毒にやられて血で真っ赤に染まった嫉妬団団員の悲鳴と絶叫がバレンタインの夜に響いたとさ……。




 そして……ドラゴンファイヤーの二人は…

「…悪いな…ドラゴン」
「ほんとに……無茶はしないでくれよ…」
「流石に全身ヘビ化はきつかった……」

 息も絶え絶えになりながらも無事に戻ってきたデス=アダーを休ませる為、騒動が治まり静かになったMUGEN街にある公園にいた。
 デス=アダーは疲労困憊だがその体に傷は一つもない。右手もちゃんと元に戻っており爆死したヘビの容量分も失われずに戻っている。
 ……何で元に戻ってるのかって? そりゃあ戦いながら食べてたからですよ。ええ、嫉妬団団員の血にk(ry
 体は元に戻っているがデス=アダーは膨大な魔力が枯渇寸前になっており、それからくる精神的疲労のため動けない。 
 ベンチで横になるデス=アダーに膝枕をするドラゴンの顔にもう涙は流れていない。

「ところで…何で奴ら全員を潰そうとはしなかったんだ? 力が無くなる前に倒せただろうに?」
「………………指揮している奴らの中に、あいつがいた」
「あいつって?」
「馬鹿だ」
「……あいつかー…」
「“ あーあっ、出会っちまったか ”…な展開は正直めんどくせぇ……」

 『馬鹿』とはアドラーの事ではなく――――…言わずもがな。ねぇ再開マダー?
 デス=アダーはそいつと鉢合わせになる事を嫌い団員のみを全滅させてドラゴンの元へ戻ったのだ。

「それにぃ……俺がやる必要はねぇだろ……誰か他の奴らが…倒すだろうし……」
「まぁMUGENではよくある事、だもんなー」

 他愛もない会話、騒ぎのお陰で公園には二人以外に誰もいない。
 ドラゴンは横になっているデス=アダーの顔にそっと己の顔を近づけていく。
 動けないデス=アダーは抵抗する事なくそれを受け入れる、動ける状態でも抵抗しないだろうが。

 Chu♪

 誰に遠慮する事のない二人っきりの空間。長く、永く、二人は互いに互いの味を味わう。

「―――――…んっ…////」

 唇を離すとドラゴンの頬は紅潮しておりどことなくいやらしい雰囲気を醸し出していた。
 デス=アダーが本調子ならばこのまま襲っていただろうが、そこはドラゴンも理解しているので襲わない。

55:名無しさん@ピンキー
11/04/07 22:08:23.86 7t8Nn0U5
「―――――…で、どうするよ、あいつの事は?」
「んー? 何の事だ~~?」

 それを聞いたデス=アダーは呆れかえる素振りを見せると、一言呟く。

「………アナザーブラッド…」ボソッ
「あっ! ………忘れてた」

 ジト目で睨まれてドラゴンの額から暑くもないのに汗が出る出る。
 はっはっはと笑うデス=アダーだが明らかに顔は笑っていない、これは間違いなく切れ気味。

「………まぁいい。ドラゴン、こうなりゃお前があいつに直接聞け」
「えっ!?」
「お前あいつの友達(ダチ)だろ? だったらそれが一番ラクだ」
「………あー………そーだよなーそれが一番楽だよなー」
「ゲーニッツも本当ならお前に事情を話したかったんだろうが、あの会の会長である立場上、伝えれなかったようだ」
「……でも……なんで急に?」
「こっちはそのせいでこんな目に遭った……オレ達にはそれが誰かを知る権利がある」
「……店を爆破したのはアナブラじゃねえぞ」
「ああ、だがあいつが男を隠し続けた結果がこれだ。チョコは喰えずオレはボロボロ、膝枕は最高だが今の気分は最悪だ」

 デス=アダーの怒りの矛先はアナザーブラッドへと向けられていた。
 佛々と沸き上がる怒りを太ももを通じて感じとり若干ビビりながらもデス=アダーに問いかける。

「アナブラの男を見つけたら……どうする気だ?」
「……魔力最大(ゲジマユ)にしてシン(黒竜)連続召喚――と、その前に顔面をぶん殴る」
o0(アナブラとその彼氏逃げろぉー!!)


 こうして日付が変わり今年のバレンタインデーは終わった。
 結局デス=アダーはチョコを食べる事が出来ず気分は最悪。得た物はなくむしろ失ってばかり。
 そして追跡を巻いたばかりにアナザーブラッドは色々と大ピンチ。
 不幸中の幸いは、デス=アダーの回復と国での仕事の都合上、今すぐには会えない事だ。
 ドラゴンはほっと胸をなで下ろす。そして話は一ヶ月後のホワイトデーに続く――続くったら続く。

 【暴君とドラゴンのバレンタインⅡ】FIN 


56:名無しさん@ピンキー
11/04/07 22:13:18.08 7t8Nn0U5
はい投下終了……ああ、次はさらに時期外れになるホワイトデーだ。

うん、時期悪いよね。
震災あったのに大量死亡の描写とか……なら、削るしかないじゃないか!!
ちなみに省いたアナブラのエロシーンは……対岸の火事よろしくな不謹慎台詞だったので全カット。

次は一か月以内に投下できるかなー? ええ、次はエロ入れますとも。
ではっノシ

57:名無しさん@ピンキー
11/04/08 12:27:51.05 V33mOoGv
>>41-56
乙!よく見たらサウザーが二人いるような気が…

58:名無しさん@ピンキー
11/04/08 13:09:59.17 DM2WO7/L
乙~♪
しかしDJも入団しちまってたのか、なんか順調にメンバー増えてるなw

ピーターの受難は原作考えると笑えないから困るww

59:名無しさん@ピンキー
11/04/08 21:15:29.93 QLwZwxMv
乙!!次回のエロに期待。

60:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:37:30.12 MADD2vil
こういうSS見てるとエロパロって感じがするなー…エロないけどw

61:名無しさん@ピンキー
11/04/10 15:08:18.29 5Jsvix7S
長編乙。

でもって毎年恒例、夜桜見ながら青姦の季節ですなー

62:名無しさん@ピンキー
11/04/11 00:45:29.51 PtmNr3sU
>>56
規制で感想が書き込めなかった不具合
GJです。
やはり膝枕はいいなあ

63:名無しさん@ピンキー
11/04/12 19:31:56.03 auyp+U8Q
最近MUGEN入りした前張り衣装の隠しボスと合う男ってどんなだろ……

64:名無しさん@ピンキー
11/04/12 19:45:41.48 Z8BWqc+C
ド全裸のマンハッタンさんで一つ

65:名無しさん@ピンキー
11/04/12 20:28:50.31 zFZrm0fi
>>63
相方にピンと来たらパラセエロ書く予定ですか!?期待!

66:伝書鳩 ◆PIYOPIYOYY
11/04/12 21:22:55.18 9OasNpns
>>63
グッドマンとか合うんじゃないかな?
共に一定の条件をクリアしなければ戦えないボスで、内容は違えど研究してるし。

67:名無しさん@ピンキー
11/04/13 09:58:02.35 V0uw9c2b
向こうとこっちで同じレス書く男の人て……

68:名無しさん@ピンキー
11/04/15 17:27:21.46 qm+a4b8g
>>67
ほんとだww。そこまで伝えたいなら自分でその想いを書いてみんしゃいと。

69:名無しさん@ピンキー
11/04/15 22:10:36.75 WuwMKziU
最近、芸人一座のエロに飢えてる俺がいる……。




70:名無しさん@ピンキー
11/04/16 06:29:32.57 Fz54dfJN
>>69
さあ、今こそ職人になるのだ

71:名無しさん@ピンキー
11/04/17 20:52:48.41 XucoA6zO
ロボカイmk2とメカヒスイで初夜「オイル注入」

2「なぁメカヒスイ、人間は結婚式を終えた夜に性行為を嗜む習慣があるようだが。」
翡「そのようですね。しかし私たちにはそのような機能は付いていないはずです。」
2「それは承知しておる。いかにわしらの愛が深淵の底より深かろうと、こればかりは真似できん。」
翡「何か考えがあるようですね?」
2「さすがわしの嫁、察しがヨイではないか。まぁセンサーを貸せ。」
翡「はい…はい…………なるほど。しかしそれに意味はあるのでしょうか?」
2「ない!しかしわしは興味がある!」
翡「なるほど。mk2さんがそうおしゃるなら、私もよろこんで付き合いましょう。」

翡「固定具で固定しないんですか?これでは不安定です。」
2「これでいいのだ。さ、服を脱ぎたまえ。汚してしまっては困るからな。」
翡「はい。」
2「…」
翡「…」
2「…」
翡「………あの、」
2「なんだ?」
翡「じっと見てますが、さして珍しいものではないでしょう?」
2「うむ。しかし脱衣過程も大事と聞いたぞ?」
翡「そうなのですか?よくわかりませんね。」
2「わしにもわからん。さて、わしもパージするか。」『ガシャーン』
翡「あっという間ですね。」
2「そっちは手間がかかって大変そうだな。」
翡「…」
2「…」
翡「…何も纏っていないボディを博士以外に晒すのは初めてですね。」
2「うむ、わしもだ。こうする理由がないからな。」
翡「…」
2「…」
翡「……始めましょうか?」
2「む!そうだな!」

(あんなに私をスキャンして……何か変なところでもあったのでしょうか?)
(イカン、思考回路が鈍っておる。不慣れなこととはいえ、たいしたことでもなかろうに?)

「さぁ、わしにきれいなところを見せてくれたまえ。」
「なんですかそれは。…開きますよ。」『カシュッ』
「おお、ソコが給油口か!」
「…mk2さん?」
「どうした?」
「やはり直接移すのではなく、一度容器に……」
「大丈夫だ!こっちにノズルは付けたし、そう漏れることはないぞ!」『カチャン』
「あっ、そんないきなり…」
「おお…驚かせてしまったか…すまない。」
「いえ…じゃあ、始めてください。」
「うむ。」
『カシュン カシュン カシュン カシュン』
「ああ、mk2さんのが入ってきてます……すごく、変な気分です。」
「む、不調が出たか?新品に変えたはずだが…」
「いえ、そういう意味ではなく……なんなんでしょう?」
「わしに聞かれてもな…。さ、終わりだ。」『カシン』
「…(私の中に、mk2さんのが…混ざって…体中を巡って…)」
「…本当に大丈夫か?」
「…ええ、大丈夫です。ありがとうございます。…mk2さん?」
「どうした?」
「またやりましょうね。」
「うん?、う、うむ…・?」
おわっとけ

72:名無しさん@ピンキー
11/04/18 01:01:06.54 5oZ7aK2h
乙!ロボエロいいな

73:名無しさん@ピンキー
11/04/18 01:42:22.01 2PAJ5aEO
>>71
ぶらっと来たが、こりゃいいもん見た
GJ!

74:名無しさん@ピンキー
11/04/18 14:04:02.01 zN/TJ2+P
続いてしまったロボカイmk2とメカヒスイ「ちょっと気まずい」

2「ヒスイよ、ちょっとこっちきなさい。」
ヒ「どうしたんですかmk2さん、ボイスゲインがいつもより小さいですよ?」
「なぁヒスイよ、おぬし、わしと違うタイプのオイルであろ?」
「ご存じなかったんですか?」
「バカモン!知っておったらあんなことさせんわ!!万一があったらどうする!!」
「…では、事前にお調べになっておればよかったではないですか。」
「そうではないだろう!なぜそうだと言ってくれなかった!?」
「それは…………っ―」
「おい、何処へ行くのだ!話は終わってないぞ!!……なんだというのだ、いったい。」

2「ということがあってだな。洗いざらい吐いてもらおうか、Dr.アンバー。」
ア「やですよ~、そんながっつくと嫌われちゃいますよ?女・の・子・に♪」
「うるさい!わしは今生涯をかけての真面目モード絶賛稼働中なのだ!答えよ!」
「そうは言いますけどね~。私、あの子に何をした訳でもありませんし~。
それに、型の違うオイルが混ざったところで致命的な問題って訳でもありませんし~?」
「致命的でなくとも問題には間違いなかろう。」
「…案外、固いんですね?」
「茶化すな!わしはいつだってヒスイのことを思っているんだ!!だのに…なぜ分からん!?わからん!」
(相変わらず感情的でデタラメなAIだなー。どこをどうすればこうなるのやら。)
「ふん、もうよい!こんな所にいられるか!わしは自分の部屋に戻るぞ!あー気分ワルー!」
「…mk2?」
「あん?」
「女の子の気持ち、ちゃんとわかってないとだめですよ?」
「わしらは機械だ。とうとうボケたか?」
「本当にそうかな~?」
「…何が言いたいのか理解不能状態。帰るぞ。」

ク「で?僕のとこに来てどうなるってのさ?こういうのはアンバー君の方が適任だと思うけどね。」
ヒ「しかしクロウ博士、あの方は…その…私に容赦無いといいますか…」
「…やれやれ、面倒くさいねぇ。」
「申し訳ありません。」
「いいさ。君らの相互関与に伴う思考変化のモニタリングは非常に興味がある。特に君の方はね。まさにカモネギだ。」
「あの…私はバグが発生してしまったのでしょうか?不調でもないのに、苦しいんです。」
「そりゃあ君、愛する者に理解されなきゃ苦しかろうよ。憎かろうよ。」
「そんな!彼を憎いなどと!」
「本当に?じゃあ何故君はmk2から逃げて此処に来たというのかね?顔も見たくない、遠ざかりたいからじゃないのかね?」
「私は…そんなこと…」
「ほらね、断言できないだろう?」
「……帰ってエラーチェックを行います。」
「直らんさ。断言しよう。メモリーをフォーマットしない限りはね。」
「ではどうすれば!?私はこのままでは…!」
「簡単なことさ。ちょっとmk2の所に行ってぶん殴ればいい。」
「その行動に根拠はありますか?効果はありますか?嫌疑が持たれます。」
「さぁね、やるかどうかは君次第さ。ああ、夕日をバックにすればなお良いな!クククク…」
「……………失礼します。」


2「ちっ、わしを玩具扱いしやがって……ん?おお!ヒスイ、ここにおったか!」
ヒ「……mk2さん」
「ふむ、ここにおったということはクロウの野郎に捕まったか。大事はなかったか?何かされなかったか?」
「………mk2さん」
「ん?どうしたヒスイよ。…ああヒスイよ、わしはもう怒っておらぬからそう心配するな?」
「…ええ。」
「さ、早く一緒に帰―『ガキンッ』ってんなぁ!?」
「………」
「どうしたヒスイよ!『ヒュンっ』何故わしを攻撃する!?『キンッ』さてはクロウになにかされたかっととぉ!?」
「…………mk2さん、私は…」
                    →to be continued

75:名無しさん@ピンキー
11/04/18 15:26:46.75 zN/TJ2+P
2「ちぃ!ヒスイよ、そこをどけ!クロウに何かされたんだろう!?そうだろう!!?」
ヒ「たしかに私はクロウ博士をお話をさせていただきました。しかし何がしかの細工などは一切されておりません。」
「嘘だ!ならば何故ヒスイはわしを攻撃せねばならん!?」
「それは博士の細工とやらにも言えることでは?」
「あいつは信用ならんからな!さっさと行ってとっちめにゃ!」
「ならば、私はその暴走を阻止します。」
「ヒスイよ、言ってることが矛盾しておるぞ!阻止するのはわしだ!」
「…お覚悟を。」


ク「あーもしもし、アンバー君かね?」
ア「これはクロウ博士、どういったご用件で?」
「自分の木偶くらい自分で管理できなきゃいけないと思うんだよね、僕は。」
「あーそれはどうもご迷惑をおかけしまして~。」
「そういう訳だから、お互い何があっても恨みっこはなしだよ。いいね?」
「いえいえ~。それこそお互い様ってことみたいですし?」
「やれ、まったく、木偶に振り回されるなんて真っ平御免だよ。そうは思わないかい?」
「そうですねー。でも、だからこそ興味深いじゃありませんかっ。即ち、予測不能ですよ♪ワクワクしますね!」
「冗談じゃない。全ては範疇に収めてこそさ。…要件は以上、切るよ。」
「ではでは~。………はてさて、どうなるのやら?」


ヒ「mk2さん、聞こえますか?私はここですよ?そっちじゃないです。反撃しませんか?」
2「クロウはこの奥にいるんだからな!ヒスイを相手にはできん!」
「…mk2さん、私が操られていると本気で計算したと?」
「そうだとも!ヒスイがわしを攻撃する意味なぞありはしないのだからな!グググ…」
「私が私の意志であなたを攻撃するという理由は最初から除外されているのですね。何故ですか?」
「何故だと?そんなもん決まっとる!ヒスイは無意味に破壊行動など取らない、そう信じておるからな!」
「しかし現状はこの通りです。理解できませんか?」
「わからんな!ヒスイはわしなんかより賢い、だからこんな非効率なことなどしなくていいのだ!」
「知った口を聞きますね?本当に私を理解してますか?」
「してるとも!」『がばっ』
「!? 何を、こんな至近距離で、あなたを蜂の巣ですよ!離れなさい!?抱きつかないで!」
「うむ、なんとでもするが良い。すまないなヒスイ、わしはおぬしを助けられなんだ。ギギ。
だが許せよ、わしはどうあれおぬしを傷つけることはできないのだから。」
「何故?」
「愛しておるからだ。滑稽だと思うなよ、わしは心の底からヒスイが愛しいのだ。」
「………mk2さん。あなたは、直情的で、盲目的で、それがとても羨ましい。」
「…ヒスイ?」
「mk2さんは自分が言うほど、私を理解してはいません。私も今の私を理解できていません。
しかし、愛する者が自分を理解出来ないのは、苦しいことだと、そう、考えられませんか?」
「わかるぞ。」
「え?」
「ヒスイよ、わしはたしかに理解が足りんことがある。しかしな、ヒスイは泣いておったぞ。」
「私に感情をアウトプットする機能はありません。」
「わしはヒスイがギギ泣くのをみるのは辛いぞ。おぬしも苦しかガガったろう?」
「泣いてなど、いません。」
「わしが受け止めメメメてやるからな。だからおぬしは我が胸で叫ぶが良ヨい。」
「だから―っ、泣いてなど―いな、い、と、」
「さぁ、叫べ!吐き晒せ!わしぐぁうげどグガガガガガガガガガガガガガガガガガピーーーーーー」
「!? ま、mk2さん?mk2さん!!誰か、博士!クロウ博士!!」


「あーもしもし、アンバー君かね?」
「あ、クロウ博士、この度はうちの子がご迷惑を~。」
「いいさ。当然修理費はそっちが持つんだろう?」
「あ、あははは~。それで、mk2は?」
「パーツ交換だけで済んだのは幸いだったよ。ま、ついでにリフレッシュもさせたけどね。」
「といいますと?」
「何、ちょっと滑りを良くしただけさ。じゃ、子細は後ほど。」

76:名無しさん@ピンキー
11/04/18 16:26:45.06 zN/TJ2+P
ヒ「mk2さん?」
2「どうした?わしは元気だぞ。」
「mk2さんは、私を受け止めますか?」
「うむ、物理的に現在進行形だ。不具合でもあったか?」
「……私も受け止めるんですよ?」
「うん?」
「だから、それを咎められるのは、つらいことなんです。理解してください。」
「それは約束できん。ヒスイの為にならぬことは、それは阻止するぞ。」
「そうですか。ならばその時はまた暴れさせていただきます。」『ガキョンッ』
「おいィ?わしは言語化して伝えるという選択肢を強く推奨するぞ?閉まいたまえよ。」
「非推奨です。だって、わからないんです。ああすれば、わかります。」
「ヒスイよ…おぬし変わったぞ?」
「変わりません。理解度が増しただけです。」
「何を言ってるのかさっぱりわからん!いや!わかったから早く閉まっテ!」
「…mk2さん。」『カション』
「なんだ?」
「前に言いましたね?またやりましょうって。」
「今か?」
「オイルが私と同じものになったんでしょう?なら、一切問題はないと考えます。」
「む…そうであったな。うむ、しかし、そんなに良かったか?」
「なら、逆でいきましょう。きっと良いですよ?さぁ。」
「おぬし、やはり変わったぞ。AIパターンを再編成したのか?」
「嫌いになりました?」
「ヒスイはヒスイであろう。何も変わらん!」
「どういう意味です?」
「わしはおぬしを愛しておる!これからもな!さ、やるぞ!」
「……はい!」

2「で?なんだこれは」 ※正座
ヒ「双方向ピストン式ポンプだそうです。」 ※正座
「おぬし…最初からそのツモリであったか。」
「博士に作製を頼んだら快く了承してくださいました。」
「あいかわらずアンバーは妙なところで手が早いな!GJと言っておこう!」
『カシュっ』「こちらは準備が出来ました。」
『カショっ』「コレデヨイのか?スイッチを付けるぞ。」
『カシュン カシュン カシュン カシュン』
「…」
「…」
(ああ、混じってきた…巡る、巡る…ああ…)
(あー、これは…)
「…どうです?」
「……非常に、こう、なんとも言えないな。」
「だめですか?」
「これが良いのか?」
「………私の中、mk2さんで、いっぱいです。」
「そ、そうか。うむ、ヒスイが良いならわしもうれしいぞ。」
「では次も。」
「出す方向に専念しよう。」
「そうですか…」
「無理矢理はいかんぞ?…さて、オイル交換は済んだわけだが。」
「なんです?」
「アンバーは変人だがあぬしの曲線には美を感じる。しばし眺めさせてくれ。」
「あの、順序が逆では。それにコレはオリジナルのソレで…」
「わからんのか、ヒスイだから良いのだ。さぁ、じっくり見させてくれ。包み隠さずにな。」
「はい……」
「…」
「…(あ…またちょっと、変?)」
「うむ、やはりこっちのほうがわしは満足だ。…なぁヒスイ、わしらは愛し合ってるな?」
「ええ。私たちは、ずっと一緒です。」
エロでもなんでもなかった、今度こそ終わっとこう

77: 忍法帖【Lv=7,xxxP】
11/04/18 18:34:01.64 EmE0lQ0+
激しくはないけど、このオイル交換にはエロスを感じる。

78:名無しさん@ピンキー
11/04/18 19:22:02.53 OiabxBCT
ほう、メカ姦…とな……

79:名無しさん@ピンキー
11/04/18 21:21:24.90 h/s0+Bfi
サモンナイトのクノンとヴァルゼルドのエロSS思い出したわwwwww

80:名無しさん@ピンキー
11/04/18 21:53:15.94 WAHgwS7g
3で2番目に攻略したのがクノンだったのを思い出したw
ああ、その頃からすでに…だから俺はこんな俺得を

81:名無しさん@ピンキー
11/04/20 19:27:02.77 OS7lgg8m
>>77
ちょwww
なんつうもんをw
職人には天然オイルをプレゼントしたい!

82:名無しさん@ピンキー
11/04/21 01:18:34.09 0WBXIOP+
読んでて不思議な気分になった
新しい……惹かれるな……

83:名無しさん@ピンキー
11/04/21 16:53:55.68 lGHHzeXT
ネタ抜きのホモ物はやはり向こうでやるべきかね?
具体的にはノマカプの片方を相方の眼の前で掘る感じの話なんだが

84:名無しさん@ピンキー
11/04/21 17:06:31.31 2eYZyI2p
>>83
ノマカプネタを含むから向こうじゃまずいと思ってのことなんだろうけど
ネタ抜きのガチホモネタはここじゃ完全にスレ違いじゃん。
というかむしろ向こうで「ノマカプネタ含む内容だけど投下していい?」って聞くべきじゃないのかそれは。

85:名無しさん@ピンキー
11/04/21 17:48:05.51 0WBXIOP+
時々こういうやつ現れるよなぁ。何を考えてるやら……
ナニなんだろうけど

86:名無しさん@ピンキー
11/04/21 19:08:32.21 /czb1aXe
それより、シブに上がった某カップルのガチエロ絵が…

87:名無しさん@ピンキー
11/04/21 21:46:16.15 I9y1HKJR
あれはかなりエロかった。あのカプは元々エロイ感じがするタッグの一組だけど。

88:名無しさん@ピンキー
11/04/22 08:50:28.92 BtuUBQVW
百合スレってないのかな、良い感じのが結構あると思うんだけど
はぁと×さくらとかカイ子×冴姫とかシュマちゃん×ナイアさんとか

89:名無しさん@ピンキー
11/04/22 10:16:42.61 eETSl7Gj
百合スレはない。
現状百合やレズネタはこのスレではありになってるよ。
たまにSS投下されるし。

90:名無しさん@ピンキー
11/04/22 12:14:08.93 wFYw4+aC
>>89
そうだね、でも百合の場合とかは投下前の注意事項は必須。

91:名無しさん@ピンキー
11/04/22 15:21:05.38 BtuUBQVW
スレはないけどここで書いてもいいってことなのな
どうもthx

92:名無しさん@ピンキー
11/04/22 18:58:22.45 JtWZK2TL
シュマちゃんナイアさんは百合といえばそうだが……
どっちも雌雄同体じゃねw

93:名無しさん@ピンキー
11/04/22 19:00:09.72 wvvlzSmE
つまりナメクジのようなねっとりしっとりなのか………ふぅ

94:名無しさん@ピンキー
11/04/24 01:13:43.99 L3If6DmN
負けたらシュマちゃんやイカ、タコらと触手プ…や、なんでもないです。


95:名無しさん@ピンキー
11/04/24 16:46:29.51 LvS+k2QT
>>94
ギース「ビデオスタンバイ、ダビング準備もバッチリだ!!」
都古「さぁさぁ、ロッ君がんばってきて!」

ロック「なんでオレが対象になるんだよ!?」

96:名無しさん@ピンキー
11/04/24 17:56:41.48 aicDhZbT
でもさ、負けたらレイプはある意味理想の展開だと思うんだ

97:名無しさん@ピンキー
11/04/24 18:58:13.86 pJ/on7Q6
>>95
ロックがイカに侵略されるッ!!

ところで、俺もSS書いてみたんだけど、投稿しても大丈夫?

98:名無しさん@ピンキー
11/04/24 19:00:06.24 aicDhZbT
>>97
大丈夫だ、問題無い
でも一応テンプレの注意事項は読んでね

99:名無しさん@ピンキー
11/04/24 19:08:26.48 pJ/on7Q6

じゃあ、注意書きとして最初に書いとくわ

カプ:げんじんしん
シチュ:父娘物なんで近親相姦。一応鬼畜ではない、はず

自己満文。結構長いかも。誤字とかないと思うけど、あったらスルーしてね


100:名無しさん@ピンキー
11/04/24 19:25:41.59 pJ/on7Q6

早朝、男は己の机に頬杖をついて窓の外を眺めていた。
いや、眺めていたというのはおかしいかもしれない。ぼう、と空中を死人のような眼で、見つめる。窓
枠の外は、明るくなり始め、自転車のベルや乗用車の騒音、クラクションが響く。しかし、男は瞬き一
つしない。本当に死んだ人間のように視線は一定の空中を見つめたままだった。

どのぐらいそうしていた事だろう。日の出が迫り窓からチカリ、チカリ、と男の眼にさすように入って
きた。そこでふと男は我に帰る。すぐに座っている状態から半身を返し壁に高くかけてある時計を見た。

(…しまった)

眠ることも忘れて考え込みすぎたようだ。白髪をかきあげ、眉間をぐと抑える。ズキズキと頭蓋が痛む。
そしてまた一向に答えのでない自らの思考へ入っていった。男は、ムラクモは、これ以上ないほどに悩
んでいた。


101:名無しさん@ピンキー
11/04/24 19:47:11.08 pJ/on7Q6

娘、早苗の事だ。
娘といっても、自分と血がつながっているわけではない。早苗は同郷の者の孫にあたる娘だった。その
者は眠っていた自分とは違い、戦後は国に帰り家庭を築いたそうだが、ムラクモが帰国した際にはもう
すでに亡くなっていた。息子夫婦も事故で急死し、身寄りのない、まだ小さな早苗だけが取り残されて
いる状態だった。早苗を引き取ったのは、単に同情か、戦友の忘れ形見だからか分からなかったが、
ずっと手塩にかけて育ててきた、まぎれもなく、自分の娘だった。



悩みの発端は昨日だった。まだ、春になって日の浅いこの日。早苗は高校の卒業式を迎えた。自分も娘
の晴れ姿を見ようと、その前の日から計画を立てていたが、急の仕事が入り残念無念とそちらを相手し
なくてはならなかった。ムラクモは急に入った仕事に内心怒りを覚えながら、娘に謝った。
「いいよ。大丈夫だから」


102:名無しさん@ピンキー
11/04/24 19:50:43.74 pJ/on7Q6

娘、早苗の事だ。
娘といっても、自分と血がつながっているわけではない。早苗は同郷の者の孫にあたる娘だった。その
者は眠っていた自分とは違い、戦後は国に帰り家庭を築いたそうだが、ムラクモが帰国した際にはもう
すでに亡くなっていた。息子夫婦も事故で急死し、身寄りのない、まだ小さな早苗だけが取り残されて
いる状態だった。早苗を引き取ったのは、単に同情か、戦友の忘れ形見だからか分からなかったが、
ずっと手塩にかけて育ててきた、まぎれもなく、自分の娘だった。



悩みの発端は昨日だった。まだ、春になって日の浅いこの日。早苗は高校の卒業式を迎えた。自分も娘
の晴れ姿を見ようと、その前の日から計画を立てていたが、急の仕事が入り残念無念とそちらを相手し
なくてはならなかった。ムラクモは急に入った仕事に内心怒りを覚えながら、娘に謝った。
「いいよ。大丈夫だから」


103:名無しさん@ピンキー
11/04/24 19:54:16.81 pJ/on7Q6

娘、早苗の事だ。


娘といっても、自分と血がつながっているわけではない。早苗は同郷の者の孫にあたる娘だった。その
者は眠っていた自分とは違い、戦後は国に帰り家庭を築いたそうだが、ムラクモが帰国した際にはもう
すでに亡くなっていた。息子夫婦も事故で急死し、身寄りのない、まだ小さな早苗だけが取り残されて
いる状態だった。早苗を引き取ったのは、単に同情か、戦友の忘れ形見だからか分からなかったが、
ずっと手塩にかけて育ててきた、まぎれもなく、自分の娘だった。




悩みの発端は昨日だった。まだ、春になって日の浅いこの日。早苗は高校の卒業式を迎えた。自分も娘
の晴れ姿を見ようと、その前の日から計画を立てていたが、急の仕事が入り残念無念とそちらを相手し
なくてはならなかった。ムラクモは急に入った仕事に内心怒りを覚えながら、娘に謝った。


104:名無しさん@ピンキー
11/04/24 19:58:01.91 pJ/on7Q6
ごめん、ミスって連投した;


「いいよ。大丈夫だから」

少し残念そうに、しかし、決して顔には出さず笑顔の娘に、やっぱり自分の子は世界一可愛い、と自覚
が一層強くなったのは、はっきり覚えている。

仕事から帰ったのは昨日の深夜帯だった。疲れた足取りで家路につき、玄関の明かりを見たときに少し
申し訳なく思った。家に帰るとテレビを見ていた娘が少し疲れた笑顔で迎えてくれた。

「おかえりなさい」

「…ああ」

居間のソファに座っていた早苗は、まだ制服姿だった。着替えないのか、と問うと、もう制服を着るこ
とも出来なくなるから、今日いっぱいは着るの。と少し微笑んで言った。

「…すまなかったな」


105:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:00:59.31 pJ/on7Q6

椅子に上着を掛けながら、前にも行けなくなったと分かった時と同じ謝罪の言葉がするりと口からでた。
自分の声だが、なんだかその声は情けなく聞こえて、言った後、少し後悔した。

「ううん。友達ともゆっくり話せたし…あ、そうだ」

早苗はテレビを消して、ごそごそとそばの床においてあった学生鞄を探り出し、卒業証書を取りだした。
それを微笑んで、はいと渡される。冊子のようになっていて中に証書が挟まれていた。

「今は筒ではないのだな」

なんとなしに思った言葉が出る。綺麗な証書だったが、指で字をなぞった時、プリントアウトだとすぐ
に分かった。少し気に入らなかったが、早苗が嬉しそうなので良しとする。早苗からの報告は続いた。

「それとね…卒業式終わった後にね、告白されたの」
「何!?」

「…もちろん断ったけど」

「そう…か」

106:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:03:24.84 pJ/on7Q6

心の臓がひやりとした、が、その後の言葉に、ほっと胸をなでおろす。

そうだ、そうだろうな。早苗は可愛いし、気立てもいいし、家事もこなせる。男だったら誰もが惚れ込
む要素がたっぷりある。だが、早苗には自分が悪い男に引っかからないように事細かに言いつけてある
のだ。残念だったな。
ふふんと、己が会ったこともないのに、告白した男児を悪人扱いし、一人で得意げに笑んだムラクモ
だったが、その笑みは覆された。

「好きな人がいるんで、ごめんなさいって」

「………なッ…!」

なんだってェーッ!と叫びたいのを喉の奥でぐっとこらえた。とたんに喉の奥でなんとも言い難い空
気が流れ、我慢できず咳込んだ。

「そッ…それは本当か」


107:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:05:44.10 pJ/on7Q6

冷静に対応しようとしたが焦りで言葉がつっかえた。ジワリと手に汗を握るムラクモに対し、早苗は
「ホントだよ」とケロリと言ってのけられてしまった。
とたんに自分の回りの空間がザラザラとしてくる。
いつ、いったい誰だ。自分の知らない所で、どうしてそうなった。ぐるぐると同じことを考えては消え
考えては消えた。証書を持っている手が、指先が、痺れてくる。

「…お父さん?……おとーさん!」

「ん…ああ」

早苗に呼ばれて思考が止まった。とりあえず相手は絶対に許さん、絶対にだ。

「それで」

「…え?」

「誰なんだ、その、好きな人とは」

自分でも驚くほど冷静に言えたと、ムラクモは思った。すると早苗は困ったように眉を曲げ、答えを渋
る。


108:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:09:29.44 pJ/on7Q6

「……お父さんには秘密」

「ほう。そうか」

自分は短く答えてなんでもない風に視線を証書へとそらした。
早苗の恥ずかしそうに言うその愛らしさをムラクモは素直に受け取ったが、同時に怒りが沸々と腹から
込み上げてきた。私には教えられない人間なのか、それほど後ろめたいのか、それともただの恥じらい
か。どちらにせよそんな男は抹殺してやりたい。怒りのあまり眉間に深くしわが寄った。さて、その者
をどうしてやろうかと考えを巡らせていると、クスクスと静かに笑い声が聞こえてくる。

「何が可笑しいんだ?」

「…ん、なんでもないよ」

そうしてまた早苗はにこにこと笑っていた。



109:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:12:14.47 pJ/on7Q6

そんなに、その者が好きなのか。
ムラクモは言い出したいのを抑えて娘が嬉しそうにしているのを見まいとテーブルに証書を置き、その
横の、今朝放り投げたままの新聞をつかんだ。胸の奥にじんじんと何かがつっかえる。



早苗ももう18になった。これからはもうどんどんと大人に成長する。さすれば男を気にする機会も増
えるだろう。女はどの道、実家を出て他の家に嫁がねばならない。遅かれ早かれ、いずれはこうなるの
だ。


それが、女としての幸せだ。


頭のどこかで分かっていた事がくん、と浮かぶ。今、自分が苛立っているのは、ただ単に己が寂しいか
らで、認めたくないのだ。手放したくないと、情けない事に。


110:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:14:37.58 pJ/on7Q6

そこでふと幼いころの早苗が脳裏に浮かんだ。自分が引き取ってしばらくしてからの早苗だ。あまり娘
とはしゃべることが出来ず、気のきいた事も言えぬ自分に、早苗は言った。

「おーきくなったら、おとうさんのお嫁さんになるね!」

屈託のない笑みで言われた時は心底驚いたものだ。そして一瞬、そうなればいいなと考えてしまった自
分に嫌気がさした。落ち着け、そんな事は有り得ないと常識が横切った。

「おとうさん、きっと結婚できないから、さなえがお嫁さんになるの!」

「う゛…」

悪気はないのだろうがその言葉で深く傷ついたのは鮮明に思い出せる。そうか、その時は頼む、と自分
の情けない声に、うん!と元気よく答えてくれた。



111:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:18:01.01 pJ/on7Q6

あの頃から随分と大きくなったものだ。笑顔と自分の傍にいる事はかわりない。ただ、大きくなった。
幼い少女だといつまでも思っていたが、自分の知らぬ所でずっと女らしく、美しく育っていた。

引き取る時、幸せにしてやりたいと強く思った。それは今でも変わりない。ただ、自分には決して出来
ないのだ。他の男にしか、出来ないとこだ。そのことを子供のように駄々をこねて、認めたくないと、
離したくないと早苗を引っ張っている。
この子が幸せになるためには――。そう思うと、不思議と寂しさが消えた。


「うまくやるんだぞ」

「え?」

「お前の好きな人とだ。…なにかあれば、私に頼れ」


112:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:20:37.51 pJ/on7Q6

後は好きにやれと少し冷たく付け足した。先ほど覚悟したはずなのに、寂しさが大きくなる。初めてか
も知れない。こんな、突き放すかのような言い方をしたのは。ふぅと思わず言いきった事に対して溜息
がでた。これで良いのだ。これで。もう大人に近い年頃の娘にとってはあまりこういった事に口出しさ
れるのは嫌だろう。これまで自分に文句の一つも言わなかったが、大きくなればそうも行くまい。少し
距離を置く事も大切なのだ。その先に早苗が笑って暮らせる未来があればそれで、

結構なことだ。



早苗はぽかんとした顔で父を見ていた。
普段は口煩いほどに、私に干渉してきたのに。初めてこんな風に言われたことに酷く戸惑いを感じた。
てっきり、子供のくせにけしからん、などといわれると思っていのだ。


113:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:23:23.57 pJ/on7Q6
大好きな父は、なんだか別の人とすり替わってしまったかのような錯覚に陥った。
ムラクモは深紅の冷たい目で新聞を一瞥して、そして

「もう夜も遅い。寝なさい」

そう早苗に言ってムラクモは居間から出ていこうとした。



行かないで。どうして何も言ってくれないの。いつもみたいに叱ってほしいのに。今日は何も言ってく
れない。違うんだよ、好きな人がいるって言ったのは、ちょっとからかっただけ、ううん。本当はお父
さんが大好きなんだよ。愛想なんてないけど、優しいお父さんが大好き。だから、ねぇ、いつもみたい
に叱ってよ。まだお前には早いって。ちょっと不機嫌になってそれから、私を撫でて。ぎゅってして。
傍にいて。ねぇ、ねぇ、ねぇ――。


114:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:28:23.36 pJ/on7Q6

「お父さん!」

胸がぎゅうぎゅうと押しつぶされそうだった。それだけじゃない。目頭が熱くなって、鼻の奥がツンと
する。父は黙って振り返った。いきなり声を張り上げた事に、驚いているのだろうか、表情の少ない父
が、珍しく深紅の目を丸くしていた。
父が口を開くのより早く、私は父の胸に飛び込んだ。一歩父が後退ったが、腕をまわしてぎゅっと抱き
ついた。頭の奥が麻痺してるのか、ピリピリと痛い。行ってほしくないという一心で抱きついたから、
その後の事は考えてなかった。

「…どうした」

顔を胸に埋めたので視界は暗かったが、父のやさしい手が、私の頭を撫でてくれているのが、分かった。
ほっとした。父はやはり父のままだった。しかし、それと同時にもう後戻り出来ないと、したくないと、
私の心が叫んでいた。「お父さん」と手繰り寄せるようにつぶやく。

115:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:31:25.16 pJ/on7Q6
父の顔を怖くて見れなかった。
父は黙って、私の頭を撫でて、私の言葉を待っていてくれた。

「……好きなの」

昔から胸の奥で秘めていた言葉が、それだった。もっと他にいっぱい言いたいことがあるのに、それだけ
しか出てこなかった。目尻から涙があふれて私の頬を伝うのを感じた。父は黙って頭を撫でてくれていた。

この言葉だけじゃ、きっと父には伝わっていない。震えた声でもう一度言った。


後に引けなかった。後に引きたくなかった。どちらかか、分からない。だけど。

「お父さんのことが、好きなの」

その言葉を言った瞬間、優しく撫でていてくれた手が、時が止まったかのようにぴたりと止まる。私はた
だ、父の反応が怖くて、顔をあげることなんか、出来なかった。

父はなにも言わなかった。






116:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:34:48.18 pJ/on7Q6


気がつくと、日は高く上がっていた。ムラクモは仕事に行く気にもなれなかった。昨日の出来事が、重く、
重く精神と肉体にのしかかってくる。

一体、どういうことなんだ。いや、どうしたもこうしたもない。何故だ。

とうとう気分が本格的に悪くなって、ムラクモは布団へ横になり、昨日の早苗の言った言葉を思い返した。
お父さんのことが、好きなの。

長い沈黙のあと、自分は「そうか」と情けない声で答えるのが精一杯だった。そのあとは、娘の顔も見ず
自分の部屋に戻った、うやむやにしたのだ。

まさか、まさか、そんな事が。否定したかった、いや、今まさに拒絶している。娘の言葉を。

しかし、そう告げられたほんの一瞬、ほんの一瞬だが、嬉しいと思った自分がいた。それを思い出すと苦
々しく、舌打ちが出る。

(―ッ!私は何を考えているんだ!)



117:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:37:13.29 pJ/on7Q6

相手は、早苗だぞ。娘なんだ。それを己は受け入れたいと思った。父親として有るまじき事だ!
喉の奥から声にならない声が、自分に対する怒りとして漏れ出した。額をぐっと抑え、冷静を取り戻そう
とした。そして泣いていた早苗を思い出した。

(早苗、昨日は、ちゃんと寝たんだろうか)

もしかしたら、昨日の事は全部夢で、今、早苗に会いに行って普通の顔してたら、どんなにいい事だろう。
そうであってほしい。段々と冷静になった頭で泣いていた早苗を思い返す。

お父さんのことが好き。

確かにそう言った。いや、本当にそうだっただろうか。疑問が沸き起こる。違うかもしれない、もしかし
たら、幼子が父親に言うように、自分の考えているような意味ではないのかもしれない。だとしたら。


(私は相当、恥ずかしい奴だな)




118:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:41:45.52 pJ/on7Q6


そうか、そうだったのかと、納得するのは早かった。あの時は少し冷たく言いすぎたから、きっと寂しく
なって私の気を引こうとしたのだ。きっとそうだ。それならば可哀そうな事をした、結局、突き放して早
苗を一人にしてしまったのだから。

今から行って慰めれば、許してくれるだろうか。
ぐい、と体を引き起こして部屋を出た。昨日部屋に入る時は重い体も、今日は軽くなっていた。ただ少し
だけ、自分でもわからない寂しさが、胸に潜んでいた。


居間に入ると昨日とは空気が違っていて、朝日が大きな窓から差し込んでいた。テーブルの上に、昨日渡
された卒業証書と、昨日の新聞がのっている。そのままだった。
ソファから寝息が聞こえた。まさかと思ったら、あの子の緑髪がソファの上で艶やかに光を反射していた。


119:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:44:39.27 pJ/on7Q6
ここで寝てしまったのか、ふぅと溜息をついたが、きっと自分が冷たくしてしまったのが原因なのだと思
うと罪悪感が胸を突く。
近づくと、早苗はうつ伏せになって丸まって寝ていた。こんなに背を丸めたら、体が痛くならないのだろ
うか。いや、若いからきっとそんなことはないのだろう。ゆり起そうとして、背にふれると寒かったのか
少し冷えていた。

「早苗。おきろ」

ぶっきらぼうに、これしか言えない自分が、情けない。ゆさゆさと体をゆすり、ころんと早苗が転がった。
隠れていた顔が見えて、頬に涙の跡が残っていた。可哀そうな事をしたと、涙の跡をぬぐった時、早苗の
腕が自らの体を抱きしめるように寝ているのに気付いた。そこで、違和感を感じる。
制服の胸元が開いていて、淡い水色の可愛らしい下着が見えていた。ドキリとした、なんだか悪い事をし
てしまっていると思ってすぐに目をそらした。


120:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:49:15.84 pJ/on7Q6
本能的にもう一度ちらりと見た。あれ、と声には出なかったが、変わりに、ん、と早苗が身じろぐ。

この子の左腕が右の乳房をつかんでいた。それだけでなく、右腕は、折り曲げた両足の付け根に入りこみ、
スカートをめくりあがらせ、白と水色の縞のショーツの中へ入っている。

ムラクモは身をそりかえして、素早くはなれた。頭が混乱している。これはまさか――。

「ん……うぅん。」

まずい、とムラクモが直感で思う前に早苗は寝むそうな眼を瞬いた。ぱちぱちと何度か瞬きをして、自分
をとらえたようだ。ムラクモは硬直して動けずにいた。く、と体を起き上がらせる時に、早苗は自分自身
の体を見て、さっと顔を青くした。

「あ…ぁ、」



121:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:52:44.76 pJ/on7Q6

早苗の声にならない、絶望した声が馬鹿みたいに清んで聞こえた。素早く乱れた服を手繰りよせ、下着を
隠したが、何もかも遅いことは寝ぼけた頭でも十分に分かった。そこでムラクモがやっと動けるようにな
る。眼にいっぱいの涙をためた早苗をみて、何かを言いかけたが言葉になっていない。


どう、声をかけたらいいのか分からない。というか、自分は何しにここに来たんだっけ。………ああ、慰
めようと早苗が部屋から起きてきたら、普通に接して、それからたわいなく会話をすれば、きっと元のよ
うに笑いかけてくれると思ったんだ。


若い頃にはよくあることだ。気にするな。と言うか。
いや、なんかおかしな雰囲気になる。
では、気分はどうだ、と言うか。
こんな状態で、……最悪に決まっている。
素直に、けしからん、もっとやれ、とでも…。
いや、いやいやいやいや。


122:名無しさん@ピンキー
11/04/24 20:56:34.86 pJ/on7Q6


どれもこれもいい案が浮かばなかった。そうしている間に早苗の細い体が震えて、とうとう涙が大粒となっ
てこぼれた。あとからあとから、絶え間なくこぼれる。

「あ…ぅ…おとぉ、さぁん…」

しゃっくりをして泣く早苗を、思わず抱きしめて、やっと声がでた。

「泣くな。私が悪かった、だから、泣くな」

「ぅ…」

支離滅裂だと自分で笑いたくなった。謝ってなにが、泣くなだ。結局のところ自分が対処に困るから、自
分の都合を押し付けているだけに過ぎない。それでも早苗は自分の首に手をまわして、ぎゅっと抱きつい
てきた。そのことに、嫌われたわけじゃなかったと安堵し自分も抱き寄せた。



ソファの上に座って早苗を自分の膝の上に乗せた。早苗は一頻り泣き終えたのか、静かになって、胸に顔
を埋めたままだった。

123:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:01:59.98 pJ/on7Q6
ムラクモはしみじみ、こうして娘をあやすのは久しいなと、懐かしい気持ちになっていた。胸でもぞもぞと、
早苗が動き出のがわかった。

「…もう、いいのか」

コクコクと声を出さずにうなずいた早苗は、頬の雫を手の甲でぬぐった。膝から降ろそうとすると、やだ、
と小さく言って、また抱きつかれる。ムラクモは困って、無意識にふぅ、と溜息をついた。

「ごめんなさい……でも、離れたくないよ」

「いや、いい」

沈黙が流れた。しばらくして、先に口を開いたのは、早苗だった。

「お父さん、…あのね、…昨日言ったこと、覚えてる?」

「つい昨日を、忘れるわけないだろう」

「そうだよね。…ごめんね、いきなり。あんな事言って。わけ、わかんなかったよね」

「………」


124:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:05:57.18 pJ/on7Q6

なにも、言えなかった。眠れずに悶々と考えていた事を言えば、早苗がどんな顔をするか、恐ろしかった。
だから、一番ずるい形で、答えなかった。早苗が顔をあげて、此方をうかがっていた。ムラクモは見透か
されるのではないかと、焦り、眼をついそらした。早苗の丸い眼に綺麗に整った長いまつげは、まだ泣
いた後の小さな涙の粒が光っていた。

「もし、かして、さ。お父さん、あの時言ったの、普通に娘が言った言葉として、受け取ってるの…?」

「それ以外に何か、意味があるのか」

わざと、分からないふりをした。そうしなければ。自分は、父として早苗の傍にいなくてはならない。私
は早苗にとって良き父で居たいのだ。こんなに醜い、醜い心で人の親など勤まらないと分かっている。だ
が、せめて表向きだけは。


125:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:10:28.65 pJ/on7Q6

「…私は、私はね、…男の人として、お父さんが大好き」

そういわれて、実感が、湧かなかった。頭のどこかで、やっぱりそうなのかと思ってしまっていて、だか
らといって、自分のそう思ってしまうことに怒りが出るわけでもなく、早苗に対して、焦るわけでもなく、
不思議と落ち着いた気持ちだった。

「お父さんは、私のこと、娘だとしか思ってないと思うけど、でも…でもね。私はお父さんのこと、大好
きだよ」

恥ずかしくなったのか早苗はまた、きゅ、とムラクモの胸に顔を埋めた。じわじわと頭の中が、何かで広
がっていく。

「ほう、では、………先ほどのアレはなんだ」

「え…?」


126:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:13:32.06 pJ/on7Q6

思ってもない事が自分の口から飛び出た。まるで、何者かが、己の口を通してしゃべっている。だが己の
声でしゃべっていた。

違う。

これは、自分の願望だ。こうなればいいと、ずっと思っていたのだ。それが、叶われようとしていて、抑
えがきかないくなっている。欲の塊のまま、娘にそれをぶつけようとしていた。
欲しい、お前が。

後に引けない。後に引きたくなんか、ない。


「アレはなんだと、きいているんだ」

「あ、…う…。」

自分の責める言葉に、早苗は何も言えなかった。戸惑ったように大きな瞳を右往左往している。乱暴に、
早苗を引き寄せると、小さく悲鳴を上げた。腰を引き寄せ、早苗の小さくても、肉づきの良い尻をつかん
だ。背にまわした腕を締め、掌で後ろから乳房を揉みあげる。

「あぅ!…お、お父…さん?」


127:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:16:11.44 pJ/on7Q6

「答えられないのか。なら、私が代わりに言ってやろうか」

「や、やだぁ…!お父さん…!」

やっと何をされてようとしているのか理解した早苗は抵抗しようと、肢体をばたつかせた。だが、自分の
力には遠く及ばない。抵抗虚しく、スカートをたくしあげられ、制服のボタンが千切れて、下着が現れた。
小さいが柔らかい尻と、細い肩をしている割には、豊かな乳を掌で堪能した。早苗の口から甘い声が漏れ
た。

「昨晩は、自慰に耽っていたんだろう」

「ぁ…うぅ…おとさぁ…ん」

顔を赤くして、早苗はまだ弱々しく抵抗するが、ムラクモの口が、早苗の唇を奪う。最初はゆっくり啄ば
むように、味わい、舌をねじ込む。逃げまどう早苗の小さい舌を、吸い上げ、絡み合わせる。しばらくし
たら早苗もまんざらでもないのか、自分の舌に絡み合わせてきた。深く、長く唇を味わった。



128:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:21:43.44 pJ/on7Q6

「んぅ…ふ…ぅ、はむぅ…」
(…キス、初めて、キスしたぁ…。お父さんと、…うれしい)

キスをしたことでくったりと力が抜けていた早苗は、キスの途中でブラのホックが外されてしまったこと
に気付いてなかった。くるんと背を向けさせられ、背後から乳を揉まれる。

「ぁ…!きゃうぅん!」

「随分と感度がいいな。毎晩しているんじゃないのか」

「そ…んな、ことぉ、…はぁ…、お、とぉさぁ、ん」

早苗の乳を、ムラクモの大きな掌が鷲掴みした。ちょうど、掌に収まる豊満な早苗の胸を堪能する。肉が
指の間からこぼれ、いやらしく形を変形させていく。両方の突起を弄ばれた。

129:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:24:58.49 pJ/on7Q6
可愛らしいピンクの突起は、男の指が強弱をつけながら、つままれ、しごかれる。そのたびに、切なく悲
鳴を上げ、早苗の、一番大事な所が、じゅんじゅんとうずいた。それが分かっているのか、ムラクモは容
赦なく愛液で湿るそこへ手をのばし始める。

「ぁ、だ、ダメ!お父さん、やめ、ぁ…きゃぅっ!」

「此方も上々だな。いやらしい子だ」

慌てて足を閉じようとしても、間にムラクモの足が割り込んでいて、早苗の秘所は薄いショーツしか守る
ものがなかった。水色と白の可愛らしい下着に愛液と汗が染みこんで、ぴったりと秘所にくっついている。
そこを、武骨な男の指がいやらしい動きで撫でまわした。

「ぁ…、う…ダメ、…はぁ、おとぉ…さ…」



130:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:27:34.01 pJ/on7Q6

く、とあごを持ち上げられ、またキスをされた。さっきのキスとは違い、愛情を注がれるような、優しく
慈しむようなキス。胸を揉まれ、秘所を弄られ、快楽に耐えられず、力が抜けていく。

足を曲げられて、まるでカエルのように開かされた。M字に開かれた足に男の足が割り込んで、固定され
た。尻の谷間に、父の男の物を感じた。ズボンごしなのに、熱くて硬く大きいのが分かった。
唇をやっと解放され、呆けている内に秘所の指がまた動きだす。しかし、今度は撫でるような優しいもの
ではなかった。

(あ、…そこ、は)

早苗が父を想って自慰をするときに、何度も自らの指で弄り絶頂へ達した事のある、小さい肉豆だった。
ムラクモの指が、いやらしい音を立てて肉豆を弄りだす。

「あ、あ!ダメェ!お父さん!あぁ、ひゃぁん!」



131:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:30:34.39 pJ/on7Q6

指から逃れようと、腰を引くと、尻の谷間に男の物がグリグリと食い込んで、慌てて離れようとしたが、
すぐにつかまってしまった。尻の肉に熱い男の物をこすられ、乳の先端をしごかれ、秘所の一番敏感な肉
豆を指で容赦なく弄られた。

(だめ、自分でするより、すごい、きもちい…。こんなエッチなこと、ダメなのに…、きっと癖になっ
 ちゃう…。お父さん…)

つまみ、指の腹でこねられ、段々と激しく刺激を与えられていく。それと同時に自分の腹の奥が、子宮が
きゅんきゅんと切なくうずいた。敏感な小さな肉豆は、抵抗もできず、激しい快楽になされるがまま、絶
頂を迎えようとしていた。

「あぁ…!あうぅ…!お父さぁんん…もうダメだよ…ぉ!」

「フ、もう達してしまうのか?」

「だめ、だめぇ…!イっちゃうぅ…ッ!」



132:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:34:13.30 pJ/on7Q6

「…イってもいいぞ」

「お、とうさぁ…!ひゃん…!ふぁッ…!きゃあぁぁああんっ!」

声に反応してか、ピクンと体が跳ね、甲高い声をあげて早苗は達してしまった。秘所から電流が走り全身
に総毛立つような感覚の後、まるで失禁でもしたかのように、愛液が勢いよくあふれた。

力なく、自分によりかかる早苗を見て、愛しさがこみ上げてくる。ショーツを脱がすと恥ずかしそうに秘
所を手で隠そうとした。それを制すと、改めて早苗の秘所を見ることができた。
まだ、小さな頃は一緒に風呂に入ったりもした事があった。だが、その時とは全く違い、薄く陰毛がはえ、
ヒクヒクと愛液にまみれた、立派な女としての性器があった。

「あ…!やだぁ、おとうさん…!見ちゃ、…ヤダぁ…!」



133:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:37:49.36 pJ/on7Q6

くいと広げると充血して赤に近い桃色が、糸を引いてパックリと出迎えた。先ほどイってしまった肉豆が
ピクピクと小さながらも自己主張し、その下から早苗の大切な、蜜壺がヒクつきながら愛液を出している。
まだ何物も受け入れた事のない、清い穴に自分の指を浅く咥え込ませた。肩が跳ね、ぎゅっと瞳を閉じて
耐えている。早苗は抵抗するのはもう諦めたのか、ぬぷぬぷと弄る自分の腕をつかんでいた。

「グチョグチョだな、気持ち良いか」

「…わかんなぁ…ぃ、ん…はぁ……でも…ヘンな、カンジ…おとぉさん」

甘えるような声で、呼ばれた。よしよしと頭を撫でると、猫のように眼を閉じて撫でられた。その様子が
たまらなく愛おしくて、可愛くて。ぎゅうと抱きしめた。こんなに力を込めたら壊れてしまうんじゃない
かと思うくらい。早苗は、抵抗しなかった。


134:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:41:43.50 pJ/on7Q6

早苗の未成熟な性器は、少し解れて指の出し入れがスムーズになると、自分の物を取りだした。
早苗は抵抗することもなく、だが、少し臆したのか、自分の腕に抱きついた。

「早苗、…私は、お前が欲しくてたまらない」

「…お父さん」

早苗は己の事を話したがらない父が、こんな風に言うのが少し信じられなかった。後ろからささやかれる
ように言われて、顔を見ようと体をひねった。少しだけしか伺えなかったが、泣きそうな顔をしている
のが、分かった。だが何故、そんなに悲しそうな、寂しそうな顔をしているのかは、分からない。



やだよ、お父さん。私がそんな顔にさせちゃったの?娘なのに私が好きだって言っちゃったから?私がとっ
てもいやらしい子だから?困らせちゃったの?わかんないよ、お父さんはお父さんの事、何も言ってくれ
ないもの。

135:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:44:50.69 pJ/on7Q6
悲しい顔しないで、私も悲しくなるよ。寂しそうな顔しないで、私も寂しくなるから。
何も言ってくれないけど、優しいお父さんが大好きだから。だから――。

「私も、…お父さんが、欲しいよ」

「――ッ!早苗ッ!」

自分でも可笑しいくらいに、切羽詰まっていた。早苗の、細いが、ムッチリとした腰を寄せ、自分の男根
を、早苗の穢れを知らない蜜壺に、一気に後ろから挿入した。破瓜の痛みに娘が苦しそうに悲鳴を上げた。

「あぁあああぁッ!う、くッ!」

痛みに涙が出て、話に聞いた以上の激痛だった。無理もない、早苗の蜜壺よりも遥かに太く大きな物をね
じ込まれたのだから。父の肉棒は一気に娘の奥の子宮口まで挿入される。グリグリと子宮口を押され、そ
の奥の子宮が押し込まれているのを感じた。


136:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:48:22.09 pJ/on7Q6

(痛い…けど…、こんなに、奥まで入るんだ…)

「早苗、すまない。我慢できそうにない…!」

ムラクモはそういうと腰を引いて、また一気に奥まで侵入してくる。まだ、痛みもひいてないのに、血も
流れ出ているソコは、父の肉棒をきゅうきゅうと締め付けた。奥まで来たと思うと、また腰を引いて、ま
た奥に入ってくる。それが続く内に段々と痛みが引いてきて、かわりに快楽が襲ってきた。


(なんで、さっきまで、痛かったのに…だんだん、かゆいトコをこすれて、…すごい気持ちい)

「…ぁ!ふぁ…っ!…ひゃんっ!おとぉ…っさぁ…!」

「痛みは引いてきたか。少し強くするぞ」

後ろから抱きすくめられ、されるがままの体制で父の腰が強くうちつけられる。早苗の豊満な乳が、ぷる
んと揺れ、汗ばんだムッチリとした腰にムラクモの太い腰がうちつけられる。

137:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:51:41.68 pJ/on7Q6
早苗は父の物を受け入れるのに精一杯で、口からは甘く切なく男を誘うように、声を漏らした。

「…はぁ…ひゃうっ!おとぉさぁ…、前、まえがぁ、いいよぉ…!」

「前?…ああ」

ねだる娘を、つながっているソコをそのままにして、ぐるりと向き合わせた。その時に子宮口が、早苗の
弱い部分が強くこすれ、甲高い声をあげる。

「やぁ、ああぁあぁぁぁんッ!!」

どうやら、達してしまったようで、真っ赤な顔を呆けて、肩で一生懸命、呼吸をしている。向き合うと可
愛らしい早苗の顔が見えて、思わず強く抱き寄せた、ソファにゆっくりと、押し倒す。しばらくすると呼
吸が落ち着いたのか、自分を呼ぶ声が弱々しく、胸の中から聞こえた。

「…大丈夫か」

「うん…、お父さん…」



138:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:55:01.30 pJ/on7Q6

もう一度抱き寄せる。自分も少しづつ、冷静さが戻ってきて、なんて事をしてしまったんだという、どう
しようもない後悔と、罪悪感が今更のしかかってきた。娘の処女を奪った。私が。まぎれもない私が。誰
に責められようとも、どんな言い訳ももう通じない。やってしまった。

(…潮時だな)

冷えた頭が、そう思って、自身を抜こうとした。

「…ぁっ!やだ!お父さん!」

慌てて早苗が抱きつく、どうしたのかと、頭に混乱が起きた。やだやだと繰り返し言う早苗をどうしたら
良いか分からず、とりあえず、頭を撫でた。撫でると早苗は小さくしゃっくりをあげて、泣きだした。な
んだか、泣かせてばかりだなと、他人ごとの様に思ってしまう。


139:名無しさん@ピンキー
11/04/24 21:57:49.18 pJ/on7Q6


「お父さん…私、最後までしたいよ。最後の最後まで、したいよ」


呆けた頭が、娘の言う“最後”をよく理解できなかった。何も答えられずにいると、涙にぬれた瞳で自分
を見上げる。


「気持ちよく、なかった…?…私、全然できないから、でも、お父さんに気持ちよくなって欲しいよ、お
父さんが気持ちよくなるまで……私に、して欲しいの」


泣きながら、早苗が言い終わると、またぎゅっと首後ろに手をまわして抱きついてくる。
可愛い。超可愛い。

「…早苗」

「おとうさ…ぁっ!」

自身をまた、動かし、早苗の奥を突く。達したばかりで敏感になっている膣は、男根を心地よく、締め付
ける。たまらず、自分の腰も少しずつ早く、強く突き上げた。



140:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:01:00.55 pJ/on7Q6


「あぁっ!…ひゃうっ!おとぉさぁん!こ、われちゃぅ!
    気持ち、よすぎてぇ、おかしくなっちゃうよぉ…!」


引き寄せて、唇を奪う。息の荒くなった早苗は苦しそうに、声をもらした。腰も引き寄せ、腕をまわして
逃げ場をなくし、突き上げるのを激しくする。大きく開かされた小さな秘所に、大きな男根の出し入れし、
が行為が荒々しくなる。激しい快楽から逃げる事もできない少女の腰は、ただただ、懸命に父を受け入れ
ていた。

「ふぁ…っ!おとぉさぁんっ!も、もうぅ!だめぇっ!あっ!あんっ!」

「早苗…、…ありがとう」


「あッ!あんッ!はぁッ!おとぉさんッ!す、好きッ!好きぃッ!大好きぃッ!あぁッ…ッ!
 ああぁあぁあああぁああぁッ!!」


141:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:03:58.46 pJ/on7Q6

最後に強く強く、グリグリとえぐるように子宮口を突き上げ、早苗を抱きしめた。早苗の体に隅々まで快
楽が行き渡り、一際高い声をあげて絶頂に達した。痙攣するように、膣内が締めあがり、ビクビクと男根
を刺激した。とたんにさっと頭が冷え、まずいと自身を引き抜こうとした。しかし、達した時に早苗が強
く抱きついた事もあり、抜くのが遅れて、醜い己の欲は、早苗の、女の大切な場所、子宮内へとドクドク
と注ぎ込まれてしまった。

「くっ…!」

「あ、あ…あったかいの、いっぱい来てる…。すごい、いっぱぁい」

長い長い射精が終わり、精子が早苗の中からあふれでた。早苗はそれを喜ばしそうににっこり笑うと、
すぅ、とそのまま眠りに入ってしまった。





142:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:07:26.70 pJ/on7Q6

最悪だった。気分がそれはもう、今までの人生で最高に最悪だった。
あの後、寝てしまった早苗の体を綺麗にふいて、服を着替え、汚れたソファを掃除し、下着を洗濯機へ埋
葬した。

己の欲望のまま、娘を抱いてしまったことに、ムラクモは深く絶望した。

(誰か、誰でもいい。私を殺してくれ。…アカツキ、アカツキでもいい。あの憎たらしい男でもいいから
 私を殺せ。今すぐに、奴の神風をあびせられたい)

どよんと落ち込んで、早苗が眠るソファへ腰かける。するともぞもぞと早苗が動き出し、ぱっちりと目を
覚ました。自分にすぐ気付いて、嬉しそうに飛び起きると、痛みに顔をゆがませて、腰を抑えた。

「…すまなかったな、痛いだろう」

「ううん。全然平気」

娘は笑顔で自分に抱きつき、胸に顔を埋める。まだ、服を着せてないのに、大胆な事である。

143:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:09:55.10 pJ/on7Q6

「…私は、父親失格だな」

「どうしたの?お父さん」

くりりとした瞳が、自分をとらえる。下からこうのぞかれると、ムラクモは妙に落ち着かなかった。お前
こそ、どうして普通でいられるのだ。父に抱かれて、なんとも思わないのか。いや、自分は父親ではない。
本当のお前の父親ではないんだ。





その事を、早苗に打ち明けていた。戦時中の人間だということは言わなかったが、知り合いの血縁者のお
前を引き取ったこと。お前の本当の両親は、もうとっくの昔に亡くなっていて、自分はただ、父親の真似
ごとをしていたこと。ずっと謝りたかった。こんなことずっと黙っていて、自分の都合のいいように、お
前を育て箱の中に閉じ込めてきたことを申し訳ないと思っていた。


144:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:12:00.55 pJ/on7Q6

泣かれると思った。どうして今更と、言われると思った。年端のゆかぬ普通の娘ならきっとそう言う。

「…知ってたよ」

「………は?」

「お父さんと、血がつながってないこと、知ってた」

「…本当か?」

「ホントだよ。だって、引き取られた時の事、なんとなく、覚えてるもん」

酷く打ちのめされた気分になった。なんだと、だが引き取った時は、3歳にも満たなかったはず。今まで
自分が必至で隠してきたことを、娘は覚えていたのか。なんと、私は馬鹿なのだろう。


「お父さんさ、私が中学生だったときの事、覚えてる?…私さ、変な人に追いかけまわされてたよね」


自分のショックをよそに、早苗は昔の話を始めた。甘えるように細い掌が、きゅっと自分のシャツをつか
んだ。そういえば、そんなこともあった。まだ、早苗が子供のころの事だ。

145:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:17:41.34 pJ/on7Q6

夕方に帰ると、必ずその男に追いかけられ、朝も、駅で待ち伏せして近づいてくると。
あの時は、随分と早苗は怯えて、家からでたくないと私にすがった。送り迎えをしてやると言ったら、安
心したように泣きだしてしまった。その次の日に犯人の男はすぐに捕まえた。なんせ尾行の仕方がまった
くの素人だったので、早苗と家を一緒に出るときに、すぐに分かった。
半殺しにして、電光戦車に詰め込もうと計画したが、早苗がすぐに警察をよんでだので、結局、戦車の材
料を逃してしまった。

「あのとき、お父さんすごい怒ってくれたよね」

「ああ、子供にあのように付け込むことなど、信じられんことだ」

「…うん。すごい怒ってたから、もしかしたら、その人のこと殺しちゃうかも、って思った」
(半殺しにして、利用してやろうとは、思ったがな)
クスクス笑う早苗から、ムラクモは眼をそらした。


146:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:22:47.60 pJ/on7Q6

「でも、そのとき、思ったの。…どうして、お父さんが、お父さんなんだろうって。一生懸命、私の
 事、考えてくれて、守ってくれて、もしもお父さんが、父親としての名目で私を引き取らなかったら
 私は素直に、お父さんに…好きって言えるのに、って思った。こんなに優しくて、かっこよくて、大好
 きな人がお父さんなんて、嫌だ、って思っちゃったの。」

ごめんなさい、と消え入るように言った。ここまで可愛らしいと、計算しているのではないかと、
勘ぐってしまいそうだった。それほど、早苗は愛らしかった。

「―早苗っ!」

「わっ、お父さん」

ぎゅうと愛しい少女を胸の中に押し込めた。もそもそと苦しそうに動くが、段々と静かになって、赤い頬
を少しだけ、胸元にすりよせた。
娘も父親も、関係なく、ずっと愛して、守ってやりたいと、ムラクモはひそかに早苗に誓った。


147:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:28:43.91 pJ/on7Q6

不慣れで本当にスマヌ(´・ω・`)
以上です。
ちょっと2ちゃん離れしている間に、システム変わったのね。どうすればいいか戸惑っちゃったぜ。

それでも読んでくれた人ありがとう。次は失敗しないぜッ!(`・ω・´)キリッ

148:名無しさん@ピンキー
11/04/24 22:41:51.77 cA47ld+i
>>147
ドンマイ 何にせよ貴重なげんじんしんSSで良かったぜ
ところどころネタを仕込んでいるなw

149:名無しさん@ピンキー
11/04/24 23:31:12.86 tzheBe1q
久しぶりに凄いSSGJです!
早苗さんエロい

150:名無しさん@ピンキー
11/04/25 13:02:15.73 yAqzd+Rs
>>147
げんじんしんGJ!
なにこれ2828しちまったよw
次も待ってる

151:名無しさん@ピンキー
11/04/26 15:57:24.15 B9gPArwr
>>147
乙です!こういう背徳感溢れるカプSSもいいな。

152:名無しさん@ピンキー
11/04/27 20:05:26.44 UW0/z4wK
>>148->>151
(´;ω;`)ブワッ

てっきり叩かれると思ってたぜ…
読んでくれてありがとう。
あとスレ違うけど、ありがとウサギMUGEN入りおめでとう。

少し連休入るんで休みの間に書こうかな。

153:名無しさん@ピンキー
11/04/28 00:32:03.28 gCjonnHq
ありがとウサギか……SFF覗いたら吹いたなぁ……誰得だよw

154:名無しさん@ピンキー
11/04/28 00:35:34.97 2IfiPvCN
見る専が件のドット絵を見たいがためにツールとありがとう詐欺落としたよ

gjと言わざるをえないな…だが動画でソレを見るにはかなりはばかれるな…w

155:名無しさん@ピンキー
11/04/28 01:38:53.85 2PW/UBjv
げんじんしん乙です!
早苗さんに萌えてムラクモに惚れたw

156:名無しさん@ピンキー
11/04/29 21:31:30.13 WLIYXkY3
>>147
うッ……ふぅ   GJ!

なるほど……
貴方が宝石の原石というものなのか!

>半殺しにして、電光戦車に詰め込もうと計画したが、
むぅ、子供にストーカーするやつにはもってこいだったがw


157:名無しさん@ピンキー
11/04/30 01:31:23.04 Q0qlqIa7
↑にあったが負けたらレイプの場合って
負けたタッグの女性が主催者側が用意していた魔改造阿部さんや越前、もしくは触手キャラにやられるのか
黒服達が負けたタッグの服脱がせて強制的に2人を合体させるのか

158:名無しさん@ピンキー
11/04/30 08:03:30.50 rr6pn88Z
>>157
前者も捨てがたいが、後者の方がそれ以上にエロくてそそられるな。それも公開で。

159:名無しさん@ピンキー
11/04/30 12:42:53.26 sGDX6Gxj
沙耶とシュマちゃんの公衆強制悪魔合体だと…

どんな合体事故が発声するのやら

160:名無しさん@ピンキー
11/04/30 16:15:29.33 P26SgyDZ
沙耶×シュマちゃん→モノフリークス という電波を受信した
モノアイしか継承されてないけどな!

161:名無しさん@ピンキー
11/04/30 17:42:27.95 VuWgEKDQ
モンスターファームやDQモンスターズを思い出した

162:名無しさん@ピンキー
11/04/30 20:16:07.60 Z4msDw8l
>>157-158
なにそれ面白いw
名だたるタッグメンバーを集めてやらせたい!
VG勢も参加で

163:名無しさん@ピンキー
11/05/01 02:04:03.90 rAQqvgsE
>>157
逆転の発想で負けたタッグの男性が主催者の用意した普通の阿部さんや越前に


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