14/06/09 15:13:19.59 omxRnHhc
>>1乙
前スレ終わり近くの984=987=990=996と980=991=994=997=999のやり取りが大変に興味深かった。
決着はつかないだろうが続きがあるなら読んでみたい。わたしもその議論にあるような事柄を自問していた。
自分としては以下のようなことを考えていた。
(1)「二次障害で困って精神科受診する、知的障害のない自閉症スペクトラム」が「発見」された時期と並行して、
DMSの人格障害の項目からPassive-aggressive人格障害が無くなった。
「あれは人格障害ではなくて(窮地に置かれて病んだ)(知的障害のない)autismだったんだなぁ」と
分類者たちは考えたのではないか
(2)いつまで経っても精神科の診察室で自閉症スペクトラム症の成人診断の精度は不安定なまま混沌としている。
精神科症状に困っていて精神科にやって来る自閉症スペクトラム症者にとって
診断がむしろ、利益が無いだけでなく心理的にも身体的にも社会的にも不利益なことを増やすのではないか
町の精神科の看板は人や社会が抱くほど信頼に値するものだろうか
(3)精神科診察室の診断や投薬が
ICDやDMSのように言語性の記述にそって正確に行われ得るものだろうか。
患者は一般的な存在ではなく個別な身体と背景を持ちそして社会的な存在であり
それぞれに典型的でない状況を生きていることも含めて考えると、
有能で良心的で熟練した医師の主観的な診断のほうが患者にとって有用ではないか。
(続く)