14/06/07 16:56:22.44 0
日本の人口の減少が止まりません。去年の人口動態調査の結果が公表され、ここ7年連続で減少していた日本の人口の減少幅は、
過去最大の23万9000人減となりました。そして、注目は婚姻件数です。今回の調査では、66万1000組と戦後最少となりました。
背景には、「あえて結婚しない」という人の存在もあるようです。
今月は結婚式シーズン、ジューンブライドの6月。そんな中で・・・
「婚姻も前年より8275組減少して戦後最少となりました」(厚生労働省の担当者)
4日、厚生労働省が発表した調査。去年、結婚したカップルの数は、おととしより8000組減り、およそ66万1000組で戦後、最も少なく
なりました。婚姻件数が戦後最少となっていますが、街の方は結婚についてどのように考えているのでしょうか。
Q.結婚はしたい?
「そうですね。考えてます。今 、仕事のほう一生懸命やりたいので」(30歳男性)
「相手がいれば(結婚)したいかな」(20代後半女性)
結婚したくてもできないという声の一方、こんな声も聞かれました。
「結婚、別にしてもしなくても いいと思っています。子どもつくってもお金かかるし、老後年金もらえるかも分からないし」(20代後半女性)
「結婚することに対するメリットが余り感じない」(27歳男性)
あえて結婚しない―。
こうした人は、今や珍しくありません。独身の男女、それぞれ200人を対象に行われたアンケート。「このまま独身でいたいと思ったこと
がある」と回答した人は、男性で53%、女性で43%に上りました。
「ラクだしいつ食べても、いつ寝てもいいので」(27歳女性 アンケートより)
「結婚したら精神的・金銭的に拘束されそう」(25歳男性 アンケートより)
自身も独身の哲学者、萱野稔人さん。あえて結婚しない人が増えている背景について・・・
「さまざまな条件を比べて、結婚することがいいと思えば結婚するようになった。『時間がなくなるかもしれない』『自由なお金がなくなる
かもしれない』、いろんなことを勘案しながら選択するものになったので、条件が良くなければ結婚しない方がいいでしょうとなって、
結婚しないという選択が非常に広がってきた」(津田塾大学 萱野稔人 教授)
結婚しない人が増える中で、単身者、ひとり暮らしが増えています。こうした変化は行政にも対応を迫っています。男性の50%、
女性の42%が未婚者の新宿区。区民を対象に意識調査を行いました。
「いざというときに頼れる人がいないという不安を抱えているという壮年期、これから高齢期を迎える人にはかなり深刻な問題であると
見えてきた」(新宿区自治創造研究所 宮端啓介 担当課長)
区では、ひとり暮らしの人が高齢化すれば孤立などの問題も増えてくると見ています。増え続ける結婚しない人たち。人々の意識の
変化が社会の形を変えてきています。
ソース(TBS News-i) URLリンク(news.tbs.co.jp)
写真 URLリンク(news.tbs.co.jp)
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