09/02/18 17:11:31
URLリンク(image.itmedia.co.jp)
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UC端末でのナビゲーションは、周辺地図と進行方向が矢印で示されるもの。
雰囲気はターン・バイ・ターンのナビに近い。急な勾配があると警告する機能もある
しかし、実際に使ってみると、この「方面案内」型のナビ方法が意外と使いやすい。特に屋内ナビでは、屋外のGPSナビのように
スムーズに自位置が移動するのではなく、段階的に進んでいく。そのため地図上に自位置とルートを重ね書きするより、
周辺の風景と進む方向を表示した方がわかりやすいのだ。
また筆者は今回、「車いす利用」のルートを試したため、通常のルートよりは遠回りになるがエレベーターが利用できる経路が
案内された。さらに地下道でも急な勾配があるところでは画面上に警告を出して知らせてくれる。
屋外でもUC端末はGPSではなく、電波マーカーを目印にユーザーを誘導していく。UC端末にGPSモジュールを付ければ
よさそうなものだが、「駅前の立体路や商店街のアーケードなど、屋外でも屋根のある場所では電波マーカーの優位性がある」(説明員)という。
URLリンク(image.itmedia.co.jp)
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屋外でも電波マーカを用いて歩行者ナビを行う。
GPSを使わない利点として、駅の高架や立体路の下、アーケードの中でもナビが可能な点があるという
84:Be名無しさん
09/02/18 17:12:20
屋内では「地図ナビ」がすべてとは限らない
今回、UC端末を体験して筆者が感じたのは、「屋内ナビは『地図ナビ』がすべてとは限らない」という点だ。IMESにせよ、
特定小電力通信にせよ、現在の屋内測位システムでは屋外で複数のGPS信号を使うようなナビゲーションのスムーズさは望めない。
それならばターン・バイ・ターンのナビの方がむしろ見やすいのではないかと感じたのだ。特に地下街やアーケードならば
決められた通路があるため、UC端末が基本スタイルとして採用していた「風景写真+方面案内」の使いやすさが顕著だった。
--------------------------------------------------------------------------------
今後の屋内ナビの進化とケータイとの連携で考えると、ケータイが持つGPSチップを使う「IMES方式」、特定小電力通信を
Bluetooth通信に変換する「電波マーカー方式」のどちらも、比較的容易に既存の携帯電話に取り込めるものだ。また「iPhone 3G」
などで採用している「Wi-Fi測位」も、各キャリアが重い腰を上げて無線LAN対応を積極的に行えば、日本の携帯電話でも
利用可能になるだろう。むろん、屋内測位システムの実現では、IMESや電波マーカーなど設備インフラを“誰が設置するのか”という
課題が残されているが、屋内ナビは実現へ向けた道のりを着実に進んでいる。今後の動向に注目である。
85:Be名無しさん
09/02/19 14:38:46
国内の主要組み込みツール・ベンダ数社が組み込みLinuxのベンダ,イーエルティを設立
URLリンク(www.kumikomi.net)
組み込みネット編集部
国内の主要な組み込みツール・ベンダである,ガイオ・テクノロジー(コンパイラやデバッガ),ワイ・ディ・シー(ICE),エルミック・システム
(ミドルウェアなど),ガイア・システム・ソリューション(シミュレータなど)が,組み込みLinuxの開発環境ベンダとして,株式会社
イーエルティ(ELT:Embedded Linux Technology)を設立した.イーエルティは,組み込みLinuxのアプリケーション・ソフトウェアが
すぐに開発できる環境の提供を目指している.GNUベースの開発環境だけでなく,上述のツール・ベンダが提供しているコンパイラ,
デバッガ,ICEなどを組み込みLinux開発用として統合していく.今回は,イーエルティの代表取締役社長に就任した坂本秀人氏に,
会社設立の経緯,組み込みLinux企業としての今後の取り組みを聞いた.
イーエルティ代表取締役社長の坂本秀人氏
86:Be名無しさん
09/02/19 14:39:33
-- ELTの会社設立の経緯を教えてください
ITRONに対する反省があります.ご存知のとおり,ITRONはOSの仕様を公開しています.しかし,性能を重視しているためか,
実装はベンダごとにバラバラの状況です.当然,採用したITRON準拠OSに特化した開発ツールが必要になります.このため,
一つのベンダで対応できる開発ツールは存在しません.
また,外資系ソフトウェア開発ツール・ベンダとの付き合い方の難しさの問題もあります.欧米のソフトウェア・ベンダは
合併や買収などが多く,ユーザが採用を決めて投資しても,むだになることがあります.
Linuxの場合,シングル・ソースです.実装で,大きなバラツキが出ることはありません.また,コミュニティが支えているので,
必要な技術情報は,随時,入手することができます.ミドルウェアが充実しているのも魅力です.しかし,ネイティブで動作するツールが
少ないという課題があります.
現時点では,バイナリの動作までテストして確認を行っている米国MontaVista社のHard Hat Linuxが一番だと考えています.
組み込みLinuxのカーネルとしてHard Hat Linuxを標準採用しました.ただし,MontaVista社はPure Linux
(カーネルに手を加えていない,オリジナルのLinuxという意味)を提唱しているため,GNU以外の開発ツールを提供することが難しい
という問題があります.そこで,組み込みLinuxのポータル・サイト役になることを目指して,組み込みLinux向けの非GNU開発環境を
提供する会社を設立することにしました.
-- なぜ4社で,会社を設立したのですか?
1社だけで設立すると,「イーエルティは組み込みLinuxのポータル・サイト」と見てもらいにくくなります.このため国内の
主要ツール・ベンダを中心に据えました.「組み込みLinuxを担いでいこう」というのが参加企業の考えです.
それぞれの会社が持っているツールのコア・テクノロジをLinuxに特化することで,ITRONでLinuxのファンクションを使ったり,
ITRONのIP(ミドルウェアなど)をLinuxで利用することも可能になります.
87:Be名無しさん
09/02/19 14:40:20
-- 競合として考えているのは?
一番の競合は,半導体メーカが提供するソフトウェア開発ツールですね.
-- システム・インテグレータ(SI)とは競合しないのですか?
SIとは競合しないと思います.イーエルティは,ツール,ターゲット,プロトタイプ,カーネル,ミドルウェアのコンサルタント,インプリメント,
テストを扱います.
-- Hard Hat Linuxを標準カーネルに採用していますが,今後の予定は?
ITRONについては,「LinuxとITRONのハイブリッドOS」のサポートを考えています.ブラウザ,Javaなどを組み合わせる製品を提供する予定です.
イーエルティは,Linuxを組み込みに応用することを目的としています.現時点では,オープン・ソースであること,バイナリの動作まで
テストで確認していることなどから,Hard Hat Linuxが一番だと考えています.もっと良い,組み込み向けのLinuxが登場すれば対応していきます.
Hard Hat Linuxだけを取り上げるのではなく,組み込み分野におけるLinuxの市場を広げていきたいのです.このためコミュニティ活動
を充実させます.Emblix(日本組み込みLinux協会)を通して,公開できるものは広める考えでいます.
これは極論ですが,将来,イーエルティやMontaVista社が統廃合の波に飲み込まれることも考えられます.しかし,オープン・ソース
としてまとめてあれば,サポートを続けることが可能になります.このためには,Emblixが主導でテスト,品質管理などを進める必要があると考えています.
88:Be名無しさん
09/02/19 14:41:11
-- 対応するターゲットCPUは?
PowerPC,MIPS,ARM,SH,XScaleをターゲットCPUと考えています.意外かもしれませんが,x86への対応は考えていません.x86を採用するシステムは,OSにWindowsCEを採用する向きが増えています.また,ツールに関してWindowsネイティブの環境が
整備されているからです.
-- Hard Hat LinuxのターゲットCPUとラインナップが異なりますが?
MontaVista社との同調が取れていないのは事実です.しかし,移植が必要な場合は,日本支社のモンタビスタソフトウェアジャパン
を窓口として依頼をもらえば対応していきます.
-- 最初のツールとして,提供する予定の製品を教えてください
2001年7月からの本格参入を予定していましたが,実際には,最初の製品の出荷は2001年9月になりそうです.まず,
ガイオ・テクノロジーのクロス開発環境とワイ・ディ・シーのICEを,Hard Hat Linuxに対応させて発売します.イーエルティが,
OSとのインターフェースの情報を両社に提供します.また,開発された製品はイーエルティが検証し,パッケージとして出荷します.
これらの製品は,2001年6月27日~29日に東京ビッグサイトで開催されるESEC(組み込みシステム開発技術展)で発表する予定です.
イーエルティのホームぺージ
URLリンク(www.emblit.co.jp)
89:Be名無しさん
09/02/26 13:45:36
ユニバーサル社会(上)いつでもどこでも 必要な情報獲得 : 最前線 : 共生 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
年齢、障害の有無問わず
年齢や障害の有無、話す言葉にかかわらず、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現に向け、ユビキタス技術が注目されている。
場所や時間を問わず、必要な情報を提供しようというもので、産学官民共同で実証実験が2004年度から行われ、
既に実用化された技術もある。その一つ、東京都台東区の上野動物園を訪ねた。(安田武晴)
イリエワニの秘密
携帯端末によるガイドシステムを使い、園内を見物する安田記者(東京・台東区の上野動物園で)=杉本昌大撮影
「ゾウは水浴びが大好きです。新しいゾウ舎にはプールもあり、暑い日に水浴びするゾウの様子が見られます……」
ゾウ舎の前に携帯端末を近づけると、「ピン!」という音とともに画面に情報が表示された。案内に従って操作すると、
ゾウが水浴びをする動画が表れ、スピーカーから解説が流れ出す。寒い日だったので、ゾウは水浴びしていなかったが、
映像で見ることができ、得した気分だ。
イリエワニの飼育舎前では、「イリエワニは口を開けているときがありますが、何をしているのでしょう?」という三択クイズが
携帯端末に出題される。答えは、「体温を調節するため」。汗腺がないワニは、口を開けて口内の水分を蒸発させることで
体温を調節する―という解説も聞ける。
同園では06年10月から、ユビキタス技術を使った情報提供サービスを行っている。飼育している約500種類の動物のうち、
約100種類の飼育舎の前に、情報提供のためのICタグを設置。携帯端末は、園内の案内所で無料で借りられる。
情報は、音声や画像、文字のほか、英語でも提供される。
90:Be名無しさん
09/02/26 13:46:24
動物解説員などによるガイドサービスもあるが、いつでもやっているわけではない。小学4年の長男(9)と来園した
都内の会社員男性(42)は、「子どもでも簡単に詳しい情報や知識が得られるので便利。
親も、子どもからいちいち質問されなくてすむので、のんびりできる」と話す。繰り返し利用する来園者も多く、
クイズの答えを全部覚えてしまう子どももいるという。
外国人にも人気
ユビキタス技術による情報提供は、東京都港区の東京ミッドタウンでも行われている。敷地内に展示されている彫刻や
オブジェなど計20点について、作品の詳細や制作者のインタビューなどの情報が得られる。英語、フランス語、中国語、
韓国語にも対応しており、外国人観光客にも人気があるという。
ミッドタウンでは、作品の近くに、赤外線マーカーや電波マーカーを設置している。ICタグのように、端末を近づける必要はなく、
赤外線や電波が届く範囲に入ると、自動的に情報を受信してくれる。
ICタグや赤外線、電波マーカーには、様々な場所やモノに付ける番号「ユビキタスコード」が組み込まれている。
携帯端末はこのコードを認識し、無線によるインターネット経由で、対応する情報を瞬時に得る。情報は、
ブログを作成する程度の技術があれば簡単に更新でき、多言語化や動画の使用も自由にできる。
未来を支える基盤
ユビキタス技術の仕組みが広がれば、いつでも、どこでも、誰でも、必要な情報を入手できるようになる。
初めて行く場所でも戸惑わずにすむほか、災害時の避難情報などにも応用できる。
民間研究機関「YRPユビキタス・ネットワーキング研究所」の所長、坂村健・東大教授は、
「急激な少子高齢化は、高齢者や障害者の移動など物理的な面でも大きな問題だ。
社会全体を自動化、効率化するユビキタスは、日本の未来を支える社会基盤になり得る」と強調している。
ユビキタス技術
コンピューターなどを使い、誰もが時間、場所にかかわらず情報を得られるようにする技術。誰もが暮らしやすい「ユニバーサル社会」の実現に欠かせない。ユビキタスとは「至るところにある」という意味。
91:Be名無しさん
09/02/26 13:50:44
ユニバーサル社会(下)専用白杖と通信 障害者を道案内 : 最前線 : 共生 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
街歩き楽にする携帯端末実験
時間、場所を問わず利用できるユビキタス技術を使い、年齢や言語、障害の有無などにかかわらず
誰もが自由に移動できる環境を整える「自律移動支援プロジェクト」が、各地で進められている。
東京・銀座で行われている実験を取材し、実際に体験してみた。(安田武晴、写真も)
スムーズに地上へ
東京・銀座で行われた自律移動支援の実験。モニターとして参加した男性(左)は、スタッフの説明を受けながら携帯端末を操作していた
地下鉄・銀座駅近くの地下通路。携帯端末を操作し、一覧から有名な老舗「東京鳩居堂」を選択する。
すると画面に現在位置が写真で表示され、「宝くじ売り場の奥を左に曲がり、A3出口の方向へ進んで下さい」と、音声と文字で案内が出た。
その後も、10~20メートルほど進むごとに案内が出て、スムーズに地上へ出た。わざと迷ってみたが、「ルートを外れています」という注意とともに、正しく案内してくれた。
店の前に着くとほぼ同時に、店の入り口の写真が画面に現れ、「お香や書画用品、和紙小物を扱う老舗専門店です……」
と音声が流れる。入り口のガラス戸に受信機を近づけると、商品の写真や値段などの情報が表示された。
急にトイレに行きたくなった。そこで、端末を操作すると、最寄りのトイレへと誘導してくれた。
92:Be名無しさん
09/02/26 13:51:28
全国で12か所
実験に参加する視覚障害者の男性(中央)。「携帯端末は、画面に指で触れて操作するので、視覚障害者には使えない」と
改善を求めた 自律移動支援プロジェクトは、国土交通省、自治体に産学も協力し、2004年度に始まった。
銀座や神戸市、青森市など全国12か所で実証実験が行われ、技術、費用、官民の役割分担などについて検証を重ねている。
買い物客や観光客から障害者や足腰の弱った高齢者、ベビーカーを押す家族連れ、外国人まで、
あらゆる人が楽しく自由に移動できるようシステムを設計した。銀座の実験で使われている携帯端末は、英語や中国語など
外国語はもちろん、車いす利用者、高齢者、聴覚障害者など、それぞれの専用モードも用意されている。
車いすが通れる道幅や、越えられる段差を指定すれば、バリア(障壁)を避けて目的地へ案内してくれる。
公衆トイレは、道案内の前に、入り口の幅や中の広さ、設備などの情報を動画付きで得られる。
携帯端末に情報が届くのは、地下では天井など、地上では街路灯、店舗の入り口などに、赤外線マーカー、電波マーカー、ICタグ
などが設置されているからだ。銀座では計約1000か所に2000個が設置されている。
携帯端末と専用の白杖(はくじょう)を連動させることで、視覚障害者の移動も支援できる。地面に埋め込んだICチップを
白杖で読み取る方法で、同様に道案内を行う。階段の段数なども知ることができる。
93:Be名無しさん
09/02/26 13:52:24
一人で気楽に
銀座の実験は、東京都や国土交通省、民間研究機関が連携して、06年度から毎年度行われている。今年度は、
百貨店や飲食店、トイレなど計約3000か所への案内情報に加え、東京鳩居堂など34店から、
お薦め商品の情報を提供してもらった。銀座の歴史情報も用意した。
実験に参加した東京都練馬区の視覚障害者、本田武さん(39)は、
「この技術が完成すれば、行ったことのない場所でも、一人で気楽に行くことができそうだ」と語っていた。
一方、都内の団体職員本山雄一郎さん(44)は、
「とても便利だが、情報を更新していくのは大変で、費用対効果が気になるところ」と話していた。
将来は、携帯電話での利用も視野に入れており、技術的には既に実現可能な水準にあるという。
白杖を使う場合に情報提供の速度が遅いなど、未解決の問題はある。本格導入までには、まだ時間がかかりそうだが、
東京鳩居堂の高橋雄貴・総務部副長は、
「情報発信の機会が増えるのは、店舗にとってありがたいことだ。銀座全体の活性化にもつながるはず」と期待を寄せている。
(2009年2月25日 読売新聞)
94:Be名無しさん
09/02/26 13:54:48
東京見聞録:東京ユビキタス計画 銀座・新宿の公開実験参加 /東京 - 毎日jp(毎日新聞)
URLリンク(mainichi.jp)
東京見聞録:東京ユビキタス計画 銀座・新宿の公開実験参加 /東京
ユビキタス--。聞いたことはあるけれど、詳しい内容は分からない。ラテン語で「どこにでも存在する」を意味するという言葉だ。
いつでもどこでも誰でも最先端の技術を使えると読み替え、街の魅力を高めて暮らしやすくする計画が東京で進められている。
都と国土交通省が05年度から「東京ユビキタス計画」と名付けて力を注ぐ取り組み。銀座と新宿で行われている一般公開実験に参加してみた。【木村健二】
◇「銀ブラ」で新発見も
実験をスタートしたのは地下鉄銀座駅(中央区)のイベント広場で、必要な機器の貸し出しを受けた。専用の情報端末
「ユビキタス・コミュニケータ」(UC)に、街頭に埋め込まれた小さなコンピューターから情報を読み取る「マルチレシーバ」。UCは
タッチパネル方式の画面(縦8・7センチ、横5・2センチ)になっており、音声を聴き取るためにイヤホンをつなげる。マルチレシーバを首からかけて準備完了だ。
銀座の実験対象は中央通りと晴海通りを十字で結んだエリアで、街路灯や花壇など約1000カ所に小型コンピューターが設置されている。
小型コンピューターは用途に応じ、
▽シールタグ
▽赤外線マーカ
▽無線マーカ-
-の3種類がある。これらに近付いたり、マルチレシーバをかざしたりすれば、UCにさまざまな情報が表示され、一味違った「銀ブラ」を楽しめる。
「神ならぬ猫があなたの願いをかなえてくれます。その名も『コイコリン』」。銀座4丁目のシンボル建築の一つである
三愛ドリームセンター前。UCで「銀座探訪」というメニューをタッチすると、女性の声がコイコリンを紹介した。1階の喫茶店の両わきに
目をこらして見ると、石像の猫が1匹ずつあった。なでると恋愛関係の願いがかなうという。銀座には何度も訪れたが、
コイコリンの存在は知らなかった。自分にとっては新しい発見だった。
95:Be名無しさん
09/02/26 13:55:54
銀座から地下鉄丸ノ内線を使って西新宿の都庁へ誘導する道案内も試してみた。ポイントを通過するごとにUCが反応して
案内の音声が切り替わり、街並みの画像と進路方向の矢印が表示される。都内の地下道は複雑に感じるが、案内されるままに都庁にたどり着くことができた。
実験の指揮をとっているのは、国産の基本ソフト(OS)「トロン」の提唱者として知られる坂村健・東京大教授。今月9日に
都庁で開かれた実験のオープニングセレモニーでは、
「この機械がこの場所に来たことが分かるように、コンピューターを都市の中に埋め込まなければならない。
国とか都が道路を造るのと同じように、情報の道路を造るように計画を進めていただかないとインフラの整備が進まない」と協力を呼びかけた。
既に上野動物園(台東区)などでは、一足先にUCを使った動物情報サービスが提供されている。限られた場所だけではなく、
多くの地域でユビキタス環境が整えば、現在とまったく異次元の世界が開かれるのかもしれない。
==============
■メモ
◇1日80人の事前予約制
東京ユビキタス計画の一般公開実験は、2月10日~3月6日の25日間。ユビキタス・コミュニケータの貸し出しと返却は、
地下鉄銀座駅のイベント広場と都庁第1本庁舎1階。募集定員は1日当たり80人。応募は事前予約制で、ホームページ
(URLリンク(www.tokyo)‐ubinavi.jp/jp/ginza.html)。
96:Be名無しさん
09/02/26 14:02:38
マルチコアの面倒はOSが見る(1/2) ― EE Times Japan URLリンク(eetimes.jp)
組み込み機器の開発プラットフォームである「T-Engine」と、それに向けたリアルタイムOSである「T-Kernel」。
組み込み機器向けのプロセッサもマルチコア化が進み、T-Kernelも対応した。それが「MP T-Kernel」である。
T-EngineやT-Kernelの標準化を行うT-Engineフォーラムの発起人であり代表を務める坂村健氏に、
マルチコア化に向けた組み込みシステムの動向について聞いた。(聞き手=渡邊淳一)
EE Times Japan(EETJ) 組み込み機器にマルチコア・プロセッサを採用する利点は何か。
坂村氏 今までのマイクロプロセッサは、半導体の微細化技術で、消費電力の上昇を現実的なところに抑えながら性能を高めてきた。
その技術が、壁に当たってしまった。今以上の性能向上にはマイクロプロセッサの動作周波数を上げるしかないが、
そうすると単純に言えば、周波数向上に対して3乗の割合で消費電力が爆発的に高まる。
発熱の問題は、組み込み機器では特に深刻だ。携帯機器には大げさな排熱装置を付けられない。
車載情報機器では動作環境の温度が高く、自己発熱量が高ければ熱で機器が動作不良を起こしてしまう。
しかし、カー・ナビゲーション機器もデジタル・カメラもますます高機能化しており、マイクロプロセッサの性能向上が強く求められている。
そこで注目されているのが、マルチコア・プロセッサだ。微細化技術によって増えたトランジスタ数で高機能化するのではなく、
複数のプロセッサを1つのチップの中に作る。周波数を80%に低くすれば消費電力は半分になる。
プロセッサをデュアルコア化すれば、プロセッサ1つのときと同じ消費電力で、処理性能を1.6倍に高められる。
EETJ マルチコア・プロセッサを採用する際の課題は何か。
坂村氏 リソースをコア間でどのように共有するかなど、ソフトウエアを大きく書き変えないといけなくなる。
組み込みソフトウエアの規模は非常に大きくなっている。既存のソフトウエア資産やミドルウエアなどがすべて書き直しになるのは問題だ。
このような問題をできる限り解決した、シングルコア・プロセッサ用と互換性の高い組み込みOSが求められている。
97:Be名無しさん
09/02/26 14:08:07
EETJ マルチコア・プロセッサの性能を生かすには、アプリケーション・ソフトウエアをどのように作り込んでいく必要があるか。
坂村氏 マルチコア・プロセッサは、ソフトウエア面から見ると、マルチプロセッサと同じである。マルチプロセッサは、30年以上前の
大型機のときからあるアーキテクチャだ。アーキテクチャ上は、大型機に採用されてきたことを組み込み機器などの小型機に
反映しているだけである。そのため大型機に由来する情報処理系のOSでは、マルチプロセッサであることを意識せずにソフトウエアを
開発できる。しかし、それらの情報処理系OSのスケジューリングは一般にラウンド・ロビン方式で、リアルタイムOSに必要な
プライオリティ方式ではない。組み込み機器に高性能なプロセッサを採用すれば、情報処理系OSでも
疑似的にリアルタイム性を出すことはできる。しかし、そのためにオーバーヘッドが出るなら、マルチコア・プロセッサで消費電力を抑える
理由が分からなくなる。組み込み機器でマルチコア・プロセッサの性能を生かすには、マルチコアに対応したリアルタイムOSが必要となる。
さらに、マルチコア・プロセッサを使った組み込み機器では、大きく分けて次の2つの構成が考えられる。
各コアを個別のOSが管理するAMP(Asymmetric Multiple Processor)構成と、
複数のコアをまとめて1つのOSが管理するSMP(Symmetric Multiple Processor)構成だ。
情報処理系OSで扱うマルチプロセッサはSMPのみだが、「MP T-Kernel」はどちらの構成にも対応する。
AMP構成は各コアの役割分担が固定的なときに有効で、汎用性を前提とする情報処理系OSでは一般に対応していない。
SMP構成は情報処理系OSも対応しているが、プライオリティ・スケジューリングしながらプロセス実行を動的に複数のプロセッサ・コアに
振り分ける機構は持っていない。MP T-Kernelを使えば、アプリケーション・ソフトウエアが実行時のコア数に合わせて
最大限のパフォーマンスを引き出すように、タスクを分配する。
98:Be名無しさん
09/02/26 14:08:53
T-Kernel上で動作するソフトウエアは、タスクに分割されている。もともとタスクに分割されているのだから、
それをSMP構成で稼働させれば、各タスクが異なるプロセッサ・コア上で同時に実行できるようになる。シングルプロセッサでは、
複数のタスクを疑似的に同時に動かしていたものを、本当に同時に動かせるようになるわけだ。
EETJ ソフトウエア開発者は、機器のプロセッサ構成がシングルプロセッサなのかマルチプロセッサなのかを意識して区別せずにソフトウエアを開発していけるということか。
坂村氏 それが理想だ。「T-Kernel Standard Extension」を使ってソフトウエアを開発していれば、特別なコードを記述することなく、
マルチコア・プロセッサの性能を生かせるようにしたい。組み込みソフトウエア開発者に、チップが備える
コアの数を意識してソフトウエアを開発させるようなことはしたくない。
なお、T-Kernel Standard ExtensionはT-EngineフォーラムがT-Kernel向けに用意している大規模で高度な組み込みソフトウエア向けの拡張OS機能群だ。
メモリー管理やプロセス管理、ファイル管理やイベント管理、デバイス管理などの機能を含んでいる。
EETJ これからの組み込みソフトウエア開発はどのような方向へ進むと考えているか。
坂村氏 複数の異なるOSの連携が重要になるだろう。例えば携帯電話機には、マルチコアではないが、
すでに複数のプロセッサが使われている。無線通信を司るベースバンド・プロセッサや、グラフィックス・プロセッサ、アプリケーション・プロセッサなどだ。
AMP構成の極端なケースといってもいい。ここまで非対称だと、それらすべてに同じOSを載せることはしない。例えば
電子メールやウェブ・ブラウザなどを動かすアプリケーション・プロセッサの部分はパソコン化してきているので、
WindowsやLinuxなどの情報処理系OSの採用が進んでいる。しかしだからといって、特にリアルタイム性が求められる
ベースバンド・プロセッサのOSにLinuxを使おうと考える人はいないだろう。実際にITRONが多く使われている。
99:Be名無しさん
09/02/26 14:10:04
このように高度な組み込み機器では、1つの機器の中で、モジュールごとに複数の異種OSが稼働するのが普通になるだろう。
OSによって向いている処理と向かない処理があるからだ。そのため、異種OSの接続性が大切になる。T-Engineフォーラムでは、
さまざまなOSとT-Kernelとの接続性を高める取り組みを進めている。
【EE Times Japan 2009年2月号「The Interview」、p.86~88掲載記事】
(渡邊淳一:EE Times Japan)
100:Be名無しさん
09/03/18 09:50:49
【正論】東京大学教授・坂村健 「住基」超える「国民」カードで - MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
≪生き残りへのコスト削減≫
「業務の効率化」という言葉には、非人間的で抵抗があるという向きもあるかもしれない。
しかし、極端な少子高齢化の進む日本では早晩、非効率な社会プロセスに人手を割いていられる余裕はなくなる。
すべての社会プロセスにおいて、今まで以上の効率化を達成すること
-それはいまや単なる努力目標でなく、日本が生き残るために避けて通れない段階にきている。
メーカーにとって利益を生む研究開発や製造業務が「プロフィット(収益)センター」であり、
総務や管理など絶対必要ではあっても直接利益を生まない間接業務は「コストセンター」と呼ばれる。
実は企業での情報化に欠かせないのがこの視点である。
情報化の目的も結局のところ端的にいってコストセンターからの人員削減なのだ。
その目標を見極めないと、大金をはたいて情報化しても何もメリットがない、ということになる。
望ましいのは情報化によってコストセンターで余った人員をプロフィットセンターに回し、人切りはしないことだろうが、
とにかく情報化した分の人的な合理化ができないのでは、単に情報化しただけで終わってしまう。
101:Be名無しさん
09/03/18 09:51:36
≪国・地方を超えたシステム≫
日本にとっての最大のコストセンターは国、地方自治体を合わせた巨大な行政機構である。
借金財政が高進する中で、その効率化は待ったなしだが、そこで思い浮かぶのは
「住民基本台帳番号(住基カード)」の制度である。
社会保険庁の杜撰(ずさん)な情報管理は「非効率」というより、まず「非常識」のレベルで弁護の余地はない。
しかし、いまだに、年金や保険台帳の再構成作業が困難を極めているという話を聞く。
米国の社会保障番号のような国民を特定できる番号制度なしに年金を管理するというのが、
いかに大変かということは想像にかたくない。
日本の住基カードの制度に反対した人たちの意図はいろいろだっただろう。だが、結局、住基カードについても
法律でがんじがらめに利用目的を制限したがために結局、メリットが少なく、利用者は増えていない。
その揚げ句、電子政府を目指すシステム構築にかけた予算も、毎年数百億といわれるメンテナンスコストも
「壮大な無駄」といわれるようになってしまった。
しかし、スタート時の住基カード構想では、マルチアプリケーション(総合)ICカードとして、
運転免許証から保険証まで多様な機能を一枚のカードに持たせるという夢が語られていたはずだ。
たとえば、タバコ自販機用の成年証明カードなど、本来の構想通りの住基カードがあればそれを利用できた。
定額給付金だって、皆が住基カードを持っていれば事務は恐ろしく簡単、低コストになる。
一番合理的なのは、住基カードに関する規制を見直し、米国の社会保障番号のような多様な利用を可能にすることだ。
そして住基カードを利用して効率的なワンストップサービスができるようにする。
それによって国も自治体も超えた行政システムを再構築する。それが理想だと思う。
102:Be名無しさん
09/03/18 09:53:00
≪「上からの目線」を排除し≫
とはいっても、一度ケチがついて現行法律で縛られてしまった住基カードの多機能化を、いまさら復活するのは至難の業だろう。
プライバシー的な問題だけを言うなら、住基カードを計画したころより情報技術も進歩しインターネットも普及した。
この機会に、それに対応した最新のネットワーク対応ICカードの採用を提案したい。
「住民基本台帳カード」というのも、いかにも行政側の管理のにおいがする「上から目線」を思わせるので、
名称もこの機会に「国民サービスカード」と変える。
プライバシーに最も気を使わないといけない「住民基本台帳番号」の露出は最小限とし、
通常はサービスごとの利用者番号を発行する。
その記録は各サービスのデータベースに分散し、
すべてのサービスの利用者番号と住民基本台帳番号を
一括記録しているのは各自のカードだけという構成にするのである。
住民基本台帳のときに言われた問題では、住基ネットの脆弱(ぜいじゃく)性のほかに「名寄せ」の問題があった。
しかし、このような構成なら名寄せは非常に難しくなる。
冒頭で述べたように、何より大事なことは「(国民サービスカードの導入で)何人の公務員、どの程度の行政予算を減らせるか」
というコスト削減の目標を国民に提示することだ。技術ができる限りのことをしても、プライバシーにもセキュリティーにも完全はない。
そのリスクを前提にしてもなお、日本が生き残るために、やらなければならない。
そういう覚悟を示す時期に今や来ているのではないだろうか。(さかむら けん)
103:Be名無しさん
09/03/18 10:48:34
新聞記事はそのうち消えるからという理由で全部転載してるのかな。
ウェブ魚拓とか使えば?