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メモ
抗コリン作用とα1受容体遮断作用は別のものである。
抗コリン作用とは副交感神経遮断作用(迷走神経遮断作用)のことである。
迷走神経を遮断すると血圧上昇、頻脈になる。
α受容体遮断作用とは交感神経のα受容体遮断のことである。
交感神経が遮断されると血圧低下、徐脈になる。
一般に血圧は主に交感神経系、特にα1受容体がコントロールしており、副交感神経系の血圧へ及ぼす影響は少ない。
故に、三環系抗うつ剤を内服したときは起立性低血圧に注意する必要がある。