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急性期では、幻覚や妄想などの激しい陽性症状を抗精神病薬によってできるだけ早く抑えることが目標になります。
一般に急性期の陽性症状は抗精神病薬によく反応しますから、症状が出始めた段階でなるべく早期に抗精神病薬による治療を開始することができれば、それだけ回復する可能性も大きくなります。
なお、緊急の場合の選択肢として、電気けいれん療法が行われることもあります。電気けいれん療法はかつての電気ショック療法のイメージから否定的な見方がされがちですが、
現在では薬によってけいれんを起こさない無けいれん療法が普及し安全な治療法といえます。緊張型で昏迷状態の場合や薬物療法で効果がみられない場合など、一部の患者さんでは有効な治療法です。