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ただし、その際に、中央銀行が発行するマネーが直接、家計(=消費者)に行き届くようにしなければならない。
そうでなければ、マネーの量を増やしても消費需要が増えるとは限らないからである。
このようなマネーの給付を「貨幣発行益の国民配当」と呼ぶことができる。
貨幣発行益とはマネーを発行することで得られる中央銀行の利益のことである。
この配当額は景気動向や物価上昇率などのマクロ経済の状況を鑑みて、変動させる必要がある。
このような貨幣発行益を財源とした景気安定化のための国民配当を「変動BI」と呼ぶこともできる。
人工知能技術の発達が雇用を破壊し、人々を貧困に陥れるかどうかは政策次第である。
上述した固定BIと変動BIからなる「2階建てBI」を実施することによって、多くの人々が豊かさを享受できるようになるはずだ。
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