07/12/12 12:53:49
法院が連鎖性犯罪者にまで被害者たちの身上情報をろ過無しに提供して被害者たちが報復犯罪
脅迫を受けることが起った。
ソウル中央地検刑事3部(部長検事チョ・ジュテ)は11日、性暴行被害女性たちの自宅に手紙を
送って裁判で自分に有利な陳述をするように脅した疑い(特加法上報復犯罪など)でキム某(42)
被告を起訴した。
先立ってキム被告は2002年~2006年に9歳女児を含んだ7人の女性を相次いで性暴行した疑いで
去年10月に拘束起訴された。キム被告は裁判を受けた去年12月と今年の2月、4月の3回にかけて
法院で裁判証人に出た被害女性3人の裁判記録閲覧・謄写を申請した。法院職員2人はこれを
受け入れて被害女性たちの人的事項と陳述内容を詳細にキム被告に提供した。
キム被告は去る5月、法院から渡された人的事項を元に3人の女性に手紙を送って「見間違いで
証言をされると罪の無い獄中生活をすることになる。法廷では顔をはっきりと上げて見て、悔しい
濡れ衣を明らかにしてくれ」と脅した。
特にキム被告は被害者の娘の名前を挙げて「証人が文を読むことができないから証人の娘が
読むと思った」などの内容を記して脅迫の強度を強めたりもした。しかし結局キム被告は容疑が
全て有罪と認められて、去る9月の抗訴審で懲役21年刑の宣告を受けて現在順天(スンチョン)
刑務所に服役中だ。
検察は今回報復犯罪の疑いでキム被告を追加起訴したこととは別に被害者の住所など人的事項を
包み隠さずに渡した法院職員2人に対して補強捜査をしている。
検察関係者は「被害者の保護が必要な性暴行犯罪などの被害者人的事項は厳しく保安を維持して
漏らすことができないようにする規定がある」「これに違反した場合処罰することができる」と説明
した。
検察は彼ら法院職員たちに対して3回召喚状を送って出席を強力に要求したが出席に応じないので
捜査に難航していると伝えられた。
さらに法院側は「被告人は公判調書の閲覧または謄写を請求することができるし、法院はこれを
拒否することができなくなっている」と原則論を固守している状況だ。
今回の事件と関連して去る10月青少年委員会は「法院が加害者の防御権保護という論理の下、
法に保障された被害者の基本権利を侵害して来たことを見せてくれる衝撃的な事件」として法院の
捜査協助を強力に促したりした。
▲中央日報(韓国語)2007/12/11
연쇄성폭행범에 피해자 기록건넨 `친절한` 법원
連鎖性犯罪者に被害者記録渡した'親切な'裁判所
[검찰, "법원 직원에 대해서도 보강 수사"]
検察,"法院職員に対しても補強捜査"]
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