【中国】政府の無策に沈むオタクビル「動漫城」at MOEPLUS【中国】政府の無策に沈むオタクビル「動漫城」 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト2:あやめφ ★ 08/04/22 12:36:59 ■ 予想と大きく違う雰囲気 ビルの入り口は国慶節を祝う飾りつけで日本のアニメキャラが派手に勢揃い。ところがそこを 抜けると、「あれっ」。薄暗くひんやりしたロビーがあるのみ。 もぬけの殻とはこのことか。人気の少ないロビーに門番がいたので、「ここが動漫城ですか?」 と聞くと、言葉で返すかわりに指を上に向けた。照明のないだだっ広い倉庫のような1階にではなく、 店舗は2階にあるらしい。 階段を上がると、たしかになるほど。日本の動漫とアイドル関連グッズやフィギュアなどを扱う 蛸壺ショップが10数軒ほど並んでいた。 狭い路地のような通路を歩く。ガラス張りのショップには、ウルトラマンからドラえもん、ドラゴン ボール、涼宮ハルヒまで、日本でおなじみのフィギュアがぎっしり陳列されている。日本のアイドルの CDやアニメ本、DVDのショップでは、正規版だけでなく海賊版も当たり前のように売られている。 コスプレ専門店もあり、衣装やアクセサリーを商品にしている。 事前のふれこみでは「上海版ミニアキバ」ということだった。実際には一棟のビルに専門店を 集めているので、あえていうなら中野ブロードウェイに近い感じだろうか。規模が予想よりも小さく、 アレレという印象だったけど。 東アジアにおける同様の「オタクビル」は、ココよりも昔、1980年代後半の香港に誕生している (「信和中心」という)。そこと比べても、かなりしょぼい感じだった。 それでも、国慶節の1週間の秋休みに入る前日だったせいか、制服姿の若者もそれなりに 来店していた。話を聞いてみよう。 ■ 中学の優等生女子にインタビュー 最初に声をかけた女子2人組は中学3年生。中国の小中学生が首に巻くネッカチーフ「紅領巾」は 優等生の証である。ふたりとも着けている。 ―― よくここに来るの? 「ときどき」 ―― 何を買いに来たの? 「携帯ストラップ」 ―― どんなアニメが好き? 「『BLEACH』かな」 日本では『BLEACH』と共に「死神モノ」とも括られる人気コミック『デスノート』がある。死神の落とした ノートを使って犯罪者に死の制裁を下すという設定。中国の小中高生の間でも異常な人気を見せた。 それに対し、当局は昨年5月、「神秘主義や死、復讐などの感情に訴え、青少年の健全な成長に マイナス」との理由から販売禁止にした。ストーリーを真似て、嫌いな友達や学校の先生の名前を ノートに書きこむお子様たちが続出したためだ。そして今年2月、『デスノート』に類する「ホラー・ オカルト作品」の出版物取締りのさらなる強化が通知された。 実は、『デスノート』の発行元である集英社は、中国に同作品のライセンスを付与していない。 すべて海賊版が勝手に起こした出来事である。 小さい頃から激しい受験競争にさらされる中国の子供たちにとって、心のスキマを埋める唯一の エンタメといえるのが海賊版だ。勉強漬けの日々を送っていると、「ホラー・オカルト」系や都市伝説に 魅了されやすいのは日本でも同じだから、実感としてよくわかる話。彼女らが「動漫城」で好んで 購入していく日本の動漫の中にも、いまはよくても近い将来、販売禁止の憂き目に遭うものが 紛れているはずだ。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch