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国際オリンピック委員会(IOC)は21日、2010年に開催する第1回ユース五輪の
開催都市をシンガポールに決定したと発表した。IOC委員による郵便投票の結果、
53票-44票でモスクワを退けた。
ユース五輪はロゲ会長の肝いりで昨夏に創設が決定。14-18歳を対象に、
競技とともに教育プログラムも盛り込み、約3200選手の参加を見込む。
実施競技数は12年ロンドン五輪と同じ26だが、種目数は縮小する。
ロゲ会長は「この大会は、若者に手を伸ばそうとするIOCの決意を推進する」と
意義を強調した。
開催には9都市が立候補し、書類選考で選ばれた5都市が、さらに2都市に
絞り込まれていた。
12年に開催する第1回冬季ユース五輪の開催都市は、来年11月に決定する。
(共同)
★ジュニア層育成の機会に 将来的には日本開催も
ユース五輪の第1回開催地がシンガポールに決まった。同じアジア地域で
開催される新設大会について、日本オリンピック委員会(JOC)は、参加資格や
予選方法など詳細が不明なため具体的な討議はしていないが、選手団は
派遣する方針だ。将来的には日本開催の可能性もある。
竹田恒和会長は「基本的には当然派遣すべきだと思っている」と話す。
現在、北京五輪へ向けた日本選手団の主力はベテランが中心となる見通し。
若手の台頭が急務となっており、福田富昭選手強化本部長は「ジュニア層を
育てる機会にしたい」と狙いを語る。参加に当たっては、競技団体との調整や、
五輪やアジア大会などと同様に国からの補助を取り付けることなどが課題となる。
夏季大会の参加選手は全体で約3200人。五輪の約3分の1の規模で、
地方都市が招致に名乗りを上げる可能性もある。竹田会長は「今は2016年
夏季五輪の東京都招致があるため難しいが、長いスパンでは招致も考えたい」
としている。
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