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漫画家、浦沢直樹氏(48)の大ヒット作を3部作で実写映画化する「20世紀少年」(堤幸彦監督)に
俳優、唐沢寿明(44)が主演することが3日、発表された。地球滅亡計画を阻止しようと立ち上がる
ケンヂとその仲間たちの戦いを描くSFサスペンスで、ほかに豊川悦司(48)と常盤貴子(35)が
出演と豪華な顔ぶれがそろった。総製作費は60億円の一大プロジェクトで、第1章が8月30日に
公開される。
今年最大の邦画実写話題作がベールを脱いだ。
飯沼伸之プロデューサーによると、キャストは浦沢氏のイメージ案を基に選考。正義感が強く、
ヒーローやロックスターの夢を見ながらコンビニ店長になったケンヂには「情けない人間が
世界を救うというケンヂの多面性を演じてくれる人」として唐沢を抜てき。
博識でエリートの道を歩む大柄男のオッチョ役には「身長が高くて、頼りがいがあり、
存在感のある」と豊川を、男顔負けの強さを発揮するユキジには「強い女性のイメージを
かって」と常盤を起用した。
映画主演は5年ぶりの唐沢は「原作を読んだ時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。
そんな作品の主人公を演じられることを光栄に思います」と大感激。オッチョ役を懇願したと
いう豊川は「浦沢ファンを裏切らないよう丁寧に演じていきたい」と誓い、常盤も「私がユキジ!?
無謀な取り組みにワクワクです」と興奮を隠せない。
製作費10億円で大作、20億円なら超大作といわれる邦画で、3部作とはいえ60億円を
一挙投入することも発表された。メガホンを執る堤監督は「エッ!」と仰天したが、
「(60~70年代と90年代以降の)時代を超えるシーンを実景とCGを織りまぜながら製作したり、
(SF感をより体感できように)圧倒的なVFX(視覚効果)を演出するのに金がかかるからね」
とニンマリ。
ほかにも世界各地の崩壊場面を描くため日本をはじめ、タイ、米、英、中国など7カ国で
ロケを敢行。60億円は、原作の世界観を忠実に再現するための軍資金となるもよう。
今回、脚本で参加した浦沢氏も「ワクワクします」と心待ちにしている。唐沢らの“ワールド
スケールの戦い”が、世界からも注目を集めそうだ。
ソースはURLリンク(www.sanspo.com)