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亀田興毅（２１＝協栄）が「控えめ路線」で再起戦に臨む。元ＷＢＯ世界フライ級王者
ホセ・ロペス・ブエノ（３３＝スペイン）戦（３月２２日、千葉・幕張メッセ国際展示場第２ホール）が
２９日、発表された。今回も中継局はＴＢＳだが、放送時間は午後４時から。
０５年１１月アランブレット戦以来８試合ぶりにゴールデンタイムから外れる。
ド派手復帰とはいかない。昨年の大毅の反則騒動による自粛処分明けの試合だ。
ＴＢＳの片山譲治プロデューサーは「一連の騒動を真摯（しんし）に受け止めて再出発する
意味を込めた」と説明。協栄ジムの金平会長は「度を越えたパフォーマンスは控えていく」と話し、
中継時間はだけでなく試合前の“お祭り路線”も変更されそうだ。
周囲の自粛ムードの中、本人は約８カ月ぶりの実戦に闘志を高める。３０日にメキシコ合宿に出発。
現地で元ＷＢＡ世界バンタム級暫定王者サラテら相手のスパーリングで実戦不足解消を目指す。
「いろんな人に迷惑を掛けた。試合で結果を出していく」。３月８日にＷＢＣフライ級王者内藤－
ポンサクレック戦、同下旬にＷＢＡ同級王者坂田の３度目の防衛戦がある。年内２階級制覇へ、
リング上では派手なＫＯを狙う。
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