08/05/23 21:32:33 0
児童ポルノの単純所持禁止について、今月22日に自民党と公明党は
「違反した場合は懲役または罰金の処罰規定あり」という方向で
法案化作業を急ぐことにしており、
対して民主党は「みだりに収集、または有償で取得した場合」に限定するそうですが、
既に児童ポルノ画像を勝手に保存するウイルスや、
児童ポルノ単純所持を検知して関連機関に通報するウイルスが実在しています。
■児童ポルノ画像を勝手に保存するウイルス「MELLPON」(メルポン)
このウイルスはいわゆるトロイの木馬型で、
2005年に「山田ウイルス」と最初に呼ばれていたもののオリジナル。
このウイルスを改良したウイルスが山のように発生していますが、
オリジナルである「TROJ_MELLPON.A」は感染すると以下のような挙動を示します。
>実行されると、不正プログラムは、自身と同じ名称のフォルダを作成します。
>このフォルダには、違法なポルノ画像が含まれており、サイズは約4.46MBです。
この「違法なポルノ画像」というのがなんと児童ポルノ画像であると以下の記事で報道されています。
2ちゃんねるに書き込む“山田ウイルス”にトレンドマイクロが対応
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
>MELLPON.Aに感染すると「mellpon」というフォルダがPC内に作成される。
>mellponフォルダには約4.46MBの児童ポルノ画像が保存されているという。
当然ながらこの児童ポルノ画像の種類はウイルス作者がちょっと工夫すれば
いろいろなものに変更可能であり、単純所持が違法化された場合には
おそらく画像の保有枚数などで「みだりに性的な興味を持って」保存していたかどうかが問われるはずなので、
かなり微妙なラインになるかもしれません。
ちなみに海外では「保存していたという形跡が残っていた」だけで逮捕されて
裁判が起こされて有罪になっているため、
「ウイルスに感染しただけなので単純所持にはならない」
という主張もどこまで通用するかわかりません。
URLリンク(gigazine.net)