【金融】「サムライ債」、完売の?米シティが日本投資家向けに発行…(ZAKZAK)[08/07/07]at BIZPLUS
【金融】「サムライ債」、完売の?米シティが日本投資家向けに発行…(ZAKZAK)[08/07/07] - 暇つぶし2ch1:依頼220@かくしおまコンφ ★
08/07/08 00:35:52 BE:1075904257-2BP(3094)
★サムライ債、完売の?米シティが日本投資家向けに発行

 米サブプライム住宅ローン問題で巨額損失を出し続けている米シティグループが日本の投資家向けに
社債を発行したところ、わずか4営業日で完売し話題を呼んでいる。期間3年で利率2.66%という
条件について、「シティの経営状況を考えれば、もっと投資家に有利な条件を提示すべきでは」(金融筋)
との声もある。それがあっという間に完売してしまうのは、なぜなのか-。

 話題になっているのは、「シティグループ・インク 第24回円貨社債」。日本円で購入できることから、
「サムライ債」とも呼ばれている商品だ。購入は100万円単位。募集期間は6月13日から30日まで
だったが、発売4営業日目の18日には、発行総額1865億円分が完売となった。

 販売窓口だった日興シティホールディングスは「AAマイナスという高い格付けの社債であることや、
円建てであるため為替リスクがないということもあり、ご好評のうちに完売となりました」(広報部)と
説明している。

 ちなみに、日本の金融機関の3年定期預金の金利は全国平均で0.4%台。もっとも高いものでも、
日本振興銀行の夏のボーナスキャンペーンの金利1.5%とみられ、これらの金利と比べると、
シティの社債の2.66%は破格の高金利にみえる。

 ただ、専門家の間には異論もある。シティが今年1月に一般公募した優先転換社債の利回りは
ドル建てで6.5%。今回の円建て社債の2.66%を大きく上回る水準だったため、「今のシティの状況で
2.66%は低い。日本の投資家にも、もっと有利な条件を提示すべきでは」(金融筋)との不満も出ているのだ。

 実際のところ、2.66%という利回りをどうみればいいのか。

 ある金融専門家に聞いてみると、「金融機関が他の金融機関から資金を調達する際に用いられる
円金利スワップレートは現在、期間3年物で1.4%程度。シティの円建て社債の利率が3年で2.66%
ということは、シティの経営状況に対するリスクプレミアム(上乗せされた金利)が1.2%程度は乗っている
ということで、言われるほど悪いわけではないのでは」との答え。

 シティが発行したドル建て優先転換社債の金利よりも大幅に低いことについては、「ドル建ての金利と
円建ての金利は別物。比較するのには無理がある」との解説だった。

 もちろんこの円建て社債は通常の債券と同様、満期前に売却する場合には市場金利の動向や
発行体であるシティの経営状況に応じて販売価格が変動し、元本割れのリスクもある。

 また、シティは完売翌日の6月19日、ゲーリー・クリッテンデン最高財務責任者が「サブプライム問題による
評価損を大幅に追加計上するため、4-6月期の業績が押し下げられる」と発言し、世界中の投資家に
サブプライム問題の傷口の深さを印象づけた。

 円建て社債はなかなかの投資商品のようだが、シティを取り巻く環境を考えると、購入者には釈然としない
部分も出てきそうだ。

ソース:ZAKZAK 2008/07/07
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
関連スレッド:
【投資】米シティ、個人向けサムライ債発行へ 最大1000億円[08/06/10]
スレリンク(bizplus板)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch