07/09/22 20:52:12 UA7ah9vP0 BE:26393287-PLT(66667) ポイント特典
シャープは22日、「フルセグ」と呼ばれる一般のテレビ向けの地上デジタル放送を受信で
きる携帯電話の開発に乗り出したことを明らかにした。数年後の実用化を目指しており、携
帯型テレビ、電子辞書といった製品にも生かす考えだ。
携帯電話には、すでに「ワンセグ」という携帯端末向け地デジ放送を受信できる機種が実
用化されており、電子情報技術産業協会(JEITA)によると国内出荷台数は7月までの累計
で1177万5000台。7月単独の出荷台数では、前年同月の6倍にあたる187万台と携帯電
話全体の36・6%を占める。
ワンセグは従来のアナログ放送より画質が向上しているものの、1秒間に15コマの画像し
か受信できない。4倍の60コマを受信可能なフルセグに比べ、画質の繊細さや滑らかさで
見劣りするという。
このため、地デジ放送受信用チューナーのデバイス(部品)開発を手がけるシャープは、フ
ルセグ受信用チューナーに組み込む集積回路(IC)の開発に着手。今のところ、携帯端末用
としては大きすぎるサイズ(縦5センチ、横4センチ、厚さ1・5センチ)の小型化を図ると同時
に、消費電力を端末のバッテリーでまかなえるよう研究を進め、厚さ数ミリ程度の切手サイ
ズまで縮小することを目指している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)