07/11/20 19:46:07
パリ─サルコジ政権が推し進める年金制度改革に反対するフランス国鉄など交通機関の
労働組合による大規模ストライキは、２０日になっても収束する気配がなく、同日には幅
広い職種の公務員が参加し、学校や空港などでも混乱が生じている。
ストに参加したのは学校の教職員や郵便局、税務関連職員。このため、交通機関のみなら
ず、各方面で混乱が生じている。
ラガルド経済相は１９日、交通ストによる損害額は、１日あたり少なくとも４億３９６０
万─５億１２７０万ドル（約４８４─５６４億円）規模に相当すると見積った。
しかし、ストの規模が拡大する一方で、サルコジ政権側は譲歩の姿勢をまったく見せてい
ない。
フィヨン首相は年金制度改革は、必ず実施しなければならないと主張。また、政府報道官
は２０日、労組側が設けた２１日の話し合いの席には、代表者は着かないだろうとしてお
り、事態が収拾する様相は見えていない。
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